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GUIDE / ROTARY-ACTUATOR

ロータリーアクチュエータとは?装置で部品を回す・反転させるロータリーアクチュエータの種類(ベーン形・ラックピニオン形・油圧形・電動形)と、トルク・角度の選び方

装置で部品やアームを決まった角度だけ回すロータリーアクチュエータ(揺動アクチュエータ)の4つの種類、ベーン形とラックピニオン形の違い、トルクの選び方、角度の調整、止まるときの衝撃の受け方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

ロータリーアクチュエータは、部品やアームを決まった角度だけ回すための駆動機器です。揺動アクチュエータとも呼びます。空気圧で羽根を回すベーン形、ピストンで歯車を回すラックピニオン形、油圧形、モーターで回す電動形に分かれます。選ぶときは「必要なトルク」「回す角度」「止める位置の数」の3つを先に決めます。

ロータリーアクチュエータとは

ロータリーアクチュエータは、装置の中で部品・治具・アームを、決まった角度だけ回す・反転させる・往復させる駆動機器です。エアシリンダが物をまっすぐ押し引きするのに対し、こちらは軸を回します。

比較ページには、日本法人のある会社が自社で作るロータリーアクチュエータを、各社の代表シリーズの単位で載せています。直動の電動アクチュエータ、NCロータリテーブル、バルブを開け閉めする弁用のアクチュエータは載せていません。

4つの種類

  • ベーン形(空気圧):中の羽根に空気を当てて軸を回します。例はSMCのCRB、CKDのRV3S、コガネイのRAN、フエストのDRVSです
  • ラックピニオン形(空気圧):ピストンで歯の付いた棒を動かし、歯車を回します。例はSMCのCRA1と、Parker TAIYOのRPMです
  • 油圧形:油の圧力で回します。例はParker TAIYOの油圧ハイロータ HRNで、定格圧力は7MPaです
  • 電動形:モーターで回し、決めた角度にいくつでも止められます。例はアイエイアイのRCP6-RTFMLです

ベーン形とラックピニオン形の違い

  • ベーン形は本体が小さく、狭い所に収まります。SMCのCRBのトルクは、0.12〜3.73N・mです
  • ラックピニオン形は大きなトルクを出しやすい作りです。SMCのCRA1のトルクは、1.91〜74.3N・mです
  • ベーン形は内部の漏れで、使い方によってトルクが変わることがあります

回す角度

  • SMCのCRBは最大270°、CKDのRV3Sは90°・180°・270°から選べます
  • コガネイのRANは、90°・100°・180°・270°から選べます
  • 角度を調整するなら、CKDの角度可変形RV3SAは30°から決められます。Parker TAIYOのRPMは、角度と回り始めの位置を外から調整できます
  • 電動のRCP6-RTFMLは±180°の中で止められ、繰返し位置決め精度は±0.01度です

トルクの選び方と止め方

  • コガネイのカタログでは、必要なトルクが実効トルクの80%以下(変動する負荷は50%以下)になるように選びます
  • 重い物を速く回すと、許容運動エネルギーを超えることがあります。そのときはショックアブソーバを付けて受け止めます
  • 空気圧の型でぴったり止めるなら、外にストッパを付けます

値段

  • このページの製品は、どれもメーカーの公式サイトに値段を出していません。型式・サイズ・角度・スイッチの有無を決めて、見積もりを取ります
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