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GUIDE / JICHU-RADAR

地中レーダーとは?カート型と車載型の違い・探査深度・周波数・選び方

地面の下の埋設管や空洞を電磁波で探る地中レーダー(地中探査レーダー)の仕組み、カート型と車載型の違い、探査深度と周波数の見方、選ぶときに決めることをまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

地中レーダーは、掘らずに地面の下の埋設管や空洞を探る機器です。「どこを調べるか」「どの深さまで見るか」「図面まで作るか」の3つを先に決めると、カート型か車載型か、どの周波数かが決まります。

地中レーダーとは

地中レーダー(地中探査レーダー、GPR)は、アンテナから地面に電磁波を出し、埋設管や空洞で跳ね返った波を受けて地面の下を調べる機器です。反射の波形がその場で見られるので、掘る前の確認や路面下の空洞の点検に使います。

深さ2m程度までの空洞には、地中レーダー探査が広く使われています。4m程度より深い空洞は簡単には見つかりません。

カート型と車載型の違い

  • カート型は、アンテナを載せたカートを押して歩きながら測ります。掘る場所の周りを細かく調べるときに使います
  • 車載型は、アンテナを車に積むか取り付けて、走りながら測ります。長い距離の道路を調べるときに使います
  • グランドシア GN-E01は、時速50kmで走りながら探査できます
  • Stream UPは、ヒッチメンバーに取り付ける型で、2人で15分程度で付けられます

探査深度と周波数の見方

周波数が高いほど浅い所を、低いほど深い所を測るのが基本です。二周波の機種なら、1回の測定で両方のデータがとれます。

  • ユーティリティスキャンDFは、800MHzと300MHzを同時に使います
  • Leica DS4000は、900MHzと200MHzのアンテナを積み、900MHzのアンテナで2mまで届きます
  • グランドシア GN-02の探査深度は、最大1.5mです
  • グランドシア GN-04は、最大0.8mの浅い層に絞った型です

探査深度は土質で変わります。カタログの数字は最大の値として見てください。

選ぶときに決めること

  • どこを調べるか。敷地や狭い道ならカート型、長い距離の道路なら車載型です
  • 何を探すか。樹脂管や空洞まで探すなら、機種の探査対象を確かめます
  • 誰が扱うか。自動検出のある機種なら、波形を読み慣れていない人でも使い始めやすくなります
  • 結果をどう残すか。配管図が要るなら、DXFで出力できるソフトのある機種を選びます
  • 運ぶ手段は何か。カート型でも重さは20kg台で、折り畳める機種なら車に積みやすくなります

使うときの注意

  • 地下水位より下はほぼ見えません
  • 空洞でないものも検知します。異常が出た地点は、簡易ボーリングで確かめます
  • 波形から形までは分かりません。読み取りは技術者が判断します
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