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GUIDE / KENSHINKI

検針機とは?縫製品の折れ針を見つける検針機(検針器)の種類(コンベア式・卓上型・ハンディ型)と、検出感度・通過高さの選び方

縫製品・衣料品・寝具に混じった折れ針や鉄片を見つける検針機の3つの種類、金属検出機との違い、検出感度・検知幅・通過高さの見方、付属品の付いた製品の検針、始業前の点検を、メーカーの公式資料からまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

検針機は、縫製品に混じった折れ針や鉄片を、磁気で見つける検査の機械です。検針器とも呼びます。製品の通し方で、ベルトで流すコンベア式、台の上を滑らせる卓上型、手に持って当てるハンディ型の3つに分かれます。鉄にだけ反応するので、全ての金属に反応する金属検出機とは別の機械です。選ぶときは「1日に流す数」「製品の厚み」「付属品の多さ」の3つを先に決めます。

検針機とは

検針機は、縫製の途中で製品に残った縫い針・折れ針・鉄片を、出荷の前に見つける機械です。磁気で鉄に反応する方式で、アルミや真鍮の付属品には反応しにくい作りです。日本金属探知機製造も、全ての金属に反応するものを金属探知機、鉄専用のものを検針機と分けています。

比較ページには、日本の会社が自社で作る検針機を、各社の代表の型の単位で載せています。販売店が売る他社の製品、全ての金属に反応する金属検出機、X線検査装置は載せていません。

3つの種類

  • コンベア式:ベルトに乗せて、門の形の検出部をくぐらせます。例はハシマの HN-880CS と、日本金属探知機製造のダブルゲート検針機 ATTER-M08W ⁠⁠です
  • 卓上型(テーブルタイプ):台の上を、製品を手で滑らせて調べます。例はサンコウ電子研究所の APA-3000 と SK-1200Ⅲ です
  • ハンディ型:手に持って製品に近づけます。コンベアで鳴ったあと、針の場所を探すのに使います。例はハシマの HN-35W と、日本金属探知機製造の ATTER-59A ⁠⁠です

検出感度の見方

  • ハシマの HN-880CS は、鉄球直径0.8mm以上を検出します
  • 日本金属探知機製造の ATTER-M08W は、最小0.8mmの鉄球を検知します
  • 日本金属探知機製造の ATTER-59A は、直径2.5mmの鉄球を23.5mm離れて検知します
  • サンコウ電子研究所の APA-3000 は、鉄製標準マチ針を最高8〜11cmの距離で探知します
  • 各社で書き方が違います。鉄球の直径で書くか、針を何cm離れて見つけるかで書くかを、そろえて比べます

コンベア式の通過高さとベルト速度

  • ハシマの HN-880CS は、検知幅が600mm、通過高さは120mmが標準で、140・160・180mmも選べます
  • ハシマの HN-880CS のベルト速度は、15〜40m/minです
  • 布団や厚いコートを流すなら、通過高さの高い型を選びます。通らない物はハンディ型で調べます

付属品の付いた製品の検針

  • 鉄のボタンやホックは鳴ります。付属品は検針器対策品(NC商品)を使います
  • サンコウ電子研究所の APA-3000 は、付属品が付いていても動きが安定する回路を使い、感度を3段階で切り替えます
  • ハシマの HN-880CS は、アクセサリー類のときにコンベアを遅くして、誤って鳴るのを減らすモードを持ちます

始業前の点検と置き場所

  • 始業前にテストピースを流し、決めた感度で鳴るかを確かめます。ハシマの HN-880CS は、テストバーと専用ソフトで各コイルの反応を自動で点検します
  • 周りのノイズで誤って鳴ることがあります。ハシマの HN-880CS は、置き場所にノイズがあるかを自分で判断する環境モードを持ちます

値段

  • 載せた製品は、どれも値段を公式に出していません。種類・通過高さ・感度を決めて、各社に見積もりを取ります
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