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GUIDE / CURTAIN-WALL

カーテンウォールとは?ビルの外壁に使うカーテンウォールの種類(フレーム型・フレームレス型・DPG・木アルミ複合⁠)と工法、耐風圧・層間変位の選び方

建物の重さを支えない外壁のカーテンウォール(帳壁)の4つの種類、ユニット工法とノックダウン工法の違い、耐風圧性・層間変位・水密・気密などの性能の読み方、防火とメンテナンスの注意を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

カーテンウォールは、建物の重さを支えない、工場で作ったビルの外壁です。帳壁とも呼びます。ガラスの留め方と枠の見せ方で、方立と無目を見せるフレーム型・たての枠を消すフレームレス型・ガラスを金物で点で留めるDPGなどの点支持型・木とアルミの複合型に分かれます。選ぶときは「どんな外観にしたいか」「耐風圧と層間変位はいくつ要るか」「ユニット工法かノックダウン工法か」の3つを先に決めます。

カーテンウォールとは

カーテンウォールは、柱や耐力壁のように建物を支えない外壁です。不二サッシの基礎知識では、工場で作った部材を上下の床や梁に直接掛け渡して、下地を組まずに支えるものを指します。今はアルミのフレームで全面ガラスを支える形が主流です。

比較ページには、メーカーが名前を付けて公式に案内しているシステムを、仕様を確かめられたものだけ載せています。コンクリートの外壁板(PCカーテンウォール)、サイディング、住宅用の窓は載せていません。

4つの種類

  • フレーム型は、たての方立と横の無目でガラスを囲み、格子やたての線を見せます。例はLIXILのRX-60、三協アルミのサフロV、不二サッシのSR-GARELIAです
  • フレームレス型は、方立をガラスの裏に回したり、ガラスを突付けにしたりして、たての枠を消します。例はLIXILのEXカーテンウォール ホリゾンタルウォール、三協アルミのフラットⅡ、不二サッシのNSR-KDです
  • ガラス点支持型は、枠を使わず金物でガラスを点や辺の一部で留めます。例は日本板硝子S&Sのプレーナー フィッティング システム(DPG・EPG・PFG構法)で⁠⁠⁠⁠す
  • 木・アルミ複合型は、外にアルミ、室内に木を使います。例はニューストのアルタスウッドスクリーンと、森の窓のアルウッドです

ユニット工法とノックダウン工法

  • ノックダウン工法は、方立を躯体に付けてから、無目・ガラス・パネル・シール材を現場で順に付けます。複雑なデザインに合わせやすい反面、現場の工程が多くなります
  • ユニット工法は、組み立ての大部分を工場で済ませ、階高分のユニットを現場で付けます。現場の工程が減り、工期を縮めやすくなります
  • 超高層の大型ビルはユニット工法、中低層はノックダウン工法が多く使われます

性能の読み方

  • 外壁に求める性能は、耐風圧・層間変位追従・水密・気密・遮音・断熱の6つで、建築開口部協会の「カーテンウォール性能基準」でグレードが示されています
  • 耐風圧性は、LIXILのRX-60が2400Pa、不二サッシのSR-GARELIAとNSR-KDが2800Pa、三協アルミのサフロVがS-4(2000Pa)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 層間変位は、補修なしで使い続けられる限界として1/300がよく使われます。不二サッシのSR-GARELIAは1/300で損傷なし、1/100で脱落なしです
  • 見付寸法は外から見た部材の幅で、LIXILのRX-60は方立の外が60mm、不二サッシのNSR-KDは方立60mm・無目80mmです

防火とメンテナンス

  • 外から上の階へ火が回らないよう、層間に90cm以上の防火帯を取ります
  • 床とカーテンウォールのすき間は、層間ふさぎで煙と火を止めます
  • シール材は長持ちさせにくい材料なので、点検と打ち替えを計画に入れます

値段の決まり方

  • このページに載せた製品は、どれも公式に値段を出していません
  • 建物ごとの受注生産で、寸法・性能・組み込む窓で金額が変わるので、図面と性能の条件を伝えて見積もりを取ります
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