口コミを書く
GUIDE / SHIKENSHI

試験紙とは?工場・水処理・食品工場で使う試験紙の種類(pH試験紙・塩素試験紙)と、測定範囲・目盛・価格の選び方

液に浸して色からpHや塩素の濃度を読む試験紙の2つの種類、pH試験紙の使い方、目盛の細かさ、次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水で変わる塩素試験紙の選び方、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

試験紙は、液に浸して、しみ込ませた試薬の色の変化からpHや濃度を読む紙です。液の酸性・アルカリ性を見るpH試験紙と、消毒の塩素を見る塩素試験紙に分かれます。選ぶときは「何を測るか」「どの範囲を読むか」「液は酸性かアルカリ性か」の3つを先に決めます。

試験紙とは

試験紙は、指示薬や試薬をしみ込ませた紙を液に浸し、色の変化を色見本と比べて値を読む道具です。電源も器具もいらないので、工場の工程や排水、食品工場の消毒液、プール水の確認にその場で使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作る試験紙を、各社の代表の品番の単位で載せています。電極で測るpH計、残留塩素計、試薬を混ぜるパックテストは載せていません。

2つの種類

  • pH試験紙は、液の酸性・アルカリ性を色で読みます。例はアドバンテック東洋のpH試験紙 ロールタイプ UNIVと、共立理化学研究所のPHG-BCGです
  • 塩素試験紙は、消毒に使う次亜塩素酸などの濃度を色で読みます。例はアドバンテック東洋のクロール試験紙と、共立理化学研究所の次亜塩素酸試験紙です

pH試験紙の使い方

  • pHが7より小さい液は酸性、7より大きい液はアルカリ性です
  • アドバンテック東洋の案内では、液に浸す時間は1秒以内です。長く浸すと正しく測れません
  • 浸したあとの色は、5秒以内に変色表と比べて読みます
  • 広い範囲をざっと見る紙と、狭い範囲を細かく読む紙があります。共立理化学研究所のPHG-BCGは、pH3.8〜5.5を8段階で読みます

塩素試験紙は液の性質で選ぶ

  • アドバンテック東洋の10〜50ppmのクロール試験紙は、アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウム水溶液向けです
  • 次亜塩素酸水や電解水には、0〜100ppm 次亜塩素酸水用を使います。塩素と一緒に、pHも4〜8の範囲で見られます
  • 共立理化学研究所の低濃度用WAP-ClO-D-2は、遊離残留塩素を2・5・10・15・25mg/Lの5段階で、浸して10秒で読みます
  • 高い濃度の消毒液には、共立理化学研究所の高濃度用を使います。目盛は25・50・100・200・500mg/Lです

値段

  • アドバンテック東洋のpH試験紙 ロールタイプ UNIVは2,450円、クロール試験紙 0〜100ppm 次亜塩素酸水用は3,730円です(税抜、2026年4月1日注文分から)
  • 共立理化学研究所のPHG-BCGは200枚入りで3,200円、WAP-ClO-D-2は50枚入りで3,000円です(税抜)
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉