口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料
GUIDE / BOUSUI-TAPE

防水テープとは?ブチル・アクリル、片面・両面・アルミの違いと選び方

建築の防水・気密・補修用テープを粘着剤・粘着面・基材で整理。透湿防水シート、サッシまわり、金属屋根の補修での選び方と施工の注意を、メーカー公式資料でまとめました。

2026年10月27日更新

この記事の答え

防水テープは、建物の継ぎ目や開口部に貼り、水や空気の通り道をふさぐ材料です。「覆ってふさぐ片面か、貼り合わせる両面か」「何に貼るか」「外に露出するか」を先に決めます。ブチル・アクリルは粘着剤、アルミは基材の違いです。防水用でも、日光に長期間さらせない製品があります。

防水テープとは

透湿防水シート・断熱材・木質ボードの継ぎ目や、窓・サッシなどの開口部に貼る粘着テープです。気密防水テープ・防水気密テープとも呼びます。建物の隙間をふさぐ品と、金属屋根などを補修する品があります。

メーカー比較では、建築の施工・補修用を品番ごとに載せています。屋上全体に張る防水シート、塗装時に剥がすマスキング、一般の部材固定だけに使う両面テープとは分けています。

ブチル・アクリル・アルミの違い

  • ブチル系は、ブチルゴム系粘着剤を使います。古藤工業のNo.401は、木質ボードや透湿防水シートの継ぎ目に使います。
  • アクリル系には、手で切れて手を汚しにくい品があります。積水化学工業のNo.740、寺岡製作所のNo.418は、シートや断熱ボードの継ぎ目用です。
  • アルミは基材です。古藤工業のNo.412は、アルミ箔とPETフィルムを重ねた基材に、ブチルゴム系粘着剤を塗っています。

出典:古藤工業 No.401・No.412、積水化学工業 No.740、寺岡製作所 No.418⁠。

片面と両面の使い分け

  • 片面は、継ぎ目に上から貼って覆います。ダイヤテックスのKM-30-BKは、断熱材・防湿シートのつなぎ目に使えます。
  • 両面は、材料どうしを貼り合わせます。光洋化学のエースクロスSBWは、サッシや開口部の透湿防水シートを固定・補修する品です。
  • 屋根部材の接合部では、凹凸へのなじみも確かめます。寺岡製作所のNo.718は布基材のブチル両面テープで、ざらつきや段差になじみます。

出典:ダイヤテックス KMシリーズ、光洋化学 エースクロスSBW、寺岡製作所 No.718⁠。

厚さ・幅・粘着力の選び方

  • No.740で黒の品番N740K01は、厚さ0.16mm・幅50mm・長さ20mです。
  • KM-30-BKは厚さ0.20mm、両面のKM-30-DBKは0.26mmです。それぞれ幅50mm・長さ20mの規格があります。
  • No.718は、比較に載せた厚さ0.5mmの仕様で幅50mm・長さ20mです。厚さ1.0mmの仕様とは分けて確認します。
  • 粘着力は、No.740がSUSに対して8.1N/10mm、KM-30-BKがSUS板で33N/25mmです。単位と試験条件が違うため、数字だけで優劣を決めません。

シートの重なりで段差を抑えるか、下地の凹凸になじませるかを決めます。実際の材料で試し貼りし、浮きや隙間が残らないか確かめます。

出典:セキスイパック No.740の寸法・⁠⁠⁠物性、ダイヤテックス・寺岡製作所の上記資料。測定値は保証値ではありません。

屋外露出と施工の注意

  • No.412は金属屋根の屋外補修用です。KMシリーズは長期の直射日光で劣化するため、屋外使用を避けるよう案内しています。
  • KMシリーズは、貼る面の水分・油分・ほこりを除き、浮きや隙間なく圧着します。濡れた面への施工を前提に選びません。
  • 貼り直しで下地を傷めることがあります。先に材料との相性を確かめます。
  • エースクロスの「50年相当」は⁠、JIS A6930に準拠した促進老化試験の評価です。建物での寿命や施工後の保証年数とは区別します。

出典:ダイヤテックスの上記資料、光洋化学 試験条件⁠。

見積もり前に揃えること

  • 下地・シートの材質、施工位置、日光や雨に直接当たるかを伝えます。
  • 品番・粘着面・厚さ・幅・巻き長さ・巻数を指定します。取得本文に寸法がないオカモト製品は、発注前に幅と長さを確認します。
  • ニトムズのKZ-7 G0010⁠はオープン価格です。金額のない製品は、同じ荷姿と数量で見積もりを揃えます。

日本粘着テープ工業会の性能確認制度は、両面テープのJIS A6112に基づく粘着力試験の耐久性能を確認するものです。工業会が個々の製品を保証する制度ではありません。

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉