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GUIDE / DTF-PRINTER

DTFプリンターとは?デスクトップ型・ロール式・広幅の違いと、印刷幅・インク・価格の選び方

フィルムに刷って熱プレスでTシャツや作業着、バッグに貼るDTFプリンターの3つの種類、DTG・シルクスクリーン印刷との違い、白インクとパウダーの扱い、置き場所、値段と本体以外にかかる費用を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

DTFプリンターは、フィルムに絵柄を刷り、熱プレスでTシャツやバッグに転写する印刷機です。フルカラー転写プリントとも呼びます。刷れるフィルムの幅と置き方で、机に載るデスクトップ型、80cm級のロール式、160cm級の広幅のロール式に分かれます。選ぶときは「最大印刷幅」「粉付けの装置」「本体以外の費用」の3つを先に決めます。

DTFプリンターとは

DTFプリンターは、フィルムに絵柄を刷って接着パウダーを付け、熱で乾かしたインク層を、熱プレスでTシャツや作業着、バッグに圧着する転写シートを作るプリンターです。DTFはDirect To Filmの略です。

比較ページには、日本の会社が自社で作る業務用のDTFプリンターを、各社の代表の型の単位で載せています。販売店や輸入元が売る海外製の機械、UV-DTF、生地に直接刷るDTG、中古品は載せていません。

3つの種類

  • デスクトップ型は、机や台に載る小型の機種です。例はローランド ディー.ジー.の VersaStudio BY2-20 で、最大印刷幅は480mmです
  • 80cm級のロール式は、フィルムのロールを送って刷り続ける量産の中心です。例はミマキエンジニアリングの TxF150-75 と、ローランド ディー.ジー.の TY-300i ⁠⁠です
  • 160cm級の広幅のロール式は、転写シートを横に多く並べて刷れます。例はミマキエンジニアリングの TxF300-1600 で、最大作図範囲は1,610mmです

DTG・シルクスクリーン印刷との違い

  • DTGは生地に直接刷ります。版はいりませんが、生地の前処理が必要です
  • シルクスクリーン印刷は1色ごとに版を作るので、小ロットには向きません
  • DTFは版の用意とカス取りがいらず、1枚から刷れます。ミマキエンジニアリングの解説では、印刷工程は無人で回せます
  • 刷れる素材は、コットン・ポリエステル・ナイロンなどです。BY2-20 は、デニムやレーヨンの生地にも使えます

白インクとパウダー

  • 濃い色の生地に刷るときは、絵柄の下に白を敷いて色を出します
  • 白インクは詰まりやすいので、TxF150-75 は白インクだけを循環させています。TY-300i は白インクを従来機の2倍にしました
  • ミマキエンジニアリングが売るのはプリンタ・インク・RIPソフトで、フィルム・パウダー・粉付けの装置・熱プレスは推奨の仕様を示しています
  • ローランド ディー.ジー.は専用フィルムと専用パウダーを売っています。TY-300i は、シェイカーオーブン RDTFS800 とつなげると、印刷からパウダー塗布・溶解まで続けて流せます

置き場所と電源

  • BY2-20 は、1,069×787×622mm・66kgで、動作時の消費電力は約185Wです
  • TxF300-1600 は、2,783×700×1,392mm・166kgです。搬入の通り道も先に確かめます
  • TY-300i は、室温20〜28℃・湿度40〜60%RHで動かします。電源を入れてから5〜20分のウォームアップが必要です

値段と本体以外の費用

  • 値段を公式に出しているのは4製品で、BY2-20 が1,298,000円、TxF150-75 が1,430,000円、TY-300i が2,178,000円、TxF300-1600 が4,180,000円です(どれも税込の本体価格)
  • TY-300i とシェイカーオーブン RDTFS800 のセットは、税込3,828,000円です
  • ローランド ディー.ジー.の S-PG3 インクは500mlで税込9,900円、専用フィルム S-F164 は500mm×50mで税込29,700円です
  • ローランド ディー.ジー.は、年間保守契約・インク・運送・導入設置を本体価格と別料金にしています。TxF150-75 は本体の無償保証期間が無く、年間保守契約に入って使います
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