口コミを書く
GUIDE / ANZEN-BLOCK

安全ブロックとは?セイフティブロックの種類(ワイヤロープ式・ベルト式・ウインチ付き)と、長さ・質量・価格の選び方

鉄塔・タラップ・ピットの昇降で墜落を止める安全ブロック(セイフティブロック)の3つの種類、長さの決め方、使える質量、ロックするまでの距離、点検の決まりを、公式資料の数字でまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

安全ブロックは、昇り降りの途中で落ちたとき、巻き取り式の綱をロックして墜落を止める器具です。セイフティブロックとも呼びます。巻き取るものとウインチの有無で、ワイヤロープ式、ベルト・ストラップ式、ウインチ付きの3つに分かれます。選ぶときは、昇降の距離、使う人の質量、持ち運ぶか据え付けるかを先に決めます。

安全ブロックとは

安全ブロックは、作業する場所の上に取り付け、先のフックをフルハーネスか胴ベルトにつないで使います。ゆっくり動けば綱が出入りし、速く引かれると瞬時にロックします。タラップや鉄塔の昇降で、綱を掛け替えずに動けます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社ブランドで売る製品を、各社の代表の型で載せています。

3つの種類

  • ワイヤロープ式:金属のワイヤを巻き取ります。例はサンコーのタフブロック HD-12 と、タニザワのセルフロック ST#540-7 ⁠⁠です
  • ベルト・ストラップ式:帯を巻き取ります。例は藤井電工のベルブロック BB-60-SN と、サンコーのマイブロック MY-6H ⁠⁠です
  • ウインチ付き:巻取式の本体にウインチを付けた型です。例は藤井電工のシールド安全ブロック SSB-9-W ⁠⁠です

長さの決め方

藤井電工は、使う現場の最大移動距離より約1m長い型を選ぶよう案内しています。製品の長さは次のとおりです。

  • マイブロック MY-6H は、有効長さ6m
  • セルフロック ST#540-7 は、引き出し長さ7m
  • シールド安全ブロック SSB-9-W は、ワイヤロープの長さ9m
  • タフブロック HD-12 は、有効長さ12m

使える質量と本体の重さ

サンコーの製品は、使う人の体重と装具を合わせた質量で範囲を決めています。

  • タフブロック HD-12 の使用荷重の範囲は、30〜130kg
  • マイブロック MY-6H の使用荷重の範囲は、30〜120kg
  • ベルブロック BB-60-SN の使用可能質量は、120kg以下

本体の重さは、持ち運ぶかどうかで効きます。ベルブロック BB-60-SN は約1.4kg、タフブロック HD-12 は約5,900g、シールド安全ブロック SSB-9-W は約9.0kgです。

使うときの注意

サンコーの注意事項から、選ぶ前に知っておきたいものをまとめました。

  • ロックがかかるまでに、ワイヤロープは最大で700mm程度出ます。地面に近い高さでは、止まる前に地面に当たることがあります
  • 1台を同時に2名以上で使いません
  • 体重と装具の合計が30kgより軽いと、ロックがかからないことがあります
  • 気温がマイナス10℃より低いときは使えません

点検と値段

サンコーは、3年または2年に一度、推奨の有償点検を受けるよう案内しています。値段を公式カタログに出しているのはタニザワで、セルフロック ST#540-7 は142,000円(税抜)、ST#540-10 は166,000円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す⁠。

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉