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GUIDE / TENSION-METER

張力計(テンションメータ)⁠と⁠は⁠?糸・電線・フィルム・ベルトの張力を測る張力計の種類(携帯形・据付形・表示器・ベルト張力計)と、測定範囲・精度・出力の選び方

糸・電線・フィルム・紙・ベルトの張力を測る張力計(テンションメータ)の4つの種類、携帯形と据付形の違い、張力検出器と表示器の組み合わせ、音波式ベルト張力計の仕組み、単位の換算と校正を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

張力計(テンションメータ)は、糸・線・フィルム・ベルトを引っぱる力(張力)を測る計測器です。測り方で、手に持つ携帯形・ラインに付ける据付形の張力検出器・検出器をつなぐ表示器・ベルトの振動から張りを出すベルト張力計に分かれます。選ぶときは「何を測るか」「測り続けるか」「どこまでの張力か」の3つを先に決めます。

張力計(テンションメータ)⁠と⁠⁠⁠⁠は

張力計は、走っている糸や電線、巻き取るフィルムや紙、機械に掛けたベルトの張り具合を数字にする計測器です。巻きのしわ・伸び・切れを減らしたり、ベルトの張りすぎ・ゆるみを防いだりするのに使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作る張力計を、各社の代表の型式の単位で載せています。引張試験機・ロードセル・トルクメータ、コントローラだけの製品、代理店が売る他社製品は載せていません。

4つの種類

  • 携帯形は、手に持って走る線を3つのローラにはさんで測ります。例はニデックドライブテクノロジーのDTMX-2Cです
  • 据付形の張力検出器は、ロールの軸受けや装置に付けたままにして、張力を信号で出し続けます。例は三菱電機のLX-050TD、ニレコのMB25A、小倉クラッチのDTH5210、ニデックのPLS-Bです
  • 表示器は、据付形の検出器をつないで張力を表示し、記録計や制御機器へ出します。例はニレコのTM340、エイコー測器のT700です
  • ベルト張力計は、張ったベルトの固有振動数から張力を出します。例はゲイツ・ユニッタ・アジアの音波式U-550、バンドー化学の加速度センサー式TENSION MASTERです

測る範囲

  • 小倉クラッチのDTH5210は、定格容量5Nです
  • ニデックのPLS-Bは、1.961Nから98.07Nまでそろいます
  • 三菱電機のLX-050TDは、定格荷重500Nです
  • ニレコのMBテンションセンサは、50Nフルスケールから10000Nフルスケールまでそろい、MB25Aは両側検出で1000Nです
  • 単位はメーカーでそろいません。1cNは0.01N、1daNは10Nなので、Nに直して比べます

出力と電源

  • ニデックのPLS-Bは、定格出力がDC10Vで、制御機器にそのままつなげます
  • ニデックのDTMX-2Cは、RS-232C・デジマチック・アナログの出力があり、計測データを100件まで残せます
  • エイコー測器のT700は、0〜10V・1〜5V・0〜1mAの出力から選べ、出力1は4〜20mAにもできます
  • ニレコのTM340は、RS-485でパソコンにつなぐと、離れた所から張力を見張れます

ベルト張力計の仕組み

  • 音波式は、ベルトを弾いて出た音波(固有周波数)をマイクで拾い、張力に換算します。U-550は10〜5,000Hzを測ります
  • 騒音の多い場所では音を拾いにくくなります。TENSION MASTERは加速度センサーで振動を拾うので、騒音の中でも測れます
  • どちらも、ベルトの単位質量とスパンを正しく入れないと値がずれます

選ぶときに見るところ

  • ラインを回って点検するなら携帯形、制御や常時監視なら据付形の検出器と表示器を組みで選びます
  • 携帯形は線の太さと材質で値が変わります。線種を切り替えるか、サンプル線で校正します
  • 表示器につなげる検出器は、メーカーの型に限られます
  • 防爆の場所では、ニレコの本質安全防爆構造のMBテンションセンサのような型を選びます
  • 値段はどの製品も公開していないので、検出器と表示器の組み合わせでメーカーに見積もりを頼みます
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