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GUIDE / UV-METER

紫外線強度計とは?UV照度計・UV積算光量計の種類(セパレート型・一体型・薄型)と、波長・積算光量・校正の選び方

UV硬化・露光・紫外線探傷・殺菌の現場で紫外線の強さ(mW/cm²)と積算光量(mJ/cm²)を測る紫外線強度計の3つの種類、照度と積算光量の違い、光源に合わせた波長の選び方、UV-LEDを測るときの誤差、校正の間隔を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

紫外線強度計は、紫外線の強さ(mW/cm²)と、当たった紫外線の量(mJ/cm²)を測る測定器です。UV照度計・UV積算光量計とも呼びます。受光部の形で、本体と受光器をつなぐセパレート型・受光部と本体が一つの一体型・装置の中に流す薄型に分かれます。選ぶときは「測る光源の波長」「積算光量も要るか」「どこに受光部を置くか」の3つを先に決めます。

紫外線強度計とは

紫外線強度計は、UVランプやUV-LED、殺菌灯、ブラックライトの紫外線がどれだけ届いているかを、数字で確かめる測定器です。接着剤やインクのUV硬化、基板の露光、蛍光探傷、紫外線殺菌の現場で、光源の劣化や照射の条件を管理するのに使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社の型番で売る業務用の紫外線強度計を、各社の代表の型の単位で載せています。明るさ(lx)を測る照度計、波長ごとの強さを測る分光放射照度計、海外製品の輸入品は載せていません。

照度と積算光量の違い

  • 照度(放射照度)は、その時の紫外線の強さで、mW/cm²やμW/cm²で表します
  • 積算光量は、当たった紫外線の合計で、mJ/cm²で表します。硬化や露光の条件は積算光量で決めることが多いです
  • ウシオ電機のUIT-250やオーク製作所のUV-M03Aは、照度と積算光量の両方を測れます
  • マークテックのUV-2500Ⅲは、ブラックライトの放射照度だけを測ります

3つの種類

  • セパレート型は、本体と受光器をケーブルでつなぐ型です。受光器を替えて波長の違う光源を測れます。例はウシオ電機のUIT-250、オーク製作所のUV-M03A、テクノオプティスのUVR-300、浜松ホトニクスのC9536とH9958です
  • 一体型は、受光部と本体が一つになった型です。例はオーク製作所のUV-365LEDと東京光電のUVIC-254です
  • 薄型は、薄い本体に受光部を収めてワイヤレスで送る型です。例はウシオ電機のUIT-θ365Aで、厚さは4.9mmです

光源に合わせた波長の選び方

  • 365nmのUV-LEDなら、オーク製作所のUV-365LEDは320〜410nmを測ります
  • 殺菌灯の254nmなら、岩崎電気のUVP254Σ-01は210〜295nmを、カスタムのUV-37SDのUVCセンサーは200〜280nmを測ります
  • ブラックライトなら、マークテックのUV-2500Ⅲは360±20nmを主に測ります
  • 波長の違う光源を1台で測るなら、ウシオ電機のUIT-250は受光器を替えて172nm〜405nmの5つの波長域を測れます

UV-LEDを測るときの注意

  • 受光器の分光感度は機種ごとに違うので、同じ光でも値が違って出ることがあります
  • オーク製作所は、UV-LED用の受光器にトップハット型の分光特性とJCSS校正を使っています
  • 浜松ホトニクスのC6080は、校正した波長と分布が違う光源では表示値が変わることがあると案内しています
  • 強い光を測るなら、測れる範囲を先に見ます。オーク製作所のUV-365LEDは20.00W/cm²まで、浜松ホトニクスのC6080-365は19,990mW/cm²まで読めます

置き場所とデータの取り方

  • 受光器だけを装置の中に置くなら、ウシオ電機のUIT-250は延長ケーブルを2〜20mから選べます
  • UVコンベヤーに流すなら、オーク製作所のUV-365LEDは厚さ16mmの一体型です
  • PCに取り込むなら、テクノオプティスのUVR-300はUSB、オーク製作所のUV-M03AはRS-232Cで送れます
  • 記録を残すなら、カスタムのUV-37SDはSDカードに、ウシオ電機のUIT-θ365Aは本体に最大20分ためます

校正

  • マークテックは、UV-2500Ⅲの精度を保つため6か月ごとの校正を勧めています
  • オーク製作所のUV-365LEDは、出荷時に放射照度のJCSS校正をしてあります
  • 浜松ホトニクスのC9536とH9958は国家計量標準にトレーサブルで、校正証明書が付きます
  • 光触媒の試験なら、浜松ホトニクスのC9536-01とH9958の組み合わせが光触媒のJIS R 1709で勧められています
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