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GUIDE / PITCH-GAUGE

ピッチゲージとは?ミリ用・インチ用・両用・台形ねじ用の違いと使い方、枚数・価格の選び方

ねじのピッチを当てて読み取るピッチゲージの4つの種類、ミリねじとインチねじの見分け方、使い方、枚数・精度・材質・価格の選び方を、メーカーの公式資料で整理しました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

ピッチゲージは、山形のリーフをねじに当てて、ねじのピッチや山数を読み取るゲージです。ねじピッチゲージ・スクリューピッチゲージとも呼びます。当てるねじの規格で、メートルねじ用、ウィットねじ用、両用、台形ねじ用の4つに分かれます。どちらのねじか分からないなら両用、ミリねじだけなら枚数の多いミリ用を選びます。

ピッチゲージとは

ピッチを刻んだ薄いリーフを束ねた測定工具です。リーフをおねじの山に沿わせ、すき間なく合う1枚を探して、リーフに書いてあるピッチの数字を読みます。

ピッチゲージの比較ページは、工場・保全の現場で使う板状のリーフ組を対象にしています。ねじの合否を調べるねじプラグゲージ・ねじリングゲージや、穴径を見るピンゲージとは別の道具です。

当てるねじで分ける4つの種類

  • メートルねじ用は、山の角度60°のねじに当て、山から山の距離をmmで読みます。新潟精機のM28は28枚組です
  • ウィットねじ用は、山の角度55°のねじに当て、1インチの中の山の数を読みます。シンワ測定のA-2インチ用73794は26枚組です
  • 両用は、メートル用とウィット用のリーフを1組にまとめています。フジツールのNo.163は52枚組です
  • 台形ねじ用は、送りねじなどの30°台形ねじに当てます。フジツールのNo.30-720は、ピッチ2〜20mmを12枚で見ます

出典は、新潟精機のM28、シンワ測定のA-2インチ用、フジツールのスクリューピッチゲージ、フジツールのアクメスクリューピッチゲージです。

ミリねじとインチねじの見分け方

メートルねじのピッチは山から山の距離で、ウィットねじとユニファイねじは1インチ(25.4mm)の中にある山の数で表します。山の角度も違い、メートルねじとユニファイねじは60°、ウィットねじは55°⁠⁠⁠です。

ミリ用のリーフがどれも少しずつずれるなら、インチねじを疑ってインチ用のリーフを当てます。規格の分からない部品が多い現場は、両用の組を1つ持っておくと当て直しが早く済みます。

枚数と精度の選び方

  • 枚数が多い組ほど、細かいピッチまで見分けます。新潟精機のM28は、0.25〜0.9mmを0.05mm刻みで14枚、1.0〜2.0mmを0.1mm刻みで11枚持っています
  • 両用は枚数が多くなります。フジツールのNo.163は、ウィットの4〜62山とメートルの0.25〜6.0mmを入れた52枚組です
  • 精度を出しているのはフジツールです。メートルのリーフは±0.03〜0.07mm、台形ねじ用のNo.30-720は±0.02〜0.05mmです

材質と手入れ

  • 新潟精機のM28は、機械構造用炭素鋼のリーフです
  • シンワ測定の73795と73794は、炭素工具鋼のリーフです
  • フジツールのNo.30-720は、ステンレスのリーフを片側にまとめています

炭素鋼のリーフは、使ったあとに油をふき直してからしまいます。

公式に出ている価格

  • シンワ測定のB-2ミリ用73795とA-2インチ用73794は、どちらも標準小売価格2,060円(税別)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 新潟精機のM28は、標準小売価格5,500円です。税区分の記載はありません
  • フジツールは、製品ページに価格を出していません

出典は、シンワ測定のB-2ミリ用⁠と前掲の各社の製品ページです。確認日は2026年11月4日です。

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