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GUIDE / FLOAT-SUIIKEI

フロート水位計とは?種類(重り釣り合い式・電動追尾式・測定柱式)と測定範囲・精度の違い

河川・ダム・水槽の水位を浮きの上下で連続して測るフロート水位計の3つの方式、測定範囲と精度の違い、測水井の決まりを、公式資料の数字で説明します。

2026年11月6日更新

この記事の答え

フロート水位計は、水面に浮かべたフロートの上下を読み取り、水位を連続して測る計器です。フロート式水位計とも呼びます。動きの取り方で、重り釣り合い式、電動追尾式、測定柱式の3つに分かれます。選ぶときは「測る高さの幅」「出す信号」「測水井の広さ」の3つを先に決めます。

フロート水位計とは

フロート水位計は、水面のフロートの動きを、プーリーの回転やスイッチの位置に変えて水位を読む計器です。農林水産省の資料は、フロートの動きをプーリの回転角に変え、抵抗値・シンクロ発信器・BCD符号のどれかで出すと整理しています。

比較ページには、日本の会社が自社で作るフロート水位計を、各社の代表の型の単位で載せています。

3つの方式

  • 重り釣り合い式:フロートとウェイトを釣り合わせます。例はGATECのWT2100、池田計器製作所のAD-100RS、KECのFWS-M、和興計測のLG-8000です
  • 電動追尾式:ウェイトのない小径のフロートをサーボモーターで追います。例はGATECのWT2700です
  • 測定柱式:柱の中の磁石付きフロートをリードスイッチで読みます。例は拓和のVM-10ASです

測定範囲

  • WT2700は、0~99mまで測れます
  • WT2100は、0~50mまで測れます。20mを超えるときはフロートとウェイトを標準より大きくします
  • LG-8000は、最大30mまで測れます
  • AD-100RSは、0~10mが標準で、20m・50mもあります
  • FWS-Mは、2m・4m・6m・8mの4型です
  • VM-10ASは、測定長1.0mから3.5mです

精度と出力

  • AD-100RSは、精度が±1cmで、BCD4桁を出します
  • FWS-Mは、測定誤差が±1cmで、オプションで4~20mAと0~5Vを出します
  • WT2700は、精度が±1cmで、検出軸に回転形センサを結合します
  • VM-10ASは、精度が±1.0cmで、10進信号を出します
  • WT2100は、総合精度が±1.0%FS以下で、ポテンショメータ、アナログ発信機、シンクロ発信機から選びます
  • LG-8000は、表示精度がF.S.±1%で、4-20mA伝送と接点を足せます

測水井と凍結

フロート式水位計は、一般に測水井(測水筒)の上に付けます。農林水産省の資料では、測水井の側壁とフロートのすきまを10cm以上にします。細い井戸しか取れないなら、ウェイトのない電動追尾式を選びます。

水面が凍る場所では動きません。WT2100は氷結状態で使えず、WT2700は水面の凍結を避けます。FWS-Mには、凍結防止のヒーター200V50Wのオプションがあります。

値段

載せた6製品に、公式の公開価格はありません。測定範囲、出力の種類、接点の数を決めて、メーカーに見積もりを取ります。

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