口コミを書く
GUIDE / BIOMASS-FILM

バイオマスフィルムとは?包装に使うバイオマスフィルムの種類(原反・シュリンク・ラベル・軟質)と選び方

植物などの原料を一部に使うバイオマスフィルムの4つの種類、バイオマス度・マーク・マスバランス方式の違い、生分解性フィルムとの違いを、メーカーの公式資料で整理しました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

バイオマスフィルムは、植物などの原料を一部に使ったプラスチックフィルムです。使いどころで、袋を作る原反、シュリンク、ラベル、軟質の4つに分かれます。選ぶときは「今の基材」「必要なバイオマス度」「マークの有無」の3つを先に決めます。

バイオマスフィルムとは

バイオマスフィルムは、植物や食品廃油などの生物由来の原料を一部に使ったプラスチックフィルムです。原料の話なので、土に還るかどうかとは別です。三菱ケミカルの PLABIO はポリ乳酸を使いますが、生分解性フィルムではないと公式が明記しています。

比較ページには、日本の会社が自社で作るバイオマスフィルムを、品番か品名の単位で載せています。

4つの種類

  • 袋を作る原反は、袋の表や内側に貼る品です。例は東洋紡の DN029 と PB128、王子エフテックスのアルファンGPP、コバヤシの Pireeru ⁠⁠⁠です
  • まとめて包むシュリンクは、熱で縮めて包む品です。例は大倉工業のラプラーバイオとパワーシュリンクバイオ、宇部フィルムのバイオマスシュリンクフィルムです
  • ボトルのラベル用シュリンクは、胴に巻いて縮める原反です。例はグンゼの GB50、三菱ケミカルの PLABIO ⁠⁠⁠です
  • 袋やカバーにする軟質は、柔らかいフィルムや薄い袋にする品です。例はアキレスのペコラソフト-25B、コバヤシの Reseamα です

バイオマス度の見方

  • 東洋紡の DN029 は、バイオマス度が10%です
  • 王子エフテックスのアルファンGPPは、10%と25%から選べます
  • 大倉工業のラプラーバイオとパワーシュリンクバイオは、25%です
  • 宇部フィルムのシュリンクは、最大95%です

数字は、原料をそのまま混ぜて数える品と、割り当てて数える品で意味が違います。グンゼの GB50 は、マスバランス方式で約50%相当です。アルファンGPPは、実際にバイオマスPPを配合する品です。

バイオマスマークとの関係

バイオマスマークの認定の条件は、バイオマス度10%以上です。東洋紡の DN029・PB128 は取得、王子エフテックスのアルファンGPPは認定、コバヤシは各グレードで取得と公式に書いています。袋に付けるときは、使う品番の認定と袋の作り手を確かめます。

厚さと値段

  • 東洋紡の DN029 は15μm、PB128 は20〜60μmです
  • アルファンGPPの一般タイプは20・30μm、片面ヒートシールタイプは25・30μmです
  • 大倉工業のラプラーバイオは15μm、パワーシュリンクバイオは30μmです
  • アキレスのペコラソフト-25Bは0.2mmです
  • 値段を公式に出している会社はありません。厚さと幅、ロットを伝えて見積もりを取ります
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉