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GUIDE / PAD-PRINTING-MACHINE

パッド印刷機とは?オープン型・密閉型・輪転式・手動式の違いと選び方

曲面や凹凸面に刷るパッド印刷機(タンポ印刷機)の4つの種類、印刷範囲と版サイズの見方、価格、内製とライン組み込みの選び方をまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

パッド印刷機は、版のインキをシリコンパッドに移し、曲面や凹凸面に押し当てて刷る機械です。タンポ印刷機とも呼びます。種類はオープン型・密閉型・輪転式・手動式の4つです。ラインで長く回すなら密閉型、インキや絵柄に合わせて調整するならオープン型、円筒の全周なら輪転式、少量の内製なら手動式を選びます。

パッド印刷機とは

パッド印刷機は、版の凹みにためたインキをシリコンパッドに移し、印刷する物に押し当てて転写します。パッドに弾力があるので、平らな面だけでなく、なだらかな曲面や凹凸面にも刷れます。ボールペンやUSBのような小さな物にも、文字や細かい絵柄を出せます。

比較ページには、日本の会社が自社で製造または設計・販売するパッド印刷機を、各社の代表の型の単位で載せています。

4つの種類

  • オープン型:インキ皿が開いた型です。ブレードの角度を変えられる機種があり、例はナビタスマシナリーのT-5Kです
  • 密閉型:インキを閉じ込める型です。溶剤が飛びにくく、例はスペースシステムズのSW-80SKとS-130SGです
  • 輪転式:ロール状のパッドを回す型です。円筒や球の全周に刷れ、例はナビタスマシナリーのRP-1012Dです
  • 手動式:手で動かす小型機です。少量の内製に向き、例は安心堂のなんでもくんANG-4です

選ぶときに見るところ

選ぶときは「刷る物の形」「色数」「生産の量」の3つを先に決めます。

  • 刷る範囲を見ます。SW-80SKは、最大印刷面積が75×60mmです。S-130SGは、最大で直径95mmです
  • 版のサイズを見ます。SW-80SKは、100×100mmの版を使います。S-130SGは、125×270mmの版を使います
  • 溶剤の扱いを見ます。簡易密封タイプのT-5K-CSは、1日8時間の使用で溶剤の追加が1回程度です
  • ラインに入れるかを見ます。SW-80SKとS-130SGは、インライン用です

価格

値段を公式に出しているのは、安心堂のなんでもくんANG-4です。本体は248,000円(税別)、製版キットは71,900円(税別)⁠で⁠す⁠。ナビタスマシナリーとスペースシステムズの機械は公式に価格の記載がないので、見積もりで確かめます。

導入の前に決めておくこと

  • 版を社内で作るか、外に頼むかを決めます
  • ワークを押さえる治具を、形ごとに用意します
  • エアー駆動の機械なら、圧縮空気の配管を確かめます
  • オープン型なら、換気と粘度の調整の担当を決めます
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