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GUIDE / TOUCH-PROBE

タッチプローブとは?工作機械用タッチプローブの種類(光通信式・無線式・有線式)と、繰り返し精度・届く範囲・価格の選び方

マシニングセンタ・旋盤・研削盤の機内でワークの位置と寸法を測るタッチプローブの仕組み、光通信式(赤外線)⁠・無線式・有線式の違い、繰り返し精度と信号の届く範囲、電池と保護等級、ツールセッタとの違いを、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

タッチプローブは、工作機械の主軸や刃物台に付け、ワークに当てて位置と寸法を測るセンサです。触れた瞬間にON/OFFの信号を出し、NC装置がそのときの座標を読みます。信号の送り方で、赤外線の光通信式・電波の無線式・ケーブルの有線式に分かれます。選ぶときは「付ける機械の種類」「受信機との見通し」「求める繰り返し精度」の3つを先に決めます。

タッチプローブとは

タッチプローブは、スタイラスの先をワークやテーブルに当てると信号を出すセンサです。機内でワークの原点出し・芯出し・寸法の確認ができ、ワークを外して測る手間と段取りが減ります。人による測定のばらつきもなくなり、加工ミスが起きたときに工具オフセットを自動で直すこともできます。

比較ページには、メーカーが自社で作るか自社の型番で売る工作機械用のタッチプローブを、各社の代表の型の単位で載せています。三次元測定機の本体、工具を測るツールセッタだけの品、商社が売る他社製品は載せていません。

3つの種類

  • 光通信式(赤外線):信号を赤外線で受信機へ送ります。受信機との見通しが要ります。例はレニショーの OMP400、マーポスの VOP40P、Blum-Novotest の TC50 ⁠⁠⁠です
  • 無線式(電波):信号を電波で送ります。見通しがとれない大型機や5軸加工機でも届きます。例はメトロールの RC-K3X、マーポスの WRP45P、Blum-Novotest の TC60 ⁠⁠⁠です
  • 有線式(ケーブル):ケーブルで機械につなぎます。電池が要りません。例はメトロールの K3S、レニショーの MP250 ⁠⁠⁠です

繰り返し精度

  • レニショーの OMP400 と MP250 は、0.25μm(2σ)
  • マーポスの VOP40P と WRP45P は、0.25μm(2σ)⁠以⁠⁠⁠⁠内
  • Blum-Novotest の TC50 と TC60 は、0.3μm(2σ)
  • メトロールの K3S と RC-K3X は、1μm(2σ)
  • 試す条件(スタイラスの長さ・送りの速さ)は各社で違います。比べるときは同じ条件の値を出してもらいます

信号の届く範囲と電池

  • 光通信式のレニショー OMP400 は、最大5mです
  • 無線式のメトロール RC-K3X は見通しで最大15m、マーポスの WRP45P も15mです
  • レニショーの OMP400 の電池は、スタンバイ時で最長1年です
  • メトロールの RC-K3X は、1/2AAのリチウム塩化チオニル電池を2本使います
  • 有線式は電池の交換がありません

旋盤・研削盤に付けるとき

  • メトロールの K3S は最小径17.8mmで、CNC自動旋盤のミーリングホルダに収まります
  • レニショーの MP250 は直径25mm・長さ36mmで、研削の細かい切り粉にさらされる所に向きます
  • 工具を付け替えない刃物台には、付けたままにできる有線式を使います

クーラントと切粉

  • メトロールの K3S は、工作機械の中で300時間以上の高圧クーラント試験を通したIP68です
  • メトロールの RC-K3X、Blum-Novotest の TC50・TC60 もIP68で、レニショーの OMP400 はIPX8です

使う前に

  • 受信機(インターフェース)を別に付けます。レニショーの OMP400 なら OMI-2 などです
  • 使う前に、基準球などに当ててキャリブレーションします。レニショーは ACS-1 を案内しています
  • 接点式は、方向で接触力が変わり、真円を測っても真円にならないロービングが出ます
  • 測定のマクロやソフトが、機械の制御装置に合うかを先に確かめます

値段

  • このページの8製品は、どれも公式に価格を出していません。受信機とソフトも含めて見積もりをとります
  • メトロールの K3S シリーズは、一部の型をモノタロウとミスミの通販で買えます
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