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GUIDE / AIR-SHOWER

エアシャワーとは?クリーンルームの出入口に置くエアシャワーの種類(ボックス型・100Vの簡易型・荷物用)と⁠、風速・吹く時間・電源の選び方

クリーンルームや食品工場の出入口で、人や物のほこり・毛髪を吹き払うエアシャワー(エアーシャワー)の仕組み、3つの種類、片吹き・両吹き・三方向吹きの違い、風速と吹く時間、100Vで使える型、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月24日更新

この記事の答え

エアシャワーは、クリーンルームや食品工場の出入口に置き、人や物に付いたほこり・毛髪を、HEPAフィルターを通した速い風で吹き飛ばす装置です。エアーシャワー・エアシャワールームとも呼びます。両側の扉が同時に開かないインターロックで、外の空気を中へ入れません。選ぶときは「電源(AC200VかAC100Vか)」「吹く面(片吹き・両吹き・三方向吹き)」「置く場所(水を使うか・荷物も通すか)」の3つを先に決めます。

エアシャワーとは

エアシャワーは、クリーンルームと外の間に置く、二重の扉の小部屋です。中に入った人や物に、HEPAフィルターでこした空気を速い風で吹き付け、付いたほこりを落とします。吹いた空気は中のフィルターでこして、もう一度吹き出します(循環方式)。

比較ページには、日本の会社が自社で作るエアシャワーを、各社の代表の型の単位で載せています。物だけを通すパスボックス、扉の無いエアカーテン、クリーンブース・クリーンベンチは載せていません。

3つの種類

  • ボックス型(据え置き・AC200V):壁や天井のノズルから吹き付ける小部屋です。例は日本エアーテックの標準型エアーシャワー、日立産機システムのフラッタージェットシリーズ、ニットー冷熱製作所の片吹き・三方向吹きタイプ、ホクト総研の標準片吹・標準三方吹、ニッタのASN-18、樹産業のエアーシャワールームです
  • 簡易・ポータブル型(AC100V)⁠:コンセントで動く軽めの型です。例は日本エアーテックの簡易型とコンパクトエアーシャワー、コトヒラ工業のポータブルエアシャワー、流機エンジニアリングのエアシャワールームです
  • 荷物・台車用の大型:台車や大きな荷物ごと吹き払います。例はニットー冷熱製作所の大型荷物用エアシャワーです

片吹き・両吹き・三方向吹きの違い

  • 片吹き:片側の壁だけから吹きます。ニットー冷熱製作所の片吹きタイプはノズル8個です
  • 両吹き:両側の壁から吹きます。樹産業の両面吹出はノズル8個×2面です
  • 三方向吹き:両側と天井から吹きます。ニットー冷熱製作所の三方向吹きタイプは、両側16個と天井4個のノズルです
  • 吹く面が多いほど、短い時間で全身に当たります

風速と吹く時間

  • 風速:表の製品は約19〜27m/sです。樹産業のエアーシャワールームは27m/s以上、日立産機システムのフラッタージェットは25/30m/sです
  • 吹く時間:日本エアーカーテンの資料では、シャワー時間は20秒で、タイマーで決めます。日立産機システムは8〜900秒で決められます
  • 浴びる時間が短いと落ちきりません。秒数を決めて、入る人に守ってもらいます

電源と置き場所

  • ボックス型の多くは、AC200Vの3相(動力)⁠で⁠す⁠。電気工事と、クリーンルームの壁との取り合いを先に決めます
  • AC100Vの型は、コンセントにさすだけで動きます。日本エアーテックの簡易型は、電気工事なしで置けます
  • 水を使う食品工場では、ステンレスの筐体を選びます。日立産機システムの食品工場向けは外装がSUS304です

値段

  • 値段を公式に出しているのは、ホクト総研だけです。標準片吹が848,000円、標準三方吹が980,000円(どちらも税別・本体だけ)で⁠⁠⁠⁠す
  • 運送と設置工事は別にかかります。ほかの会社は、寸法と仕様を伝えて見積もりを取ります

手入れ

  • プレフィルターとHEPAフィルターは、目詰まりすると風が落ちます。決まった時期に替えます
  • 日立産機システムの風速インジケータ付きの型は、風速が落ちるとフィルターの交換を知らせます
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