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GUIDE / PIN-GAUGE

ピンゲージとは?穴径・溝幅の検査に使うピンゲージの種類(鋼・超硬・セラミックス)と、精度・刻み・校正・価格の選び方

穴径や溝幅の検査、測定器の校正に使うピンゲージの3つの種類、許容差と真円度、0.01mmとびなどのセットの選び方、極細径の寸法指定品、JCSS校正と校正証明書、価格の出し方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

ピンゲージは、直径の精度が保証された円柱形のゲージです。穴に入るかどうかで、穴径や溝幅を確かめます。材質で鋼・超硬・セラミックスに分かれ、決まった刻みのセットか単品で買えます。選ぶときは「測る寸法帯」「必要な許容差」「使う頻度」の3つを先に決めます。

ピンゲージとは

ピンゲージは、直径の精度が保証された円柱形のゲージです。アイゼンは、主な用途を穴径や溝幅の検査としています。基準器として使える高精度品は、マスターピンゲージと呼びます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るピンゲージを、代表のセット番号や寸法指定品の単位で載せています。

3つの種類

  • 鋼製は、いちばん使われているタイプです。例は新潟精機の鋼ピンゲージセット AA-1A ⁠⁠です
  • 超硬製は、摩耗に強いタイプです。例はアイゼンの EG-1A、新潟精機の TAA-1A、八ヶ根工業・三和クリエーション・精工ドリルの寸法指定品です
  • セラミックス製は、ジルコニアで作るタイプです。例はアイゼンの EC-1A ⁠⁠です

鋼と超硬の違い

  • 新潟精機は、超硬ピンゲージの寿命を鋼の約20〜30倍としています
  • 超硬は熱膨張が小さく、八ヶ根工業は熱膨張率を鉄系の半分としています
  • 毎日たくさんの穴に通すなら超硬、たまに測るなら鋼のセットで足ります

精度と刻み

  • アイゼンの EG-1A と EC-1A は、許容差が±1μm、真円度・直径不同が0.8μmです
  • 三和クリエーションの寸法指定品は、超精級なら許容差±0.0003mmで、中級は±0.001mmです
  • 新潟精機の AA-1A は、1.000〜1.500mmを0.010mmとびで51本そろえます
  • 足りない寸法は単品で足します。アイゼンはピンゲージを全て1本から注文できます

細い穴のピンゲージ

  • 八ヶ根工業は、直径0.02mmから超硬ピンゲージを1本単位で作ります
  • 精工ドリルの SCAP-0200 は、直径0.20mmの測定部に直径1.0mmのシャンクが付いています
  • 細いピンは折れやすいので、シャンク付きかピンバイスでつかんで扱います

使い方と校正

  • 細い順に穴へ入れて、すっと入るいちばん太いピンの径を読みます。押し込むとゲージも穴も傷みます
  • 新潟精機の AA シリーズは、直径0.10〜30.00mmで JCSS 校正を受けられます
  • アイゼンは ISO/IEC17025:2017 の認定を受け、校正証明書を出せます

値段

  • 今回載せた製品は、どれも公式サイトに公開価格がありません
  • 寸法帯・本数・精度を決めて、販売店かメーカーに見積もりを取ります
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