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GUIDE / STRAIN-SENSOR

ひずみセンサー(ひずみゲージ)⁠と⁠は⁠?箔ひずみゲージ・溶接型・土木用ひずみ計の種類と違い、ゲージ長・使用温度・価格の選び方

機械部品・構造物・試験片のひずみを測るひずみセンサー(ひずみゲージ・ひずみ計)の3つの種類、ロードセルとの違い、ゲージ長と使用温度の選び方、適合線膨張係数、貼り方と測定に使う機器、価格の出方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

ひずみセンサーは、物が力で伸び縮みした割合(ひずみ)を電気の信号に変えて測るセンサーです。測る物に貼るひずみゲージと、コンクリートや鋼材に付ける土木用のひずみ計があります。付け方で、接着剤で貼る箔ひずみゲージ・点溶接で付ける溶接型・埋め込みか表面に付ける土木用に分かれます。選ぶときは「何に付けるか」「何℃で使うか」「どこを狙って測るか」の3つを先に決めます。

ひずみセンサーとは

ひずみセンサーは、測る物が伸び縮みした割合を、抵抗の変化などで電気の信号に変えて測るセンサーです。ひずみゲージは、ポリイミドなどのベースの上に金属箔の抵抗体を貼った作りで、測る物に貼って使います。部品の強度試験や、荷重・圧力・トルクの測定に使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るひずみゲージとひずみ計を、型式の単位で載せています。ロードセル、6軸力覚センサ、ひずみアンプは別のページで比べています。

3つの種類

  • 箔ひずみゲージ(貼り付け型)は、接着剤で測る物に貼ります。例は共和電業の隅部ゲージ KFGS-2NE-120-C1 と、ミネベアミツミのポリイミド箔ひずみゲージ J-2-12T ⁠⁠です
  • 溶接型ひずみゲージは、点溶接で鋼材に付けます。例は共和電業の KCW ⁠⁠⁠です
  • 土木用ひずみ計は、コンクリートに埋め込むか、取付脚で鋼材の表面に付けます。例は坂田電機のコンクリートひずみ計 ESN-515BC と、ひずみ計 ESN-520B ⁠⁠です

ロードセルとの違い

  • ひずみゲージは、物の伸び縮みを測る部品です
  • ロードセルは、ひずみゲージを中に貼って、力や質量を測れるようにしたセンサー本体です
  • 部品の表面のひずみを測るならひずみゲージ、荷重を測るならロードセルを選びます

ゲージ長の選び方

  • ゲージ長は、0.2mm程度から8mm程度まであります
  • 共和電業の KFGS-2NE は、1・2・3mmの3種類です。先端の余白を削ってあり、溶接部のきわなど応力集中部に近づけて貼れます
  • ミネベアミツミの J-2-12T は、ゲージ長が2mmで、ベースは6.0×3.6mmです

使用温度の選び方

  • ミネベアミツミの J-2-12T は、ポリイミドのベースで-70〜200℃です。エポキシのFシリーズは、-50〜70℃です
  • 共和電業の KFGS-2NE は、接着剤 PC-600 と組み合わせると-196〜150℃です
  • 使える温度は、接着剤とリード線で変わります。どちらも測る温度に合わせて選びます

適合線膨張係数

  • 測る物の材料に合わせて選ぶ数字です
  • 共和電業の KFGS-2NE は、11が一般鋼材、16がステンレス鋼、23がアルミ合金、27がマグネシウム合金です
  • KFGS-2NE の自己温度補償範囲は、10〜100℃です

溶接型と土木用

  • 共和電業の KCW は、高圧や水中でもコーティングをせずに使え、約10MPaの水圧に耐えます
  • 坂田電機の ESN-515BC は、コンクリートの中に埋め込む差動トランス式で、測定範囲は±1000μです
  • 坂田電機の ESN-520B は、取付脚と一体で、鋼管や鋼矢板の山留めのひずみを測ります。打撃工法やバイブロハンマー工法には、耐衝撃のU型を使います

貼り方と測定に使う機器

  • 貼る場所の表面を洗い、脱脂溶剤で油分を除いてから、気泡が残らないように接着剤で貼ります
  • 接着剤が固まったら、防湿処理をします
  • ひずみゲージのほかに、ひずみ測定器をつないで測ります

価格

  • このページの5製品は、どれも公式に値段を出していません
  • 共和電業の KFGS は、公式ページから Amazon とモノタロウの販売ページに進めます。ほかは各社に見積もりを頼みます
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