口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料

建物の基礎に入れる免震装置や、サーバー室・美術品・精密機器の床と機器を守る免震装置を選ぶ、設計・設備・総務・購買の担当の方へ

免震装置のメーカー8社比較【2026年】

免震装置は、建物や床と地面のあいだに入れて、
地震の横揺れを伝わりにくくする装置です。

ABOUT

免震装置とは

比較表を見る ↓

建物と地面のあいだ(免震層)に入れて、
地震の横揺れを建物に伝わりにくくする装置です。
免震部材・アイソレーターとも呼び、サーバー室や美術品の床・機器だけを守る小さな装置もあります。

製品の特長

  • 役目は3つ支える(支承)、揺れを吸収する(減衰)、元に戻す⁠(復元)
  • 建物用は積層ゴム・すべり支承・ダンパーを組み合わせる1つで全部を持つ装置もある
  • 床・機器用は置くだけの物が多い高さ3〜159mm

使うメリット

  • 建物の揺れそのものを小さくできる中の家具や機器が倒れにくい
  • 地震のあとも使い続けやすい病院・庁舎・データセンターで使う
  • 床・機器用なら、建物を建て替えずに後から入れられるサーバーラック1台から

選ぶときに注意すること

  1. 地震のとき建物や床が横に動くので、まわりに動ける空間をとる
  2. 建物用は大臣認定を取った装置を、構造設計に合わせて選ぶ
  3. 完成後も、免震層と装置の維持管理点検を続ける
  4. 床・機器用は、載せる物の重さと動ける量(±200mmなど)を確かめる

※免震構造のしくみは香川県の資料、免震部材の分け方は国土技術政策総合研究所の資料、免震支承の割合と点検の根拠は日本免震構造協会のデータ集積・よくある質問による。製品の数字は各メーカーの公式の製品ページ・カタログによる。

LIST

免震装置の比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

免震装置13製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

積層ゴム

3製品
オイレス工業株式会社LRB(鉛プラグ入り積層ゴム)1台で支えて揺れも吸収したい建物口コミを書く要見積

積層ゴムと鉛のダンパーが一体なので、置き場所をとらず、施工も楽です。1基で約100〜2,000tを支え、鉛プラグの太さで減衰の強さと、風では動かない固さを決められます。角型のLRB-Sもあります。

方式
積層ゴム
構造
鉛プラグ入り積層ゴム
支える重さ
約100〜2,000t(⁠1基あたり)
揺れを止めるしくみ
鉛プラグ
使う所
建物の免震
記載なし
動ける量・大きさ・大臣認定・⁠⁠⁠高さ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社ブリヂストン高減衰ゴム系積層ゴム X0.6R(HLシリーズ)ダンパーの数を減らしたい建物口コミを書く要見積

ゴムそのものが揺れを吸収するので、別にダンパーを置かずに済むか、数を減らせます。Xシリーズは繰り返し揺れたあとの硬さの変わり方を従来の高減衰ゴムより小さくしてあり、解析で扱いやすいのが持ち味です。表の値はHLシリーズのうち外径600〜1,000mmの標準品です。

方式
積層ゴム
構造
高減衰ゴム系積層ゴム
支える重さ
長期軸力2,940〜11,800kN
大きさ
ゴム外径600〜1,000mm
揺れを止めるしくみ
ゴムそのもの(等価減衰定数0.240)
大臣認定
MVBR-0514、MVBR-0520
高さ
323.2〜373.1mm
使う所
軽い建物から超高層まで
記載なし
動ける量
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)
株式会社免制震ディバイスSnRB(錫プラグ入り積層ゴム)鉛を使わずに減衰を持たせたい建物口コミを書く要見積

鉛の代わりに錫を入れた積層ゴムで、鉛を使いたくない建物に使えます。同じ大きさの鉛プラグ入りより1.7倍の減衰があるので、装置の数を減らせます。直径700〜1,500mmで、15N/mm²の高い面圧に使えます。

方式
積層ゴム
構造
錫プラグ入り積層ゴム
支える重さ
面圧15N/mm²
大きさ
直径700〜1,500mm
揺れを止めるしくみ
錫プラグ(同じ大きさの鉛プラグ入りの1.7倍⁠)
大臣認定
MVBR-0257
使う所
鉛を使いたくない建物
記載なし
動ける量・高さ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

すべり支承

3製品
オイレス工業株式会社SSR(弾性すべり支承)柱の荷重が小さい所の支承口コミを書く要見積

自社で作るすべり材を天然ゴムの積層ゴムに付けた支承です。小さな荷重の柱にも使え、大きく揺れたときはすべって大型の装置と同じくらい動きます。LRBやRBと組み合わせて使います。

方式
すべり支承
構造
弾性すべり支承
支える重さ
小さな荷重から
揺れを止めるしくみ
すべり(自社のすべり材)
使う所
LRB・RBと組み合わせる
記載なし
動ける量・大きさ・大臣認定・⁠⁠⁠高さ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
日鉄エンジニアリング株式会社球面すべり支承 NS-SSB軽い建物・低層の建物の免震口コミを書く要見積

鉄の装置1つで、支える・揺れを吸収する・元に戻すの役目を全部持ちます。周期が建物の重さで変わらないので、低層や軽い建物、積雪や荷物で重さが変わる建物にも効きます。固有周期・摩擦係数・限界変形量を組み合わせて選びます。

方式
すべり支承
構造
球面すべり支承(振り子)
支える重さ
約100〜約3,400t
動ける量
限界変形量450〜950mm
大きさ
スライダー直径150〜850mm
揺れを止めるしくみ
摩擦(摩擦係数0.013、0.043⁠)
使う所
低層・軽い建物にも
記載なし
大臣認定・⁠⁠⁠高さ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社ブリヂストン弾性すべり支承 STシリーズ柱の軽い所の支承口コミを書く要見積

天然ゴムの積層ゴムの下に、すべり材を付けた支承です。小さく揺れるうちはゴムが変形し、大きく揺れるとすべって動くので、限界変形は最大1,575mmまでとれます。すべると元に戻る力が無いため、積層ゴムと組み合わせて使います。

方式
すべり支承
構造
弾性すべり支承
動ける量
限界変形 最大1,575mm
揺れを止めるしくみ
すべり(摩擦係数μ0.007)
大臣認定
MVBR-0581
使う所
ほかの積層ゴムと組み合わせる
記載なし
支える重さ・大きさ・⁠⁠⁠高さ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

免震用ダンパー

2製品
日鉄エンジニアリング株式会社免震NSUダンパー地震後に目で傷みを確かめたい建物口コミを書く要見積

鋼材が曲がって地震の力を吸収するダンパーで、温度や揺れの速さで性能が変わりません。地震のあとは傷み具合を目で確かめられ、ダンパー部分だけ取り替えられます。限界変形は550〜1,000mmの5つのシリーズから選びます。

方式
免震用ダンパー
構造
U字形の鋼材ダンパー
動ける量
限界変形550〜1,000mm
揺れを止めるしくみ
鋼材の変形(SN490B)
使う所
積層ゴム・すべり支承と組み合わせる
記載なし
支える重さ・大きさ・大臣認定・⁠⁠⁠高さ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社免制震ディバイスRDT(減衰こま)免震用小さくても強い減衰がほしい免震層口コミを書く要見積

ボールねじで動きを速い回転に変えて増やすので、小さな本体で大きな減衰力が出ます。免震用は20〜1,400kNで、ストロークは1,000mmまであります。せん断型の粘性ダンパーより温度で性能が変わりにくいのが持ち味です。

方式
免震用ダンパー
構造
ボールねじ+粘性体のダンパー
動ける量
ストローク1,000mmまで
揺れを止めるしくみ
粘性体(20〜1,400kN)
大臣認定
MVBR-0220〜0223
使う所
新築の免震層、耐震改修
記載なし
支える重さ・大きさ・⁠⁠⁠高さ
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様

床免震・機器免震

5製品
アイディールブレーン株式会社ミューソレーター(μ-Solator)床を上げずに既存の部屋を免震に口コミを書く要見積

厚さ3mmの2枚のプレートを滑らせる免震で、床を上げずにラック1台からエリア全体まで敷けます。静止摩擦係数を約10⁠%にしてあるので、ふつうは動かず、大きな地震のときだけ滑ります。動ける範囲を超えても段差がごく小さいので、載せた物が転びにくい作りです。

方式
床免震・機器免震
構造
2枚のプレートのすべり
支える重さ
面圧100t/m²
動ける量
周囲25cm(推奨)
揺れを止めるしくみ
摩擦(静止約10%、動くと約6.4%)
高さ
3mm
使う所
サーバー室・美術品・医療機器
記載なし
大きさ・大臣認定
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社エーエス床免震 FF-450電算室の一角だけ床を免震に口コミを書く要見積

部屋の一角から床ごと免震にでき、予算に合わせて広さを決められます。2,700mm角で、広さあたり350〜1,000kg/m²を載せられ、±250mm動きます。上に450mmのOAフロアの板を敷くので、機器の置き方を後から変えられます。

方式
床免震・機器免震
構造
床ごと免震にする架台
支える重さ
350〜1,000kg/m²
動ける量
±250mm
大きさ
2,700×2,700mm
揺れを止めるしくみ
車輪と車軸の回転摩擦
高さ
159mm
使う所
電算室・美術館の床
記載なし
大臣認定
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社エーエス機器免震 AK1重いラック・精密機械を1台ずつ口コミを書く要見積

円弧のレールを車輪が転がる振り子のしくみで、載せる物の重さが変わっても免震の効き方が変わりません。1台で1,500kgまで載せられ、±230mm動きます。定期的に替える部品が無いので、手入れの手間がかかりません。

方式
床免震・機器免震
構造
車輪と円弧レールの振り子
支える重さ
1,500kg
動ける量
±230mm
大きさ
530×1,200mm
揺れを止めるしくみ
車輪と車軸の回転摩擦
高さ
98mm
使う所
サーバーラック・精密機械
記載なし
大臣認定
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
株式会社昭電ラック用免震装置 SD-⁠6長周期の揺れも気になるサーバー室口コミを書く要見積

直下型の短い周期の揺れにも、長くゆっくり続く揺れにも効くよう、摩擦の強さを調整できるラック用の免震台です。厚さは90mmで、100〜1,200kgのラックを載せられます。動きを止める摩擦デバイスで、長周期の揺れの変位を抑えます。

方式
床免震・機器免震
構造
ラックの下に置く免震台
支える重さ
100〜1,200kg
動ける量
±200mm
大きさ
W400×D1,000〜1,190mm
揺れを止めるしくみ
回転摩擦(トルクリミッタ)
高さ
90mm
使う所
サーバーラック・通信機器
記載なし
大臣認定
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様
THK株式会社免震モジュール TGS型サーバー室・管制室の床を免震に口コミを書く要見積

OAフロアと同じ450・500・600mm角のモジュールを並べて、床ごと免震にできます。LMガイドがボールで上下左右を押さえているので、最大変位を超えても外れず、片寄った荷物でもねじれません。後からモジュールを足して広げられます。

方式
床免震・機器免震
構造
転がり(LMガイド)のモジュール
支える重さ
最大3,000kg/m²
動ける量
±200〜±315mm(45°⁠⁠⁠方向)
大きさ
450・500・600mm角
揺れを止めるしくみ
減衰の機能を内蔵
高さ
100〜112mm
使う所
床免震、重い機器の部分免震
記載なし
大臣認定
公式ページへ詳細・⁠⁠⁠仕様カタログ(PDF)

積層ゴム3製品

オイレス工業株式会社

LRB(鉛プラグ入り積層ゴム)

1台で支えて揺れも吸収したい建物

積層ゴムと鉛のダンパーが一体なので、置き場所をとらず、施工も楽です。1基で約100〜2,000tを支え、鉛プラグの太さで減衰の強さと、風では動かない固さを決められます。角型のLRB-Sもあります。

コスト要見積

方式
積層ゴム
構造
鉛プラグ入り積層ゴム
支える重さ
約100〜2,000t(⁠1基あたり)
揺れを止めるしくみ
鉛プラグ
使う所
建物の免震
記載なし
動ける量・大きさ・大臣認定・⁠⁠⁠高さ
公式ページへ
株式会社ブリヂストン

高減衰ゴム系積層ゴム X0.6R(HLシリーズ)

ダンパーの数を減らしたい建物

ゴムそのものが揺れを吸収するので、別にダンパーを置かずに済むか、数を減らせます。Xシリーズは繰り返し揺れたあとの硬さの変わり方を従来の高減衰ゴムより小さくしてあり、解析で扱いやすいのが持ち味です。表の値はHLシリーズのうち外径600〜1,000mmの標準品です。

コスト要見積

方式
積層ゴム
構造
高減衰ゴム系積層ゴム
支える重さ
長期軸力2,940〜11,800kN
大きさ
ゴム外径600〜1,000mm
揺れを止めるしくみ
ゴムそのもの(等価減衰定数0.240)
大臣認定
MVBR-0514、MVBR-0520
高さ
323.2〜373.1mm
使う所
軽い建物から超高層まで
記載なし
動ける量
公式ページへ
株式会社免制震ディバイス

SnRB(錫プラグ入り積層ゴム)

鉛を使わずに減衰を持たせたい建物

鉛の代わりに錫を入れた積層ゴムで、鉛を使いたくない建物に使えます。同じ大きさの鉛プラグ入りより1.7倍の減衰があるので、装置の数を減らせます。直径700〜1,500mmで、15N/mm²の高い面圧に使えます。

コスト要見積

方式
積層ゴム
構造
錫プラグ入り積層ゴム
支える重さ
面圧15N/mm²
大きさ
直径700〜1,500mm
揺れを止めるしくみ
錫プラグ(同じ大きさの鉛プラグ入りの1.7倍⁠)
大臣認定
MVBR-0257
使う所
鉛を使いたくない建物
記載なし
動ける量・高さ
公式ページへ

すべり支承3製品

オイレス工業株式会社

SSR(弾性すべり支承)

柱の荷重が小さい所の支承

自社で作るすべり材を天然ゴムの積層ゴムに付けた支承です。小さな荷重の柱にも使え、大きく揺れたときはすべって大型の装置と同じくらい動きます。LRBやRBと組み合わせて使います。

コスト要見積

方式
すべり支承
構造
弾性すべり支承
支える重さ
小さな荷重から
揺れを止めるしくみ
すべり(自社のすべり材)
使う所
LRB・RBと組み合わせる
記載なし
動ける量・大きさ・大臣認定・⁠⁠⁠高さ
公式ページへ
日鉄エンジニアリング株式会社

球面すべり支承 NS-SSB

軽い建物・低層の建物の免震

鉄の装置1つで、支える・揺れを吸収する・元に戻すの役目を全部持ちます。周期が建物の重さで変わらないので、低層や軽い建物、積雪や荷物で重さが変わる建物にも効きます。固有周期・摩擦係数・限界変形量を組み合わせて選びます。

コスト要見積

方式
すべり支承
構造
球面すべり支承(振り子)
支える重さ
約100〜約3,400t
動ける量
限界変形量450〜950mm
大きさ
スライダー直径150〜850mm
揺れを止めるしくみ
摩擦(摩擦係数0.013、0.043⁠)
使う所
低層・軽い建物にも
記載なし
大臣認定・⁠⁠⁠高さ
公式ページへ
株式会社ブリヂストン

弾性すべり支承 STシリーズ

柱の軽い所の支承

天然ゴムの積層ゴムの下に、すべり材を付けた支承です。小さく揺れるうちはゴムが変形し、大きく揺れるとすべって動くので、限界変形は最大1,575mmまでとれます。すべると元に戻る力が無いため、積層ゴムと組み合わせて使います。

コスト要見積

方式
すべり支承
構造
弾性すべり支承
動ける量
限界変形 最大1,575mm
揺れを止めるしくみ
すべり(摩擦係数μ0.007)
大臣認定
MVBR-0581
使う所
ほかの積層ゴムと組み合わせる
記載なし
支える重さ・大きさ・⁠⁠⁠高さ
公式ページへ

免震用ダンパー2製品

日鉄エンジニアリング株式会社

免震NSUダンパー

地震後に目で傷みを確かめたい建物

鋼材が曲がって地震の力を吸収するダンパーで、温度や揺れの速さで性能が変わりません。地震のあとは傷み具合を目で確かめられ、ダンパー部分だけ取り替えられます。限界変形は550〜1,000mmの5つのシリーズから選びます。

コスト要見積

方式
免震用ダンパー
構造
U字形の鋼材ダンパー
動ける量
限界変形550〜1,000mm
揺れを止めるしくみ
鋼材の変形(SN490B)
使う所
積層ゴム・すべり支承と組み合わせる
記載なし
支える重さ・大きさ・大臣認定・⁠⁠⁠高さ
公式ページへ
株式会社免制震ディバイス

RDT(減衰こま)免震用

小さくても強い減衰がほしい免震層

ボールねじで動きを速い回転に変えて増やすので、小さな本体で大きな減衰力が出ます。免震用は20〜1,400kNで、ストロークは1,000mmまであります。せん断型の粘性ダンパーより温度で性能が変わりにくいのが持ち味です。

コスト要見積

方式
免震用ダンパー
構造
ボールねじ+粘性体のダンパー
動ける量
ストローク1,000mmまで
揺れを止めるしくみ
粘性体(20〜1,400kN)
大臣認定
MVBR-0220〜0223
使う所
新築の免震層、耐震改修
記載なし
支える重さ・大きさ・⁠⁠⁠高さ
公式ページへ

床免震・機器免震5製品

アイディールブレーン株式会社

ミューソレーター(μ-Solator)

床を上げずに既存の部屋を免震に

厚さ3mmの2枚のプレートを滑らせる免震で、床を上げずにラック1台からエリア全体まで敷けます。静止摩擦係数を約10⁠%にしてあるので、ふつうは動かず、大きな地震のときだけ滑ります。動ける範囲を超えても段差がごく小さいので、載せた物が転びにくい作りです。

コスト要見積

方式
床免震・機器免震
構造
2枚のプレートのすべり
支える重さ
面圧100t/m²
動ける量
周囲25cm(推奨)
揺れを止めるしくみ
摩擦(静止約10%、動くと約6.4%)
高さ
3mm
使う所
サーバー室・美術品・医療機器
記載なし
大きさ・大臣認定
公式ページへ
株式会社エーエス

床免震 FF-450

電算室の一角だけ床を免震に

部屋の一角から床ごと免震にでき、予算に合わせて広さを決められます。2,700mm角で、広さあたり350〜1,000kg/m²を載せられ、±250mm動きます。上に450mmのOAフロアの板を敷くので、機器の置き方を後から変えられます。

コスト要見積

方式
床免震・機器免震
構造
床ごと免震にする架台
支える重さ
350〜1,000kg/m²
動ける量
±250mm
大きさ
2,700×2,700mm
揺れを止めるしくみ
車輪と車軸の回転摩擦
高さ
159mm
使う所
電算室・美術館の床
記載なし
大臣認定
公式ページへ
株式会社エーエス

機器免震 AK1

重いラック・精密機械を1台ずつ

円弧のレールを車輪が転がる振り子のしくみで、載せる物の重さが変わっても免震の効き方が変わりません。1台で1,500kgまで載せられ、±230mm動きます。定期的に替える部品が無いので、手入れの手間がかかりません。

コスト要見積

方式
床免震・機器免震
構造
車輪と円弧レールの振り子
支える重さ
1,500kg
動ける量
±230mm
大きさ
530×1,200mm
揺れを止めるしくみ
車輪と車軸の回転摩擦
高さ
98mm
使う所
サーバーラック・精密機械
記載なし
大臣認定
公式ページへ
株式会社昭電

ラック用免震装置 SD-⁠6

長周期の揺れも気になるサーバー室

直下型の短い周期の揺れにも、長くゆっくり続く揺れにも効くよう、摩擦の強さを調整できるラック用の免震台です。厚さは90mmで、100〜1,200kgのラックを載せられます。動きを止める摩擦デバイスで、長周期の揺れの変位を抑えます。

コスト要見積

方式
床免震・機器免震
構造
ラックの下に置く免震台
支える重さ
100〜1,200kg
動ける量
±200mm
大きさ
W400×D1,000〜1,190mm
揺れを止めるしくみ
回転摩擦(トルクリミッタ)
高さ
90mm
使う所
サーバーラック・通信機器
記載なし
大臣認定
公式ページへ
THK株式会社

免震モジュール TGS型

サーバー室・管制室の床を免震に

OAフロアと同じ450・500・600mm角のモジュールを並べて、床ごと免震にできます。LMガイドがボールで上下左右を押さえているので、最大変位を超えても外れず、片寄った荷物でもねじれません。後からモジュールを足して広げられます。

コスト要見積

方式
床免震・機器免震
構造
転がり(LMガイド)のモジュール
支える重さ
最大3,000kg/m²
動ける量
±200〜±315mm(45°⁠⁠⁠方向)
大きさ
450・500・600mm角
揺れを止めるしくみ
減衰の機能を内蔵
高さ
100〜112mm
使う所
床免震、重い機器の部分免震
記載なし
大臣認定
公式ページへ
Q&A

免震装置選びで、よくある疑問

購買担当の疑問免震装置の価格・費用は、いくら?

値段を公開している製品は、この表の13製品に1つもありません。建物用は構造設計で大きさと数が決まるので、設計者や施工会社を通して見積もりを取ります。床・機器用も、載せる物の重さと台数、部屋の広さを伝えて見積もります。

設備担当の疑問免震装置の種類は?積層ゴムとすべり支承の違いは?

積層ゴムは、薄いゴムと鋼板を重ねたもので、建物を支えながら横にゆっくり動き、ゴムの力で元に戻ります。すべり支承は、すべり材がすべって動くので軽い荷重の柱にも使え、ブリヂストンのSTシリーズは限界変形が最大1,575mmです。日本免震構造協会のデータでは、2020〜2024年の納入は高減衰積層ゴム28%、天然ゴム系26%、弾性すべり支承21%、球面すべり支承13%、プラグ入り11%です。

総務の疑問免震装置の仕組みは?どうして揺れが伝わりにくい?

免震部材は、支える支承材、揺れを吸収する減衰材、元に戻す復元材に分けられます。建物を横に柔らかく支えて揺れの周期を長くし、ダンパーで揺れを吸収します。日鉄エンジニアリングのNS-SSBのように、振り子の原理で1つの装置が全部の役目を持つものもあります。

設備担当の疑問免震装置のダンパーは、どれを選ぶ?

鉛や錫のプラグを入れた積層ゴムなら、ダンパーが一体なので数を減らせます。別に置くなら、鋼材が曲がって吸収する免震NSUダンパー(限界変形550〜1,000mm)や、粘性体で止めるRDT(20〜1,400kN)があります。鋼材のダンパーは温度や揺れの速さで性能が変わらず、地震のあとに傷みを目で確かめられます。

工場長の疑問免震と制振(制震)装置の違いは?

免震は、建物と地面のあいだに装置を入れて、揺れそのものを建物に伝えにくくします。制振は、建物の中の壁や柱にダンパーを入れて、建物が揺れたときのエネルギーを吸収します。このページは免震の装置だけを載せ、制振のダンパーだけの製品は外しています。

施設管理の疑問免震装置の点検は法定?点検の基準は?

建築基準法第8条で、建物の持ち主や管理者は建物を常に適法な状態に保つよう努めます。免震建物は設計図書に維持管理計画が書いてあるので、それに沿って点検します。日本免震構造協会は、点検の基準として「免震建物の維持管理基準」を出しています。

経営者の疑問免震装置の耐用年数は?ゴムはどれくらいもつ?

ブリヂストンは、促進劣化試験をもとに、20℃で60年後を想定した免震ゴムの性能の変わり方を示しています。日鉄エンジニアリングのNS-SSBは、主な部品が鉄で劣化しにくい作りです。実際に使える年数は、点検の結果と設計者の判断で決まります。

施設管理の疑問免震装置の交換はできる?地震のあとは?

免震NSUダンパーは、地震のあとに傷み具合を目で確かめられ、ダンパー部分だけ取り替えられます。ブリヂストンは出荷の前に全数の性能検査をしています。積層ゴムや支承を替えるときは、建物の重さを一時的に受け替えるので、設計者・施工会社と計画します。

設備担当の疑問免震装置の大臣認定とは?認定番号はどこで見る?

建物用の免震装置は、国土交通大臣の免震材料の認定を取り、その番号(MVBRで始まる番号)で区別します。ブリヂストンのX0.6RはMVBR-0514とMVBR-0520、STシリーズはMVBR-0581、免制震ディバイスのSnRBはMVBR-0257です。免震建物は、大臣認定を受けるか、2000年建設省告示2009号で計算して確認申請を受けます。

総務の疑問サーバーラックの免震装置は、どう選ぶ?

ラックの重さと、動ける量、置ける高さで選びます。昭電のSD-6は100〜1,200kgで高さ90mm、エーエスのAK1は1,500kgまでで±230mm動きます。床を上げられない部屋なら、厚さ3mmのミューソレーター、OAフロアの床ごと免震にするならTHKのTGS型(最大3,000kg/m²)があります。

経営者の疑問住宅(戸建て)の免震装置は、このページに載っている?

載せていません。このページは、ビルや病院などの建物用の免震装置と、建物の中の床・機器用の免震装置が対象です。THKは2025年に、戸建て住宅向けのCLBとRDTの新規受注を止めると知らせています。戸建ての免震は、家を建てる住宅会社に相談します。

TYPES

免震装置の方式の違い

ボタンを押すと、表がその方式の製品だけになります。

積層ゴム

薄いゴムと鋼板を何層も重ねた支承で、上下には硬く、横には柔らかく動きます。高減衰ゴムはゴムそのものが、鉛や錫のプラグ入りはプラグが揺れを吸収します。建物の柱の下に置いて、重さを支えながら揺れを伝えにくくします。

向いている使い方

  • 病院・庁舎・マンションの基礎
  • 柱の荷重が大きい中高層の建物
  • ダンパーを別に置く場所が少ない免震層

根拠:免震部材は、支承材、減衰材および復元材に分類(出典1)

この方式の3製品を表で見る

すべり支承

すべり材がすべり板の上をすべって、建物を横に動かします。弾性すべり支承は積層ゴムと組み合わせ、球面すべり支承は振り子の原理で元の位置に戻ります。軽い建物や、柱の荷重が小さい所で使います。

向いている使い方

  • 低層・軽い建物や倉庫
  • 積層ゴムと組み合わせる柱
  • 重さが変わる建物(積雪・⁠⁠⁠荷物)

根拠:免震部材は、支承材、減衰材および復元材に分類(出典1)

この方式の3製品を表で見る

免震用ダンパー

免震層に積層ゴムやすべり支承と並べて置き、地震のエネルギーを吸収して揺れと動く量を抑えます。鋼材が曲がって吸収するもの、粘性体の抵抗で止めるものがあります。

向いている使い方

  • 天然ゴム系積層ゴムを使う免震層
  • 動く量を小さく抑えたい建物
  • 地震のあとに傷みを目で確かめたい所

根拠:免震部材は、支承材、減衰材および復元材に分類(出典1)

この方式の2製品を表で見る

床免震・機器免震

建物の中の床や、サーバーラック・美術品・精密機器の下に置いて、その物だけを揺れから守ります。床に置くだけのものが多く、建物を建て替えずに後から入れられます。

向いている使い方

  • サーバー室・データセンター
  • 美術館・博物館の展示品
  • 医療機器・精密機器・検査装置

根拠:既設ラック・ラック単体やサーバールーム全体を免震化します。(出典2)

この方式の5製品を表で見る
MAKERS

免震装置の主なメーカー8社

免震装置のメーカー別の国内シェアを示す、業界団体や調査会社の新しい公開資料は見つかりませんでした。種類ごとの割合は、日本免震構造協会のデータ集積で、2020〜2024年に納入された免震支承のうち高減衰積層ゴムが28%、天然ゴム系積層ゴムが26%です(建物用の支承の数字で、床・機器用は入りません)。
社名を押すと、その会社のページ(ほかの製品と所在地)に移ります。

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:建物の基礎や中間の階に入れる免震装置(免震部材)と⁠、建物の中の床や機器だけを地震の揺れから守る床免震・機器免震の装置で、メーカーが自社で作るか、自社で開発して大臣認定を持ち、公式サイトで今案内しているもの。日本法人のある会社に限ります。積層ゴム(高減衰ゴム系・鉛プラグ入り・錫プラグ入り⁠)⁠、すべり支承(弾性すべり支承・球面すべり支承)、免震用のダンパー(鋼材・粘性体)、床免震・機器免震(サーバーラック・美術品・精密機器)の4つに分けました。各社の代表の製品を1〜2点載せ、仕様を公式の製品ページかカタログで確かめられたものだけを載せています。家具の転倒防止用品(耐震マットのページにあります)、制震(制振)ダンパーだけの製品、設計・施工のサービスだけ、中古品、代理店が売る他社製品は除いています。耐震マットのページに載っている機器用の免震台(免震テーブルTSD型・SD-5 typeⅡなど)は、ここでは別の型を載せました。

並び順:方式ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

免震装置を作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉