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GUIDE / AIR-IMPACT-WRENCH

エアインパクトレンチとは?小型・大型・トルクコントロール式の違いと、差込角・トルク・空気消費量の選び方

自動車整備・建機・鉄骨・工場の組立で使う業務用のエアインパクトレンチの種類(小型・大型・トルクコントロール式)、差込角と能力ボルト径、トルクの見方、ピストル型とストレート型、コンプレッサーの大きさ、締め付けトルクの管理を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

エアインパクトレンチは、圧縮空気で回したハンマでアンビルを打ち、ボルト・ナットを締めたり緩めたりする空気工具です。選ぶときは「ボルトの太さ(差込角)」「トルクの大きさ」「コンプレッサーの大きさ」の3つを先に決めます。

エアインパクトレンチとは

エアインパクトレンチは、工場のエアー配管やコンプレッサーにつなぎ、圧縮空気でモーターを回して、ハンマがアンビルを打つ力でボルト・ナットを回す工具です。固く締まったナットも短い時間で緩められ、自動車整備や建機、鉄骨、工場の組立で使います。

比較ページには、業務用のエアインパクトレンチを、種類ごとに代表の型式で載せています。電池で動く充電式のインパクトレンチとインパクトドライバー、エアードリル、オイルパルスレンチ、ソケットだけの部品は載せていません。

3つの種類

小型(9.5・12.7mm角)

  • 片手で握るピストル型で、乗用車の整備や組立ラインの締め付けに使う
  • 空研のKW-1600proZは、質量1.5kgの12.7mm角で、無負荷で9,600rpm
  • 埼玉精機のU-150Aは、全長112mmの短い9.5mm角で、最大トルクは350N・m

大型(19・25.4mm角)

  • トラック・建機・鉄骨の太いボルトに使う
  • 東空販売のMI-38EXLは、能力ボルト径38mmの25.4mm角で、質量は6.2kg
  • 不二空機のFW-330は、最大トルクが2,600N・mの1インチ角
  • 握りを後ろに付けたストレート型や、全長を詰めたショート型もある

トルクコントロール式

  • 設定したトルクに達すると、自動で止まる
  • ベッセルのGT-P6Tは、実用トルクが7.8〜17.6N・mの9.5mm角

差込角とトルクの選び方

  • 締めるボルトの太さより大きい能力ボルト径の型を選ぶ
  • 12.7mm角の信濃機販SI-1600CULTRA-2は、能力ボルト径16mmまで
  • 25.4mm角の空研KW-3800ISO-GLは、大型車のISO式ホイールナット用で、左回転を高出力にしている
  • トルクは、最大トルクを出すメーカーと実用トルクの範囲を出すメーカーがあり、測り方もメーカーごとに違う

コンプレッサーとエアーの量

  • 空気消費量を見て、コンプレッサーの吐出量が上回るものを選ぶ
  • 空研のKW-1600proZは、2.2kWのコンプレッサーで使える
  • 25.4mm角の信濃機販SI-3820Lは、空気消費量が1.82m³/minで、7.5KWのコンプレッサーを使う

締め付けトルクの管理と手入れ

  • 打撃で締めるので、実際の締め付けトルクはトルクレンチで定期的に確かめる
  • 使用空気圧を守る。ヨコタ工業のYW-14PRKは、0.4MPa〜0.6MPa
  • コンプレッサーのドレンを抜き、水の混ざらないエアーを使う
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