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GUIDE / HASHIGO-KYATATSU

はしご・脚立・足場台とは?脚立とはしごの違い・種類・高さの選び方・正しい使い方

業務用のはしご・脚立・足場台(可搬式作業台)・踏台の違い、はしご兼用脚立と専用脚立、FRPの電工用脚立、仮設工業会の認定、高さの選び方と正しい使い方を、JIS・労働安全衛生規則・メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月14日更新

この記事の答え

脚立は開いて自立させて乗る道具、はしごは立て掛けて上り下りする道具、足場台(可搬式作業台)は長い天板の上で動きながら作業する台です。選ぶときは「作業する高さ」「天板の上で動くか」「人と工具を合わせた重さ」の3つを先に決め、電気の近くならFRPの脚立、建設現場なら仮設工業会の認定品かどうかを確かめます。

はしご・脚立・足場台とは

高い所の点検や工事では、持ち運べる昇降用具を使います。JIS S 1121 は、脚立を「自立する構造で、高所への昇降及び作業に使用するもの⁠」⁠、はしごを「自立せず、立て掛けて高所への昇降に使用するもの⁠」と分けています。

比較ページには、工場・建設現場・設備の保守・倉庫で使う業務用の製品を載せています。高所作業車、枠組足場などの仮設足場、組立に使う作業机は載せていません。

脚立の種類

はしご兼用脚立

開けば脚立、伸ばせばはしごとして使えます。1台で2通りに使えるので、現場に持っていく道具を減らせます。

専用脚立

脚立としてだけ使う型です。開いてすぐ使え、天板や踏ざんの広い型があります。

FRPの電工用脚立

支柱にFRP(繊維強化プラスチック)を使い、電気を通しにくくした脚立です。電気設備のそばの作業で使います。JIS S 1121 はアルミニウム合金製の規格なので、FRPの脚立はメーカーの表示する耐電圧などで比べます。

足場台(可搬式作業台)

脚立より天板が長く、天板の上で数歩動きながら作業できます。

  • 脚を伸ばして段差に合わせられる型が多い
  • 手がかり棒や、四方を囲う枠を付けられる型がある
  • 建設現場では、仮設工業会の認定品を指定されることがある

はしご

建物や設備に立て掛けて上り下りに使います。

  • 二連・三連の伸縮はしごは、縮めて運び、伸ばして使う
  • 横に倒れないよう、アウトリガーを付けた型がある
  • 労働安全衛生規則 第527条で、移動はしごの幅は30cm以上と決まっている

踏台・階段式の作業台

天板に乗って作業する低めの台です。踏ざんが広く、荷を持っていても上り下りしやすくなっています。2023年10月からは、最大積載量2トン以上のトラックで荷を積み卸すときにも昇降設備を置く決まりになり、踏台などの持ち運べるものも昇降設備に入ります。

選ぶときに見る点

  • 高さ:作業する高さに合わせて天板高さで選ぶ。はしごは使いたい高さより1m長い型
  • 最大使用質量:人と工具・資材の重さを足して見る
  • 天板の上で動くか:動くなら足場台、1か所なら脚立
  • 段差:床に段差や傾斜があるなら脚を伸ばせる型
  • 電気:電気設備のそばならFRPの脚立
  • 認定:建設現場の決まりで仮設工業会の認定品を求められるか

正しい使い方

  • 脚立は、脚の開き止めの金具で脚を固定してから乗る(労働安全衛生規則 第528条)
  • 天板や踏ざんに体を当てて、体を安定させて作業する
  • 天板に乗れるのは、上わく付きなど天板に乗れる構造の製品だけ

値段

はしご兼用脚立は、天板高さ1.69m前後の型で約4〜7万円(税抜)、仮設工業会認定の可搬式作業台は20万円台です。値段を出していないメーカーは、販売店で見積もりを取ります。

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