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GUIDE / MARKING-PUNCH

刻印とは?金属の部品に文字や番号を打つ刻印(打刻印)・⁠ポ⁠ン⁠チ⁠・刻印機の種類(手打ち・プレス式・ドットピン)と⁠、文字の大きさ・硬さ・価格の選び方

金属の部品や銘板に番号・ロット・記号を打ち込む刻印の4つの種類(手打ち刻印・ポンチ・プレス式刻印機・ドットピン刻印機⁠)⁠、手打ち刻印のハンマー、文字の大きさ、打てる硬さ、レーザーマーカーやインクジェットとの違い、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

刻印は、金属の部品や銘板に文字や番号を打ち込んで、消えない印を残すための道具と機械です。打刻印とも呼びます。打ち方で、ハンマーで打つ手打ち刻印・穴あけ前の印を打つポンチ・押し込むプレス式刻印機・針で点を打つドットピン刻印機に分かれます。選ぶときは「何個打つか」「番号を毎回変えるか」「打つ材料がどれくらい硬いか」の3つを先に決めます。

刻印とは

刻印は、部品の表面を打って文字や番号のくぼみを作り、消えない印を残すものです。製造番号・ロット番号・検査印・社名などを、部品や銘板に残すときに使います。

比較ページには、日本法人のある会社が自社で作るか自社グループの製品として売る刻印・ポンチ・刻印機を、各社の代表の型の単位で載せています。レーザーで印を付けるレーザーマーカー、インクで刷る印字機、文字を刻んだ銘板は、それぞれ別の比較ページで扱っています。

4つの種類

  • 手打ち刻印は、文字を彫った棒をハンマーで打ちます。電気を使いません。例は尼崎彫刻工業の標準手打ち刻印と、トーチョーマーキングシステムズのディンプル手打刻印です。押し付けるだけで打てる、山田マシンツールのぽん太 MarkⅡのようなスプリング式もあります
  • ポンチは、ドリルで穴をあける位置に小さなくぼみを打ちます。例は新潟精機の自動ポンチ AP-M と、センターポンチ TCP-M ⁠⁠⁠です
  • プレス式刻印機は、刻印やナンバリングヘッドをレバーやエアーで押し込みます。例は山田マシンツールのハンドプレス YHP-500 と、近常精機の卓上刻印機 KS-3BN ⁠⁠です
  • ドットピン刻印機は、針状のペン先で点を打って文字や二次元コードを作ります。例は近常精機の KA-3711、トーチョーマーキングシステムズの Patmark2、ベクトルの VM2020、グラボテックの XF510Sp ⁠⁠⁠です

手打ち刻印の打ち方

  • トーチョーマーキングシステムズは、刻印より柔らかい銅製のハンマーを勧めています
  • 6mm角の刻印には1/2ポンド(0.23kg)、13mm角の刻印には1ポンド(0.45kg)のハンマーを合わせます
  • 尼崎彫刻工業の公式サイトでは、鉄に打つ刻印は刻印そのものの硬さと耐久性が大事だと説明しています

文字の大きさ

  • 尼崎彫刻工業の標準手打ち刻印は、1〜16mmです
  • トーチョーマーキングシステムズのディンプル手打刻印は、文字高1.0〜10.0mmです
  • 山田マシンツールのぽん太 MarkⅡは、2〜6mmです
  • ドットピン刻印機は設定で大きさを変えられ、ベクトルの VM2020 は1〜30mm、近常精機の KA-3711 は1.0〜100.0mmです

打てる硬さ

  • トーチョーマーキングシステムズの Patmark2 と、グラボテックの XF510Sp は、62HRCまで打てます
  • 近常精機の KA-3711 は、HRC50程度までです
  • 新潟精機のセンターポンチ TCP-M は、硬度HV520程度の焼入鋼まで打ち込めます
  • ハイテン材にプレスで打つ刻印は、山田マシンツールが590材まで用と1470材まで用の2種類を作っています

レーザーマーカー・インクジェットとの違い

  • ドットピンは、針状のスタイラスを押し当ててくぼみを作ります。レーザーマーカーは、光で表面を焼いて印を付けます
  • ベクトルの解説では、ドットピンは特別な安全設備がいらず、始めの費用を抑えられます
  • インクジェットなどの印刷は油で消えることがありますが、打ち込んだ刻印は消えません

値段

  • 値段を公式に出しているのは新潟精機のポンチで、自動ポンチ AP-M は3,600円、センターポンチ TCP-M は1,800円(標準小売価格)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 尼崎彫刻工業は直販をしていないので、販売店で買います。注文で作る4mmの漢字刻印は、1本8,000円程度と案内しています
  • 刻印機は、どのメーカーも値段を出していません。打つ材料と文字を伝えて見積もりを取ります
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