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GUIDE / MEKAKUSHI-FENCE

目隠しフェンスとは?工場・店舗の外構で選ぶ材質・高さ・価格・風の条件

敷地境界や工場・店舗に常設する目隠しフェンスの選び方。アルミ・スチール・樹脂複合材、ルーバーとスリットの違い、高さと下部のすき間、耐風性能、柱・基礎、価格の条件をメーカーの公式資料で整理します。

2026年10月26日更新

この記事の答え

目隠しフェンスは、外からの視線を遮る常設の囲いです。隠したい目線と敷地の高低差を測り、風の条件と柱・基礎を確かめてから、材質とパネルの構造を選びます。価格は本体だけか柱付きかをそろえ、工事費を含む総額で見積もります。

目隠しフェンスとは

敷地の境界や外構に立て、道路や隣地からの視線を遮るフェンスです。目かくし塀・ブラインドフェンスとも呼びます。工場の外周、事業所の休憩場所、店舗の外構などで、隠したい範囲を区切ります。

メーカー比較は、日本法人のメーカーが案内する常設品を扱います。住宅・事業所共用の製品や、柱と組み合わせる完成パネルユニットも含めています。工事期間だけ使う仮設フェンス・仮囲い⁠、後付けシート、板材・柱・金具だけの販売、中古品は別です。

材質と構造を分けて比べる

材質が同じでも、隠れ方と通風はパネルの構造で変わります。

  • アルミ形材:フェンスABやレジリアなどです。羽根を重ねるルーバー、すき間を残す横スリットなどの構造を選べます。木調色でも天然木とは限りません
  • スチール:朝日のXW型やJFE建材のJKB型・EK-3型などです。めっきの種類、塗装、パネルの板厚と柱の仕様を確認します
  • 樹脂・複合材:積水樹脂のめかくし塀はアルミ・樹脂積層複合材、グローベンのプラド/plus105はアルミ芯材入り合成木材です。樹脂だけの板と同じ構造ではありません

JKB型はスリット加工で風を通すパネル、EK-3型はスリットのない角波板です。敷地の内側からの見え方や、柱際のすき間も図面で確かめます。

出典:JFE建材のカタログ、積水樹脂のめかくし塀、グローベンのプラド/plus105⁠。

高さと下部のすき間

  • 道路と敷地の高低差、通る人の目線、隠したい設備や場所を測ります。板の高さだけでは、実際に隠れる範囲は決まりません
  • JKB型の公式一覧は呼称高さ1,000〜3,000mmです。比較表ではH1500を代表に載せ、他の高さの値と混ぜていません
  • プラド/plus105のパネルユニットはH1500・H1800・H2300です。H1800は板材15段を取付済みで、柱にビスで固定します
  • レジリアYL2型は下桟すき間15mm、フェンスABは下空き60mmです。フェンスABは別売の下桟すきまカバーを追加できます
  • 呼称高さ、パネルの実寸、地面からの完成高さを見積書で区別します。特にブロックの上へ立てる計画では、ブロックを含む高さも確認します

出典:三協アルミのレジリア、LIXILのフェンスAB、グローベンのパネルユニット⁠。

目隠し率と通風率は別

目隠し率は、正面から見たフェンスの面積のうち、目隠し部分が占める割合です。斜めや上から見たときの見え方、柱際や下部のすき間まで保証する値ではありません。

LIXILのフェンスAA YL1型は、自社基準で目隠し率100%・通風率4%です。羽根を重ねる構造では、正面の視線を遮りながら風の通り道を残せます。この値は比較表のフェンスAB YL2型へ流用できません。

出典:LIXILの目隠し率・採光率・通風率の説明⁠。

風への強さは条件まで読む

  • めかくし塀F型は基準風速Vo=38m/sに対応します。地表粗度区分Ⅲ・地上設置の条件があります
  • フェンスABは、柱ピッチ1,000mm以内で風速42m/s相当の仕様です。T-14は除くという条件があるため、シリーズ名だけで強度を決めません
  • シンプレオは自社基準の風速34m/s相当と42m/s相当の仕様があります。選ぶ高さと支柱の組合せを確認します
  • EK-3型の標準設計風荷重は、風速28m/sから算出する条件です。基準風速Voや他社の自社基準と、数値の大小だけで比べません

既存ブロックに穴があるだけでは、そのまま付けられるとは判断できません。朝日のXW型の参考基礎は地盤面への設置を基準とし、地耐力にも条件があります。ブロック・基礎・地盤を含めて施工会社へ確認します。

出典:積水樹脂のF型固定柱、朝日のXW型、各社のカタログ・公式資料。

施工のしやすさと傾斜

  • 隣地へ入れない境界:JKB型は完全片側施工で、パネルを仮置きして取り付けます。柱や基礎を作る作業範囲は別に確認します
  • 柱位置を調整したい外構:めかくし塀P型は自由柱で、上からパネルを落とし込む方式です
  • 緩やかな傾斜:P型はパネルを斜めに張って対応します。EK-3型は斜張り不可です。地面の勾配を伝え、段差施工か傾斜施工かを決めます
  • 板張りの手間を減らしたい現場:プラド/plus105パネルユニットは板材を取付済みです。現地での幅詰めカットにも対応します

価格は同じ条件で見積もる

LIXILの公式価格例は、幅2,000mm・高さ800mmの本体1枚と柱1本で、フェンスAB YL2型が44,100円〜、YS3型が42,900円〜です。前者はアルミ形材色、後者はラッピング形材色で、税区分は取得したページの文字に記載がありません。

タカショーのセンシア横ルーバーは、H600で16,500円/mの参考価格です。全長約8mから算出した単価で、税・組立費・施工費は含みません。高さや部材の条件が異なる価格を、そのまま安さの順位にはしません。

見積もりには次の条件をそろえて伝えます。

  • 完成高さと全長、角部・端部の数
  • パネルの構造・色と支柱の仕様
  • 既存ブロックや基礎の状態、地面の勾配
  • 既存塀の撤去、処分、搬入、施工費の内訳
  • 税、別売カバーや門扉などの追加費用

出典:LIXILの価格例、タカショーのセンシア⁠。仕様と価格の確認日は2026-10-26です。

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