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GUIDE / HMI

タッチパネル表示器(HMI)⁠と⁠は⁠?種類・画面サイズ・タッチ方式の選び方

工場の装置や制御盤でPLCとつなぐタッチパネル表示器(プログラマブル表示器・HMI)の仕組みと種類、画面サイズの決め方、抵抗膜方式と静電容量方式の違い、保護構造、入れ替えの注意を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月14日更新

この記事の答え

タッチパネル表示器(HMI)は⁠、PLCとつないで機械の状態を画面に出し、画面のボタンを押した操作をPLCへ伝える操作盤です。選ぶときは「画面の大きさ(盤の穴)」「つなぐPLCと通信の口」「タッチの方式」「前面の保護構造」「画面を作るソフト」の5つを先に決めます。

タッチパネル表示器(HMI)⁠と⁠⁠⁠⁠は

プログラマブル表示器、HMI(ヒューマンマシンインタフェース)、操作パネルとも呼びます。メーカーによって名前が違い、三菱電機は表示器(GOT)、オムロンはプログラマブルターミナル、キーエンスはタッチパネルディスプレイと呼んでいます。

  • PLCのデータを読み書きして、運転状態・数値・警報を画面に出します
  • 画面のボタンを押すと、その操作がPLCへ伝わって機械が動きます
  • 画面はパソコンの作画ソフトで作り、USBやEthernet、SDカードで表示器へ送ります

比較ページには、工場の装置や制御盤で使う表示器の本体を、画面の大きさで3つに分けて載せています。

画面の大きさで分けた3つの種類

大型(10型以上)

  • ラインや設備全体の状態を1枚の画面にまとめて映します
  • 三菱電機のGT3710-XRBAは10.4型・1024×768ドット・1600万色で、Ethernetを2ch持ちます
  • キーエンスのVT5-X10はRGB入力とDVI-D出力を持ち、カメラの映像も同じ画面に出せます

中型(7型前後)

  • 1台の装置の操作盤にいちばん多い大きさで、7型ワイドの800×480ドットが中心です
  • パナソニック インダストリーのGT707とジェイテクトエレクトロニクスのGC-A24は、5.7型の取付スペースに7型ワイドが入ります

小型(5.7型以下)

  • 小さな装置や、押しボタンと並べて付ける表示に使います
  • パナソニック インダストリーのGT703は3.8型のモノクロで、本体は約180gです

タッチの方式の違い

アナログ抵抗膜方式

  • 押した力で2枚の膜が触れた位置を読む方式です。オムロンは「感圧式」と書いています
  • このページの多くの製品がこの方式で、手袋のままでも押せます

投影型静電容量方式(PCAP)

  • ガラスの下のセンサで指の位置を読み、軽く触れるだけで反応します
  • 2点押しができ、Pro‑faceのPFXGP6540WCDIは指2本の操作に使えます
  • IDECのHG2J形は、1.5mm厚以下の手袋で操作できる場合があるとしています(素材や環境で反応しないこともあります)

保護構造(IP65F・IP67F)の見方

  • 数字は、盤に付けたときの前面の防じん・防水の等級です
  • 末尾の「F」は油に強いことを表す記号で、JIS C 0920の附属書に試験の条件があります
  • 三菱電機のGT2107-WTBDは前面IP67F、IDECのHG2J-7UT22TF-Bは前面IP66F・IP67Fです

入れ替えるときの注意

  • 盤の穴(パネルカット)の寸法を先に測り、新しい機種の寸法と比べます
  • 今の画面のデータを新しい機種で使えるかを、メーカーの置き換えの資料で確かめます
  • オムロンのNA5-12W101B-V1は2027年9月に受注終了予定で、NA5-12W101B-V2を代わりの機種として案内しています

値段の見方

  • 公式サイトに値段を出しているのは、三菱電機・キーエンス・パナソニック インダストリーの3社です
  • 7型ワイドは、GT707が105,300円(税別)、GT2107-WTBDが141,000円、VT5-W07が262,000円です
  • ほかの会社は、型式と台数を伝えて見積もりを取ります
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