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GUIDE / DEPTH-FILTER

デプスフィルタとは?糸巻き・メルトブロー・デプスプリーツの違いと、ろ過精度・耐熱の選び方

ろ材の厚み全体で粒子を捕まえるデプスフィルタ(深層ろ過フィルター)の3つの種類、公称と絶対のろ過精度の違い、最高使用温度、交換の決め方を、メーカー公式資料の数字で説明します。

2026年11月6日更新

この記事の答え

デプスフィルタは、ろ材の厚み全体で液の中の粒子を捕まえるカートリッジフィルターです。糸巻き・メルトブロー積層・デプスプリーツの3つがあり、液の粘度、粒の大きさの幅、温度で選びます。

デプスフィルタとは

デプスフィルタは、ろ材の外側を粗く、内側を細かく作り、大きな粒から順に厚みの中へためるフィルターです。深層ろ過フィルターとも呼びます。表面で捕まえるプリーツやメンブレンより、異物を多くためられます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るものと、日本法人が自社グループの製品として売るものを並べました。

3つの種類

  • 糸巻き(ワインド)は、コアに糸を巻いた型です。JNCフィルターのCLEAL VW、富士フィルター工業のフジワインドなどがあります
  • メルトブロー・積層は、細い繊維を重ねて固めた型です。JNCフィルターのCLEAL CP、ロキテクノのASLS、日本ポールのProfile IIなどがあります
  • デプスプリーツは、繊維の太さが違う不織布をひだ折りにした型です。ロキテクノのSHPFがあります

ろ過精度の見方

  • JNCフィルターのCLEAL CPは、公称1〜200μmです
  • ロキテクノのASLSは、0.5〜150μmです
  • 日本ポールのProfile IIは、0.2〜40μmです
  • 公称の表示は、実際の除去効率が表示の精度に対して50〜98%程度です。会社が違えば、同じ数字でも同じ性能とは言えません

温度と差圧の見方

  • ロキテクノのASLSとSHPFは、最高使用温度が80℃、最高使用差圧が0.49MPaです
  • 日本ポールのProfile IIは、最高温度が82℃です
  • JNCフィルターのCLEAL CPは、最大差圧が0.55MPa、推奨交換差圧が0.15MPaです
  • 高い温度の液には、ろ材とコアの違う型を選びます。ロキテクノのEBSは190℃まで使えます

選び方

選ぶときは「粒の大きさの幅」「液の粘度」「液の温度」の3つを先に決めます。

  • 粒の幅が広い液の粗取りは、糸巻きかメルトブローで足ります
  • 粘度の高い液は、デプスプリーツで流量を保ちます
  • 泡立ちを嫌う液は、仕上剤を使わない型を選びます
  • 医薬の薬液は、滅菌の条件と適合規格を資料で確かめます
  • 値段はどの会社も公式に出していないので、見積もりで比べます
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