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GUIDE / LEVEL-BAND

レベルバンドとは?床転がしの排水管を勾配に合わせて固定する金具の種類(全ねじ式・レンチ式・ワンタッチ式)と、高さ調整範囲・適合管の選び方

床の上を横に走る排水管を勾配に合わせて固定するレベルバンド(フロアーバンド)の3つの種類、高さ調整範囲の見方、SGP管・VP管・耐火二層管で品番が分かれる理由、ステンレス製を使うときの電食の注意、値段の出し方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

レベルバンドは、床の上を横に走る排水管を、勾配に合わせた高さで支えて固定する金具です。フロアーバンド・レベル調整バンドとも呼びます。高さの決め方で、全ねじとナットで合わせる型・ボルトをレンチで回す型・工具なしで決めるワンタッチの型に分かれます。選ぶときは「管の種類と呼び径」「要る高さの範囲」「高さの決め方」の3つを先に決めます。

レベルバンドとは

レベルバンドは、床(スラブ)の上を転がす横走りの排水管を、勾配に合わせた高さで固定する金具です。床にベースを留め、そこから立てた全ねじやボルトでバンドの高さを決めて、管を抱えます。昭和コーポレーションのレベルバンドは、両端の全ねじとナットで配管の高さを調整し、勾配を取ります。

種類

  • 全ねじ・ナット締めの型は、両端の全ねじに付けたナットでバンドの高さを合わせます。全ねじを外して長さを替えられる品が多く、高さの差が大きい所にも使えます
  • ボルトを回して合わせる型は、本体のボルトを電動ソケットレンチで回して高さを変えます。未来工業のレベルマスターR LMがこの型です
  • 工具なしで決めるワンタッチの型は、管を押し込み、スライドやレバーで高さを決めます。タカヤマ金属工業のワンタッチレベルバンドと、未来工業のハンズロック LM3がこの型です

選び方

  • 管の種類を先に決めます。SGP管・VP管用と耐火二層管用で、品番が分かれます
  • アカギのセットフロアー A13576は、SGP管・VP管の15A〜150Aに使えます
  • アカギのTNセットフロアー A13577は耐火二層管用で、50Aは外径76mmの管に合います
  • 高さの範囲は、全ねじやボルトの長さで決まります。50Aでは、アカギのA13576(150H)が39〜140mm、未来工業のLM-50Aが48〜280mmです
  • 施工時間を縮めたいなら、工具なしで高さを決めるワンタッチの型を選びます
  • 床への留め方も確かめます。未来工業のLMは、樹脂製のベースプレートを接着でもビスでも留められます

使うときの注意

  • 壁面の立て配管の振れ止めや、天井の横走り配管の支持に使えない品があります。昭和コーポレーションのレベルバンドは床転がし専用です
  • ステンレス製のレベルバンドをSGP管に使うときは、防食テープ巻きなどで電食を防ぎます
  • タカヤマ金属工業のワンタッチレベルバンドは、アームを切るならレベル調整のあとにします
  • 未来工業のレベルマスターRのベースプレートは、端から18mm以上切りません

値段

  • 値段を公式に出しているメーカーはありません
  • 未来工業のレベルマスターR LMとハンズロック LM3は、オープン価格です
  • 見積もりは、管の種類・呼び径・全ねじの長さを決めてから頼みます
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