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GUIDE / SHITSUDO-SENSOR

湿度センサとは?温湿度変換器・組込み用センサ・露点計の種類と、検出方式・精度・出力・価格の選び方

空調・クリーンルーム・倉庫・機器の中で湿度を測る業務用の湿度センサ(温湿度センサ・温湿度変換器・露点計)の3つの種類、静電容量式・抵抗式・鏡面冷却式の違い、精度の条件の読み方、4〜20mA・I2C・無線の出力、交換と校正、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

湿度センサは、空気中の湿度を測り、電流・電圧やデジタルの信号で送る機器です。温湿度センサ・温湿度変換器とも呼びます。付け方と出す値で、壁やダクトから信号を送る温湿度変換器・機器に組み込むセンサ・露点を測る露点計に分かれます。選ぶときは「何に信号を送るか」「どの湿度の範囲か」「精度の条件」の3つを先に決めます。

湿度センサとは

湿度センサは、空気中の湿度を測り、空調・記録計・制御機器へ信号で送る機器です。ビル空調の室内の湿度の制御から、倉庫や飼育室の監視、機器の中の湿度の計測、圧縮空気の乾き具合の管理まで使います。

比較ページには、日本法人のある会社が自社で作るか自社の型番で売る湿度センサを、代表の型の単位で載せています。表示して見るのが主な温湿度計、記録するのが主なデータロガー、代理店や商社が売る他社製品は載せていません。

3つの種類

  • 温湿度変換器(壁・ダクト・無線):壁やダクトに付けて、湿度と温度を信号で送ります。例はチノーのHN-EKA1N、東邦電子のTSM-H2、ヴァイサラのHMW92、佐藤計量器のSK-RHC-I、アズビルのHTY7063Z000Rです
  • 組込み用の湿度センサ:機器の中や基板に組み込みます。例はセンシリオンのSHT45、北陸電気工業のHSU-08F9B2A、東邦電子のTSM-H4です
  • 露点計・露点変換器:空気中の水分が露になる温度(露点)を測ります。例はヴァイサラのDMT143、第一科学のMulti Dew、アズビルのHTY7905T4400です

湿度の検出方式

  • 高分子の静電容量式は、チノーのHN-EKA1N、アズビルのHTY7063Z000RとHTY7905T4400、東邦電子のTSM-H4が使っています
  • 抵抗式は、北陸電気工業のHSU-08F9B2Aが使っています。検出する範囲は10〜90%RHです
  • 鏡面冷却式は、第一科学のMulti Dewです。露点を±0.2℃dpで測ります
  • ヴァイサラのDMT143は、自社のDRYCAPセンサを載せています

精度は条件まで読む

  • チノーのHN-EKA1Nの精度は、5〜90%rh・25℃で±2%rhです
  • アズビルのHTY7063Z000Rは、30〜70%RH・25℃で±3%RH以内です
  • 東邦電子のTSM-H4は、25℃・20〜80%RHで±4%RHです
  • 佐藤計量器のSK-RHC-Iの±1.0%rhは出力の精度で、測る精度はつなぐセンサで変わります
  • 露点計の精度は℃で書きます。ヴァイサラのDMT143は±2℃、第一科学のMulti Dewは±0.2℃dpです

出力と電源

  • 4〜20mAの2線式は、チノーのHN-EKA1NとヴァイサラのHMW92です。HN-EKA1Nの電源は12〜24VDCです
  • 東邦電子のTSM-H2は4〜20mAのほか、0〜1V・1〜5V・0〜5Vの電圧出力の型があります
  • センシリオンのSHT45はI2Cで読み出し、供給電圧は1.08〜3.6Vです
  • アズビルのHTY7063Z000Rは特定小電力無線(426MHz帯)で送り、リチウム電池の寿命は3年です。RF受信機と組み合わせます

交換と校正

  • 東邦電子のTSM-H4は、先端の素子を取り替えるだけで、配線を外さずに交換できます
  • ヴァイサラのHMW92は、湿度温度モジュールを利用者が交換できます
  • 東邦電子のTSM-H2の湿度センサTI-Aは±2%RHの互換性があり、センサを替えたときの校正を省けます
  • アズビルの資料では、腐食性ガスや有機溶剤で出力がずれることがあると書かれています

値段

  • 公式に値段を出しているのは佐藤計量器のSK-RHC-Iで、本体が43,780円(税込)⁠で⁠す⁠。センサは別に買います
  • ほかの製品は公式に値段を出していないので、出力・電源・数量を伝えて見積もりを取ります
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