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GUIDE / FUNEN-MOKUZAI

不燃木材とは?準不燃木材との違い、軒天に使える型、認定番号・厚み・価格の選び方

店舗・ホテル・公共施設の内装に使う不燃木材・準不燃木材の違い、軒天にも使える白華に強い型、認定番号と厚みの決まり方、施工の注意、設計価格を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

不燃木材は、無垢材に薬剤を加圧注入して燃えにくくし、国土交通大臣の不燃・準不燃の認定を受けた木材です。不燃処理した木材とも言います。認定と使える場所で、準不燃木材・内装用の不燃木材・軒天にも使える不燃木材に分かれます。選ぶときは「不燃か準不燃か」「どこに張るか」「樹種と厚み」の3つを先に決めます。

不燃木材とは

不燃木材は、杉や桧の無垢材に難燃の薬剤を加圧注入して、燃えにくくした木材です。木目や香りは無垢材のままで、内装制限のかかる店舗・ホテル・公共施設の壁や天井にも使えます。

比較ページには、日本の会社が自社で薬剤を注入して作る不燃木材・準不燃木材を、各社の代表の品番の単位で載せています。難燃・防炎の合板、突板やシートを貼った化粧板、代理店が売る他社の製品は載せていません。

3つの種類

  • 準不燃木材:加熱して10分、燃え広がらない基準を満たします。例はシンセイ・テクノ・マテリアルのファイヤーバスターウッド、中部メンテナンスのWST-1240、小原木材の準不燃タイルです
  • 不燃木材(内装用):加熱して20分の基準を満たします。例は吉田製材のむくふねん、森久のMoriQフネンウッド、翠豊のもえーせん、アサノ不燃のスサノヲ、ビシュウのNF・WOODです
  • 軒天にも使える不燃木材:白華を抑えて、屋外に近い軒天にも使えます。例は加賀木材のもえんげん、細田木材工業のエフネンノン白華です

不燃と準不燃の違い

  • 防火材料の基準は、加熱して燃え広がらない時間で分かれ、不燃材料は20分、準不燃材料は10分、難燃材料は5分です
  • 吉田製材によると、作り方の違いは注入する薬剤の量で、見た目は変わりません
  • 中部メンテナンスの杉の羽目板は、準不燃が厚み12mm、不燃が厚み15mmです

認定番号と厚み

  • 認定は、樹種・板厚・塗装の有無で分かれます
  • 翠豊のスギの不燃NM-1704は、厚み12〜50mmです。ウレタン塗装のNM-1520は、18〜300mmまであります
  • 吉田製材は、不燃の杉を厚み12〜300mm、桧を12〜150mmまで受けます
  • 加賀木材のもえんげん(NM-1716)は、厚み15〜50mmの塗装品です
  • 塗装して使うなら、塗装品の認定があるかを先に確かめます

屋外と白華

  • 多くの不燃木材は内装専用です。屋外や多湿の場所では、薬剤が表面に白く出る白華が起きやすくなります
  • 白華は、乾湿の繰り返しで起きます
  • 加賀木材のもえんげんは軒天など半屋外で使えて、外壁は専用のもえんげんコートを塗ると使えます
  • 細田木材工業のエフネンノン白華は、吸湿しにくい薬剤で白華を抑え、軒天にも使えます
  • 白華が出たら、少し濡らした布で拭き取り、すぐ乾拭きします

施工の注意

  • 薬剤が弱酸性の製品では、鉄の釘や金物がさびます。シンセイ・テクノ・マテリアルは、SUS304以上のステンレス製の釘・ビス・金物を使うよう書いています
  • 薬剤が入って重いので、天井はビスで下地に留めます

値段

  • 森久のSN-125(杉・厚み12mm)は、設計価格24,200円/㎡(税別)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 加賀木材のもえんげん 趣 MSSH-100は、設計価格29,643円/㎡(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 吉田製材の吉野桧不燃羽目板4HHM-M12は、8枚1束で84,800円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 細田木材工業のスギセーフティ不燃羽目板12mmは1枚9,350円、エフネンノン白華の12mmは1枚14,350円です
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