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GUIDE / AI-CAMERA

AIカメラ(業務用)⁠と⁠は⁠?何ができるか、フォークリフト用・現場の見張り用・メーター点検用の違いと選び方

工場・物流倉庫・建設現場で使う業務用のAIカメラ(画像解析カメラ・AI搭載カメラ・エッジAIカメラ)について、何ができるか、普通のカメラや障害物センサーとの違い、フォークリフト・重機用、決まった場所を見張るもの、メーターを読む点検用の3つの違い、価格の調べ方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月14日更新

この記事の答え

業務用のAIカメラは、映像をAIで見分けて、人の接近や保護具の着け忘れ、メーターの値をその場で判定するカメラです。フォークリフトや重機の事故を防ぐなら車両に付ける人検知カメラ、通路や入口を見張るなら決まった場所に付けるカメラ、巡回のメーター読みを減らすなら電池で動く点検用カメラを選びます。「何を見分けたいか」「どこに付けるか」「判定の結果で何を動かすか」の3つを先に決めると、選ぶ製品が絞れます。

AIカメラとは

普通のカメラは映像を映すだけなので、モニターを見ている人がいないと危険に気づけません。AIカメラは映像の中の人や車を見分け、決めた条件になった瞬間に警告灯やブザーを動かしたり、機械を止めたり、値をクラウドに送ったりします。画像解析カメラ・AI搭載カメラとも呼びます。

カメラや本体の中で判定するものをエッジAIカメラと呼びます。映像をそのまま送らず、判定の結果や人物のデータだけを送るので、回線の重さに左右されにくくなります(小森安全機研究所⁠のKAGの説明より⁠)⁠。

比較ページには、メーカーが自社で作るか自社ブランドとして売り、公式サイトで今案内している製品を、1社1〜2製品に絞って載せています。防犯の見張りと録画が主な監視カメラ、外観検査のスマートカメラ、カメラを持たないAIのソフトだけのもの、家庭用、代理店が売る他社製品は載せていません。

3つの種類

車両・重機に付ける人検知カメラ

  • フォークリフトや重機の後ろや前に付け、近づく人を見分けて警告灯・ブザー・音声で知らせます
  • 人だけを見分けるので、棚や荷物にも反応する障害物センサーより誤報が少なくなります
  • 重機の油圧の回路を止める出力を持つ型もあります
  • このページの例:青木製作所のAMEX-MA、TCIのDetection AI、パル技研のBFV202、VIAのMobile360 M500-T、ザクティのフォクレコAI+とドボレコJK

決まった場所を見張るカメラ

  • 通路・入口・機械の中など決まった場所に付け、人・車両・保護具の着け忘れを見分けます
  • 決めた条件のときだけ回転灯やシグナルタワーを動かすので、警報が鳴りっぱなしになりません
  • このページの例:小森安全機研究所のKAG(大型プレスの中に残った人)、日本仮設のField AI Ⅱ(通路の人・2輪・4輪)、WDSのSiNC-Eye(ヘルメット・メガネ・マスク)

メーターを読む点検用カメラ

  • 設備のアナログメーターを決まった時刻に撮り、クラウドのAIが値を読み取ります
  • 電池とLTEで動くので、電源やネットの配線の無い所にもそのまま付けられます
  • このページの例:LiLzのLC-20、防爆エリア用のLC-EX10

選ぶときに決めること

何を見分けたいか

  • 人だけ:フォークリフト・重機の人検知、機械の中の人
  • 人と車:工事現場の通路、駐車禁止の所、交通量のカウント
  • 着ている物:ヘルメット・メガネ・マスクの着け忘れ
  • 数字:圧力計・温度計などのメーター

どこに付けるか

  • 車両に付けるなら、付ける高さで検知できる距離と角度が変わります。車種と付ける位置をメーカーに伝えます
  • 屋外や水のかかる所は、防水・防じんの等級(IP65・IP67・IP69Kなど)を見ます
  • 電源の無い所は電池式、可燃性のガスがある所は防爆型を選びます

判定の結果で何を動かすか

  • 運転者に知らせるだけなら、警告灯・ブザー・モニターの付いたセットで足ります
  • 重機を止めたいなら、接点の出力を持ち、重機の安全回路に割り込めるかを確かめます
  • 記録を集めたいなら、LTEやWi-Fiでクラウドに送れる型を選びます

気をつけること

  • 事故を100%防ぐものではありません。運転者の確認と組み合わせて使います
  • 暗い所では検知できる明るさに限りがあります。TCIのDetection AIは月明かり程度が限界と案内しています
  • 値段はどの社も見積もりです。台数と付ける車両・場所を決めてから聞くと早く返ってきます
  • 国土交通省のNETISに登録された製品(Detection AI・Field AI Ⅱ)は⁠、公共工事の総合評価で加点の対象になる場合があります

出典

  • TCI Detection AI:https://www.tci-car-item.com/product/3778/
  • 小森安全機研究所 KAG:https://www.komorisafety.co.jp/products/cn9/pg998.html
  • 日本仮設 Field AI Ⅱ:https://www.nihonkasetsu.co.jp/product/403.php
  • ザクティ セーフティカメラシステム:https://xacti-co.com/service/safety_camera/
  • LiLz LC-20:https://lilz.jp/products/lc-⁠20
  • 確認日:2026年10月14日
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