ボールねじとは?構造と仕組み、精密(研削)と転造の違い、精度等級・リードの選び方
工作機械・

この
ボールねじは、
ボールねじとは
ボールねじ
構造と仕組み
- ねじ軸・ナット・
ボール (鋼球)と、 ボールを 戻す循環部品で できています - ねじ軸を
回すと、 ねじ軸と ナットの 溝の 間を ボールが 転がり、 ナットが まっすぐ 進みます - 転がった
ボールは、 チューブ・ デフレクタ・ エンドキャップ などの 循環部品を 通って 元の 位置に 戻ります
使用例
- 工作機械
(NC機)の 送り機構 - 半導体製造装置・
産業用ロボットの 搬送と 位置決め - 食品機械・
医療機器・ 印刷機器などの 直線の軸 - 電動射出成形機・
プレス機 (高負荷用)
種類と違い
精密ボールねじ(研削)
ねじ溝を
転造ボールねじ
丸い棒を
高負荷用ボールねじ
ボールを
選定のしかた
THKの
- 使う
条件 (荷重・速さ・ストローク) を決める - 精度等級を
決める - 軸の
長さを 決める - リードと
軸径を 決める - ねじ軸の
固定方法 (支持のしかた)を 決める - 荷重・
回転数・ 寿命・ 剛性を 確かめる - 回転トルクから、
駆動する モーターを 決める
精度等級
- JISでは、
位置決め用が C0・ C1・ C3・ C5、 搬送用が C7・C10の 6等級です (黒田精工の解説) - Cの
後の 数字が 小さい ほど 精度が 高くなります - 精度を
上げすぎると 値段と 納期が 増えるので、 装置に 要る 位置決めの 精度に 合わせます
リード
- リードは、
ねじ軸が 1回 転した ときに ナットが 進む距離です - 大きい
リードは 速く 送れ、 小さい リードは 細かく 止められます - 同じ
モーターなら、 小さい リードの ほうが 大きな 推力を 出せます
ねじ軸の固定方法
- ねじ軸は
両端を 軸受 (サポートユニット)で 支えます - 固定側と
支持側の 組み合わせで、 出せる 回転数 (危険速度)と、 受けられる 荷重が 変わります - 両側とも
固定に すると、 ねじ軸の 熱に よる 伸びで 軸受の 寿命が 落ちる ことがあります (日本精工の注意書き)
バックラッシ(バックラッシュ)と予圧
- バックラッシは、
かみ合って 動く 部品どうしの あそびです - ボールねじの
軸方向すきまは、 0.005mm以下・ 0.010mm以下・ 0.030mm以下・ 0.20mm以下などが あります (黒田精工) - 位置決めの
軸では 予圧を かけて、 すきまを 0にします。 予圧の かけ方には、 少し 大きい ボールを 入れる 方式、 ナット 1個で リード をずらす オフセット 予圧、 ナット 2個を 使う ダブルナット 予圧が あります - 予圧を
かけすぎると、 熱を 持ったり寿命が 落ちたりします - 物を
運ぶだけの 軸は、 すきまを 残した ほうが 回す力と 熱を 抑えられます
すべりねじ・台形ねじとの違い
- すべりねじは、
ねじ山どうしが こすれて 動きます。 ボールねじは、 ボールが 転がって 動きます - 黒田精工の
解説では、 ボールねじの 機械効率は 90%以上、 すべりねじは 30%ほどです - THKは、
すべりねじに 比べて 駆動トルクが 1/3以下に なると 案内しています - すべりねじは
手を 離しても 下がりませんが、 ボールねじは 効率が 高いぶん、 縦に 使うと 自重で 回って 下がります
一緒に選ぶもの
リニアガイド
ボールねじが
サポートユニット (軸受)
ねじ軸を
カバー(防塵)
切粉や
昇降機構に使うとき
縦に
グリスアップ方法と頻度
- ボールねじは、
手入れが 楽で 経済的な グリースを 使うことが 多く、 オイルは 集中給油の 工作機械などに 使います (黒田精工) - 黒田精工は、
耐水性・耐熱性に 優れた リチウム石けん基の グリースを 勧めています - 第一測範製作所の
案内では、 稼働後1〜2か月で 点検し、 汚れていたら 古い グリースを 抜いて 新しい グリースを 入れます。 その後は 0.5〜1年ごと (使い方で変わる)に 点検・補給します - 長く
手入れを 減らしたいなら、 ボールリテーナ 入りや 潤滑ユニット付きの 製品を 選びます
値段の見方
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種類・精度等級・

