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GUIDE / JIKI-SUIIKEI

自記水位計とは?河川・井戸・地下水の水位を記録する水位計の種類(ゲージ圧・絶対圧・通信一体)と選び方

河川・ため池・井戸・地下水の水位を自動で記録する自記水位計の種類と違い、測定範囲、精度、記録点数、電池の見方をメーカー公式の値でまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

自記水位計は、河川や井戸の水位を自動で測って記録する水位計です。データロガー付水位計や水位ロガーとも呼ばれます。選ぶときは「大気圧の引き方」「データの回収」「電池の持ち」の3つを先に決めます。

自記水位計とは

自記水位計は、水の中に沈めたセンサーで水圧を測り、水位に直して記録する水位計です。人が読みに行かなくても、決めた間隔で記録が残ります。河川やため池の水位、井戸やボーリング孔の地下水位の観測に使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作る自記水位計を、各社の代表の型の単位で並べました。

種類と違い

  • ゲージ圧(通気管つき)は、ケーブルの通気管で大気につなぎ、大気圧の変動を引いて水位を出します。応用地質のS&DL水位計、オサシ・テクノスのWP-1とWLG-01N、拓和のCPS-Aがこの型です。
  • 絶対圧は、ケーブルも大気開放もなく、本体を沈めて測ります。センシズのWLGは、大気圧計WLG-00Mの値を後から引きます。
  • 通信一体型は、センサー・記録・電源・回線をひとまとめにしたものです。応用地質のインテグラル水位計はメールで、坂田電機のIoT水位計はクラウドで水位が届きます。

選び方

測定範囲と精度を決める

水位がどこまで動くかを先に見ます。範囲を広げるほど、同じ%FSでも誤差のcmが増えます。

  • S&DL水位計の測定範囲は、0〜10m・0〜20m・0〜35mです。
  • WLGの測定範囲は、2m・5m・10m・20m・30m・50mです。
  • 精度は、WP-1やS&DL水位計が±0.1%FS、WLGが±0.3%FSです。

データの回収で決める

見回りの回数と現場までの距離で決めます。

  • 現場で取り出すなら、WLG-01NのSDカードが手軽です。
  • 回収に行きたくないなら、インテグラル水位計やIoT水位計のように回線で届く型にします。
  • 水位が決めた値を超えたときに知りたいなら、警報メールのある型にします。

電池と記録点数で決める

記録間隔を短くするほど、電池もメモリも早く減ります。

  • インテグラル水位計の電池は最大5年です。
  • WLGの電池は、1分サンプリングで約3年です。
  • WP-1の記録容量は60,960個です。

使うときの注意

  • 通気管つきは、通気管に水が入らないように口を守ります。
  • 絶対圧は、大気圧を別に測らないと水位になりません。
  • 通信一体型は、現場の電波の状態を先に確かめます。
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