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GUIDE / SHINKU-HOUSOUKI

真空包装機(業務用)⁠と⁠は⁠?チャンバー式・ベルト式・給袋ロータリー式・深絞り式の違いと選び方

食品工場の真空パックや、金属部品・電子部品の防湿・さび止めに使う業務用の真空包装機の仕組み、4つの方式の違い、ノズル式との違い、選ぶときに見るところと手入れを、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月14日更新

この記事の答え

真空包装機は、品物を入れた袋の空気を抜き、口をシールして封をする機械です。選ぶときは「袋と品物の大きさ」「1日に包む量」「電源(100Vか3相200Vか)」の3つを先に決めます。少量ならチャンバー式、袋を続けて流すならベルト式、袋詰めから自動にするなら給袋ロータリー式、フィルムから容器を作って包むなら深絞り式です。

真空包装機とは

真空包装機は、真空パック機とも呼ぶ機械です。西原製作所の説明では、真空ポンプで密閉した空間に袋を入れて空気を抜き、袋の口をシールしたあと、空間を大気圧に戻します。

食品の日持ちを延ばすほか、金属部品や電子部品の防湿・さび止め、かさばる品物を小さくまとめる包装にも使います。

比較ページには、工場や食品の加工場で業務に使う真空包装機を、方式ごとに代表の型式で載せています。袋の口にノズルを差して空気を抜くノズル式(脱気シーラー)、家庭用だけの真空パック器、消耗品だけのものは載せていません。

方式と仕組み

チャンバー式(卓上・据え置き)

  • 袋ごと真空室(チャンバー)に入れ、ふたを閉めて袋の中と外を一緒に減圧してから口をシールする
  • 卓上の小さなものから、床に置いてシールを2本持つ大きなものまである
  • 複数の袋を一度に並べてパックできる

ベルト式(連続式)

  • 袋詰めした品物をベルトに並べると、真空室への送り込み・真空・シール・排出までを自動で続けて行う
  • 重い品物を真空室へ持ち上げる作業が減る
  • ベルトの角度を変えられる機種は、汁気のある袋にも使える

給袋ロータリー式

  • できあがった袋を1枚ずつ取って中身を詰め、回転する真空室で空気を抜いてシールする
  • 計量機や投入機とつないで、袋詰めから真空包装までを1つのラインにできる

深絞り式

  • 下のフィルムを金型で容器の形に成形し、品物を入れて上のフィルムをかぶせ、真空にしてシールする
  • ロールフィルムから包装・切り分けまでを自動で続けて行う
  • 品物の形に合わせた容器で包める

チャンバー式とノズル式の違い

ムルチバック・ジャパンの説明では、チャンバー式は袋ごと真空室に入れて、袋の内側と外側を同時に減圧します。ノズル式は袋の口にノズルを差し、袋の中から直接空気を吸います。

  • 袋の奥や品物のくぼみまで空気を抜きたいなら、チャンバー式
  • 防錆油を塗った部品も、チャンバー式なら袋の中にノズルを入れずに包める
  • 真空室に入らない大きな袋は、ベルト式の大きな真空室か、ノズル式を使う

選ぶときに見るところ

  • シールの長さと真空室の内寸:袋と品物が入るか。長い品物はシールの長いもの、L字にシールが付いたものを選ぶ
  • 包む量:少量はチャンバー式、続けて流すならベルト式、毎分数十袋なら給袋ロータリー式か深絞り式
  • 電源:多くは3相200V。100Vで動くのは卓上の一部
  • 汁気のある品物:台やベルトを傾けられるか、真空を何度かに分けて引けるか
  • ガスを入れるか:形をつぶしたくない品物は、ガス置換(ガス封入)の付いた機種を選ぶ

能力は品物・袋・真空ポンプで変わると、各メーカーが書いています。自分の品物でテストしてから決めます。

手入れ

  • 油を使う真空ポンプは、オイルを決まった時期に替える。足りなかったり汚れたりすると、ポンプが壊れたり真空が足りなくなったりする
  • TOSEIは、卓上型と据え置き型で使うオイルを分けて案内している
  • シールのヒーターやテープ、ふたのパッキンは消耗品。傷んだら替える

値段

公式に値段を出しているのは、比較した製品のうちホシザキの床置き型だけです。ほかは、品物・袋・必要な能力を伝えて見積もりを取ります。

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