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GUIDE / FEELER-GAUGE

フィラゲージとは?シクネスゲージ(すきまゲージ)の種類(組合せ・JIS・ステンレス・テープ)と選び方

薄い金属板を差し込んですき間を測るフィラゲージ(シクネスゲージ・すきまゲージ)の4つの種類、JISと一般品の違い、使い方と手入れ、選ぶときに見る点を、公式の仕様で説明します。

2026年11月6日更新

この記事の答え

フィラゲージは、薄い金属板を差し込んで、すき間の寸法を測る工具です。シクネスゲージ・すきまゲージとも呼びます。厚さ違いを束ねた組合せが基本で、JIS・高精度品、ステンレス製、切って使うテープがあります。測る厚さの範囲、校正の有無、錆びる場所かどうかで選びます。

フィラゲージとは

フィラゲージは、機械のすき間に薄い金属板(リーフ)を差し込み、入る板の厚さからすき間の寸法を読む測定工具です。自動車や発動機関のピストン、シリンダ部の間隔測定で使います。

比較ページには、日本の会社が自社のブランドで出すフィラゲージを、各社の代表の品番の単位で載せています。商社が売る品や、文字盤で板厚を読むダイヤル式のシックネスゲージは載せていません。

4つの種類

  • 組合せ(一般の型)は、厚さ違いのリーフを束ねた型です。シンワ測定の73780は、9枚で0.04〜0.30mmを測ります
  • JIS・高精度の組合せは、精度の決まった型です。永井ゲージ製作所の100A10はJISの品で、品質保証書が付きます
  • ステンレスの組合せは、錆に強い型です。新潟精機のS172MBは、リーフがSUS304Hです
  • テープは、必要な長さに切って使う型です。新潟精機のFG-05-1は、厚さ0.05mm、幅12.7mm、長さ1mです

選ぶときに見る点

選ぶときは「測る厚さの範囲」「校正と書類の有無」「錆びる場所か」の3つを先に決めます。

  • 厚さの範囲は、枚数で変わります。シンワ測定の73796は、25枚で0.03〜1.00mmまで測れます
  • 校正が必要なら、JISや高精度の品を選びます。永井ゲージ製作所は、一般品の検査と校正を受けていません
  • 湿気の多い場所や水・薬品がかかる現場なら、ステンレス製にします。完全に錆びないわけではないので、水分は拭き取ります
  • 同じすき間を続けて測るなら、テープが使えます。東京シクネスは、切って使う帯をフィラーゲージと呼んでいます

値段

値段を公式に出しているのは、新潟精機・シンワ測定・TONEの3社です。シンワ測定の73780は1,030円(税別)、TONEの100Mは1,470円、新潟精機のS172MBは4,000円です。ほかの会社は製品ページに価格が無いので、販売店に見積りを取ります。

使い方

  • 使う前に、リーフの汚れと防錆剤を拭き取ります。汚れがあると測る値が変わります
  • 薄いリーフから順に、無理な力を掛けずに差し込みます
  • 引っ掛かって入らなくなった1つ前のリーフの厚さが、すき間の寸法です
  • 合うリーフが無ければ重ねます。シム&ゲージの例では、0.20mmと0.08mmで0.28mmを確かめます。重ねると許容差も足した数値になります

手入れ

使った後は汚れを拭き取り、薄く防錆油を引いてしまいます。TONEは、使いっぱなしにすると錆びると書いています。製品に付いている白い粉は防錆剤だと、新潟精機の製品ページに書かれています。

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