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GUIDE / PROTOCOL-ANALYZER

プロトコルアナライザとは?シリアル通信用・USBやHDMIのインターフェース用・無線LANやISDNの回線用の種類と、対応規格・最大速度・記録容量・価格の選び方

装置の開発・保守や通信トラブルの調査で使うプロトコルアナライザの3つの種類、RS-232C・USB・HDMI・無線LAN・ISDNで選ぶ型の違い、最大速度と記録容量の見方、スペクトラムアナライザとの違い、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

プロトコルアナライザは、通信を取り込んで、やりとりの中身を解析する計測器です。プロトコルモニタ・通信アナライザーとも呼びます。測る通信で、RS-232C・RS-485などのシリアル通信用、USB・HDMIなどのインターフェース用、無線LAN・ISDNなどの回線用に分かれます。選ぶときは「どの規格を測るか」「どの速さまで要るか」「どれだけ記録するか」の3つを先に決めます。

プロトコルアナライザとは

プロトコルアナライザは、通信の線や電波から信号を取り込み、どんな手順で何をやりとりしているかを読んで表示する計測器です。装置の開発やテスト、保守、通信トラブルの原因の切り分けに使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るプロトコルアナライザを、各社の代表の型の単位で載せています。海外ブランドや他社の製品を売る会社の製品は載せていません。

3つの種類

  • シリアル通信用:RS-232C・RS-422/485・TTLなどを取り込みます。例はラインアイの LE-8500X-RT と、データ・テクノの RS-232Cシリアルモニターです
  • インターフェース用:USBやHDMIの手順を取り込みます。例はラインアイの LE-650H2 と、アストロデザインの VA-1847-A ⁠⁠です
  • 回線・無線用:無線LANのパケットやISDN回線の手順を取り込みます。例はスペクトラム・テクノロジーの WiFiプロトコル・アナライザ V3 と、甲賀電子の KG-1003 ⁠⁠です

最大速度の見方

  • ラインアイの LE-8500X-RT は、半二重で20Mbps、全二重で10Mbpsまで測れます
  • ラインアイの LE-650H2 は、USB2.0の480Mbpsまで速度を自動で判定します
  • アストロデザインの VA-1847-A は、HDMI2.1のFRL信号を最大12Gbpsまで受けます
  • スペクトラム・テクノロジーの WiFiプロトコル・アナライザ V3 は、2,882Mbpsまでの無線LANの通信を取り込めます

記録のしかた

  • ラインアイの LE-8500X-RT は、1GBのメモリーに加え、USB3.0で外部ストレージへ自動で記録します
  • ラインアイの LE-650H2 は、PCのHDDやSSDに最大10GBまで記録します
  • 甲賀電子の KG-1003 は、Bchの音声をwavファイルで残せます

PCを使うか、本体で見るか

  • 本体に画面がある型は、現場へ持ち込んですぐ見られます。ラインアイの LE-8500X-RT は7インチのカラー液晶で、電池でも動きます
  • データ・テクノの RS-232Cシリアルモニターは、PCを使わずに本体だけで動きます
  • PCにつなぐ型は、専用ソフトで中身を訳して表示します。甲賀電子の KG-1003 はLANで、ラインアイの LE-650H2 はUSBでPCにつなぎます

スペクトラムアナライザとの違い

  • プロトコルアナライザは、通信の中身(手順とデータ)を読みます
  • スペクトラムアナライザは、電波の強さを周波数ごとに見る測定器で、通信の中身は読みません

値段

  • 値段を公式に出しているのはスペクトラム・テクノロジーで、WiFiプロトコル・アナライザ V3 の本体一式が66,000円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ほかの製品は公式ページに値段がないので、メーカーに問い合わせて確かめます
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