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GUIDE / KEICAL-BAN

ケイカル板とは?種類・厚み・サイズ・価格と、内装・軒天・耐火被覆での選び方

ケイカル板(けい酸カルシウム板)の種類、かさ密度、厚み規格、サイズ、不燃認定、値段、水回り・タイル下地の注意をメーカー公式資料からまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

ケイカル板は、建物の内壁・天井・軒天や鉄骨の耐火被覆に使う、けい酸カルシウムを主成分とした板です。使う部位と必要な認定仕様を決め、板の種類、厚さ・寸法、密度、表面仕上げを合わせます。不燃材料であることだけでは、壁や柱の耐火構造は成立しません。

ケイカル板とは

ケイカル板は「けい酸カルシウム板」の略称です。チヨダセラボードは石灰質原料・珪酸質原料・補強繊維を抄造成形し、高温・高圧で養生します。水や湿気による寸法変化が小さく、内壁・天井・軒天に使います。

メーカー比較では、厚さと幅・長さを固定して載せています。せっこうボード、スラグせっこう板、フレキシブル板は対象外です。配管・機器の保温材は断熱材の比較で扱います。

用途と仕上げで分ける

  • 内装・軒天・下地用には、ハイラックフネン、チヨダセラボード、プライケイカル、NPラックスなどがあります。仕上げ材と使用部位に合う板を選びます
  • 耐火被覆用のニュータイカライトRは、鉄骨の柱・はりを覆います。耐火時間と鋼材の条件に合う工法で使います
  • 化粧板のアイカハイボード不燃は、表面をポリエステル樹脂で仕上げた板です。通路・エントランス・室内の壁に使います

チヨダセラの解説では、ノンアスベスト品がタイプ2、鉄骨被覆用がタイプ3です。耐火被覆板の「1号・2号」は⁠、内装用の密度区分とは別の呼び方です。

密度と強度の選び方

  • NPラックスLのかさ密度は、0.70以上0.90未満g/cm³です。厨房・給湯室・トイレの天井や壁にも使います
  • NPラックスHのかさ密度は、0.90以上1.10未満g/cm³です。強度と表面硬度を重視する、化粧板・磁器質タイル・防水シートの下地に使います
  • ニュータイカライトRの1号は、かさ密度の標準値が0.35g/cm³です。塗装やクロスの下地を兼ねる、人が触れる柱・はりに使います
  • 同じ耐火被覆板の2号は、標準値が0.25g/cm³です。天井裏や倉庫の高い部位など、通常は人が触れない場所に使います

日本インシュレーションの標準物性は保証値ではありません。密度だけでなく、仕上げと接触の有無を確認します。

厚み規格・サイズ・認定を揃える

  • プライケイカルのQ6-36は、厚さ6mm、幅910×長さ1,820mmです。Q12-36は同じ幅・長さで厚さ12mmです
  • NPラックスLの掲載仕様は、厚さ6mm、幅910×長さ2,420mmです。Hは6mm、910×1,820mmです
  • ニュータイカライトRは、厚さ25mm、幅610×長さ1,000mmの仕様を載せています。必要な厚さは認定工法で確認します

ハイラックフネンはNM-4971、FPハイラックはNM-2773です。メーカーは不燃用と耐火・準耐火構造用で使い分けています。NPラックスとニュータイカライトRは、告示指定の不燃材料です。

壁・軒裏・柱の耐火構造は、板厚だけでなく下地・重ね張り・金物・ビス止めなどの留付けまで認定仕様に合わせます。プライケイカルは構造認定が必要な部位には使えず、有孔板も平板の不燃認定番号を使えません。

水回り・タイル下地の注意

チヨダセラは、板を直接雨水が当たらない軒裏に使えると説明しています。原板のまま外装には使えません。内装の小口タイル張りは、有機系接着剤とタイルの仕様を確認します。

アイカハイボード不燃は、浴室やホースで直接水をかける場所、コンロ周囲など高温になる部位には使えません。水や熱への適用は、化粧面を含む製品全体で確認します。

値段と発注条件

  • アイカハイボード不燃のSR-6000NKは、厚さ6mm・幅910×長さ1,820mmで1枚9,900円です
  • 同じ寸法のSR-6400NKは、1枚13,500円です
  • どちらも税抜きの設計価格です。無塗装板や耐火被覆板とは用途を分けて比べます

見積もりには製品名、板厚、寸法、数量、面取り・孔加工、仕上げ、納期を伝えます。耐火被覆は鋼材と認定工法も揃え、材料費と施工費を分けて確認します。

出典は各メーカーの製品ページ・カタログです。比較ページの出典一覧⁠にまとめています。確認日は2026年10月28日です。

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