口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料
GUIDE / PET-BOTTLE

ペットボトルとは・選び方|業務用容器の種類・容量・口径・耐熱温度

飲料・食品・化粧品などを詰める業務用ペットボトルの選び方。一般用・耐熱/準耐熱・耐圧・プリフォームの違い、容量と満注量、キャップの口部、重量、無菌充填を公式資料からまとめました。

2026年10月27日更新

この記事の答え

ペットボトルは、PET樹脂を材料にした容器です。業務で調達するときは、詰める中身と充填方法を先に決め、容量・口部・使える温度を合わせます。熱いまま詰める耐熱用、炭酸の内圧に耐える耐圧用、常温で使う一般用を取り違えないようにします。自社でボトルを成形するなら、完成容器ではなくプリフォームを調達する方法もあります。

ペットボトルとは

ペットボトルの材料はポリエチレンテレフタレートで、略してPETと呼びます。飲料のほか、食品・化粧品などの商品容器にも使われています。材料名が同じでも、充填温度や口部の規格まで同じではありません。

ペットボトルのメーカー比較では、空容器とプリフォームを型式・製品コードごとに並べています。家庭用の水筒、ボトルを作る成形機、中身を詰める充填機、キャップだけの商品は対象にしていません。

材料の説明は、PETボトルリサイクル推進協議会「PETボトルって何?」⁠によります。

容器の種類は、充填条件で分ける

  • 一般ボトルは、食品・化粧品などに使う完成容器です。比較表では、耐熱・耐圧として確認できた製品を別に分け、残りをここへまとめています。この区分だけで、高温充填や炭酸への適合は判断できません
  • 耐熱・準耐熱ボトルは、熱い内容物を詰める型です。杉プラスチック工業のHTM350とHTK500は耐熱温度87℃ですが、充填物・充填量で変わります
  • 耐圧ボトルは、炭酸などの内圧に合わせた型です。日生化工の500Gは耐圧PETボトルですが、耐熱温度は非加熱です
  • プリフォームは、ボトルに膨らませる前の中間製品です。完成ボトルとは別に調達し、成形・充填を行います

協議会の種類別解説では、耐熱用は高温充填後の冷却で生じる負圧も考慮した設計、耐圧用は炭酸系の低温充填に使う設計と説明しています。耐熱と耐圧を兼ねるかどうかは、製品ごとに確認します。

容量と満注量・満量を分ける

  • 竹本容器のFBHI-500は、推奨容量500ml、満注量534mlです。同社のAPI-100は、推奨容量100ml、満注量112mlです
  • 大和工業のライフ3G-PET250は、満量292mlです。型番の数字を、満量や商品の表示量へそのまま読み替えません
  • モンマ工業の6030は、30ccの小容量タイプです。高さ65mm、直径31mm、口径17mmを公表しています

容器の容量と、実際に詰める量は分けて打ち合わせます。満注量・満量だけが公表されている製品は、キャップを閉めた状態や充填条件も確認してから使います。

口径だけでキャップやポンプを決めない

  • 日生化工の500Gは、口部がPCO1810です。調味用のF1000はF口です
  • 杉プラスチック工業のHTM350とHTK500は、対応キャップとしてTENキャップを案内しています
  • 大和工業のアリエス3G-PET300は、32mmトップ用です。各社3gポンプと詰替キャップを使う容器で、満量は330mlです

口部には寸法だけでなく、ねじ式・打栓式などの違いがあります。採用するキャップやポンプの型番までそろえ、メーカーが案内する組み合わせを確認します。

充填温度と冷却条件をそろえる

  • 杉プラスチック工業のHTM350は、容量350ml、重量26.5gです。HTK500は容量500mlで、重量は同じ26.5gです
  • 富川化学工業のTC-490角は、容量500ml、充填温度の上限65℃、平均重量31.0gです
  • 日生化工のF1000は、準耐熱70℃以下ですが、強制冷却が必須です。温度の数字だけで採用を決めません

無菌充填は耐熱とは別の方法です。中身とボトル・キャップを別々に殺菌し、常温で充填します。無菌充填用のボトルだから熱にも強い、という判断は避けます。

プリフォームを買う場合

日本パリソンは、プリフォームまでを製造して納め、客先の工場でボトル成形と充填をする方式を案内しています。ホクモウも、プリフォーム成形からボトルブローまで一貫して行い、プリフォームだけの販売にも応じています。

  • ホクモウのPF32gP-Bは、重量32g、直径28mmスクリューで、口部内径は20.6mmです
  • ホクモウのPF82gD-Dは、重量82g、直径38mmスクリューの広口タイプです
  • 重量や口部から、完成ボトルの容量や耐熱温度を推測しません。成形設備・金型・充填条件を合わせて打ち合わせます

見積もり前に伝えること

  • 内容物と用途を伝え、食品・化粧品・薬品などへの適合を確認する
  • 充填温度・充填量・冷却工程と、使うキャップ・ポンプをそろえる
  • 容器本体、キャップ、ラベルや印刷を、どこまで含めるか決める
  • 必要本数と納期を伝える。入数を、そのまま最低発注数とは扱わない
  • 洗浄と保管の条件を確認する。三宝は製造工場で洗浄しておらず、食品用途で使う場合は洗浄を求めている

掲載製品の公式資料には、比較に使える公開価格がありません。条件をそろえて見積もりを取り、サンプルで内容物と部品の組み合わせを確認します。

仕様は各社の公式資料を2026年10月27日に確認しました。出典と型式別の値はメーカー比較の表⁠にまとめています。

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉