口コミを書く
GUIDE / BIODEGRADABLE-FILM

生分解性フィルムとは?PLA系・PBS系・セルロース系の種類と、厚さ・分解の条件・認証の選び方

土や堆肥の中で分解する生分解性フィルムの3つの種類、バイオマスフィルムとの違い、厚さ・幅・分解の条件・認証の見方を、メーカーの公式の値でまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

生分解性フィルムは、使い終わると微生物の力で水と二酸化炭素に分解するフィルムです。素材で、透明で硬めのPLA系、柔らかいPBS・でんぷん系、木材パルプから作るセルロース系に分かれます。選ぶときは「素材」「分解する場所」「認証」の3つを先に決めます。公式で価格を出している製品はなく、見積もりで確かめます。

生分解性フィルムとは

生分解性フィルムは、使い終わると土や堆肥の中の微生物で分解するフィルムです。包装の材料のほか、害虫のくん蒸など農林の現場でも使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社ブランドとして案内する品を、公式の製品ページで確かめて載せています。樹脂だけの販売、袋に加工して売る品、商社の取扱い品、畑の畝を覆うマルチは除きました。

3つの種類

  • PLA系:ポリ乳酸を使います。透明で硬めです。例はシーダムの SBP101 と、大同至高のバイオ99です
  • PBS・でんぷん系:柔らかく、袋やシーラントに使います。例はシーダムの SBP201 と、日生化学のバイオパールBです
  • セルロース系:木材パルプから作ります。例はフタムラ化学の NatureFlex と、レンゴーのセルロースフィルムです
  • アキレスのビオフレックスとテクノスタット工業の ZEROプラは、素材を公式に書いていないので、別の組にしました

バイオマスフィルムとの違い

  • 生分解性は、使い終わった後に微生物で分解する性質です
  • バイオマスは、原料が植物などという話です
  • バイオマスマークは原料の表示で、生分解の証明ではありません
  • 両方を言う品でも、分解の条件は品ごとに確かめます

分解する場所

  • レンゴーのセルロースフィルムは、土壌中と海水中で生分解すると書いています
  • アキレスのビオフレックスは、土中の微生物で分解します。進み方は土の種類や環境で変わります
  • 大同至高のバイオ99は、適切なコンポスト環境下でないと生分解しません
  • テクノスタット工業の ZEROプラは、18〜24カ月使用した後に生分解が始まると書いています

厚さと幅

  • 大同至高のバイオ99は、厚さ25μm、幅は最大1200mm、巻き数2000mです
  • シーダムの SBP101 は、カット状が180〜400μm、ロール状が50〜400μmです
  • シーダムの SBP201 は、ロール状で50〜200μmです
  • フタムラ化学の NatureFlex 23NK は、厚さ23.3μm、幅1280mmと1520mmです
  • アキレスのビオフレックスは、厚さ0.1mm、幅400cm、長さ30mです

認証とマーク

  • シーダムの SBP101 は生分解性バイオマスプラマーク、SBP201 は生分解性プラマークを取っています
  • フタムラ化学の NatureFlex は、EN13432 と ASTM D6400 の認証を公式に書いています。取得はグレードごとに違います
  • アキレスのビオフレックスは、日本バイオプラスチック協会の認定品で、登録NO.267です

水蒸気の通し方とヒートシール

  • NatureFlex 23NK の水蒸気透過度は5で、23NVS は200です。中身に合わせて選びます
  • NatureFlex のヒートシールは、23NK が115〜170℃、23NVS が90〜200℃です
  • 日生化学のバイオパールBは、PBS製のシーラントフィルムです

使う前に確かめること

  • 分解の条件が、捨てる場所や使う環境に合っているか
  • 認証を品番で取っているか
  • 在庫と最小ロット。大同至高のバイオ99は生産の頻度が少なく、都度在庫を確かめます
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉