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GUIDE / BOOSTER-COMPRESSOR

ブースタコンプレッサとは?給油式とオイルフリーの種類と、吐出圧力・吐出空気量・吸込圧力の選び方

工場の圧縮空気や窒素をさらに高い圧力へ上げるブースタコンプレッサの2つの種類、吐出圧力と吐出空気量の見方、増圧弁との違い、レーザー加工機やPETボトルでの使い方をまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

ブースタコンプレッサは、すでに圧縮された空気や窒素を、さらに高い圧力へ上げるコンプレッサーです。増圧機・昇圧機とも呼びます。油を使う給油式と、油を使わないオイルフリーがあり、選ぶときは吸込圧力・吐出圧力・吐出空気量の3つを先に決めます。

ブースタコンプレッサとは

ブースタコンプレッサは、工場のコンプレッサーがつくった圧縮空気や窒素を吸い込み、さらに高い圧力へ上げる機械です。工場全体の圧力は低いままにして、高い圧力がいる機械の手前だけで上げられます。

比較ページには、日本の会社か海外メーカーの日本法人が自社の製品として案内するブースタコンプレッサを、各社の代表の型の単位で載せています。販売店が売る他社の製品、エア駆動のガスブースターや増圧弁は載せていません。

2つの種類

  • 給油式:油で潤滑と冷却をします。例はアネスト岩田の CLBS110-30 とケーザーの N 253 G ⁠⁠⁠です
  • オイルフリー:圧縮機の本体に潤滑油を使いません。例はアネスト岩田の CFBS75BF-20、日立産機の NOBB-7.5H、アトラスコプコの LFB 40 ⁠⁠⁠です
  • 明治機械製作所の GBHP-1148B と GBHV-H5120、ケーザーの CN Cシリーズは、製品ページに潤滑の方式の記載がないので分けていません

吐出圧力で選ぶ

  • 1.0MPaまでの局所昇圧なら、日立産機の OBB-11GP があります
  • 2.0MPaのオイルフリーなら、アネスト岩田の CFBS75BF-20 があります
  • 3.0MPaなら、アネスト岩田の CLBS110-30 と日立産機の NOBB-7.5H があります
  • 3.5MPaなら明治機械製作所の GBHP-1148B、4.5MPaなら同じ会社の GBHV-H5120 があります
  • 45barまでならケーザーの N 253 G、100bar(g)までならアトラスコプコの DX・DN があります

吐出空気量の見方

  • 吐出空気量は吸込圧力で変わります。仕様の条件をそろえてから比べます
  • 明治機械製作所の GBHP-1148B は、吸込0.98MPaのとき2,550L/minです
  • アネスト岩田の CFBS75BF-20 は、吸込0.5MPaのとき2,000L/minです
  • 日立産機の OBB-11GP は、吸込み圧力0.5MPaのとき4,250L/minです
  • 元のコンプレッサーに、吸い込む分の余力があるかも確かめます

増圧弁と比べる

  • 増圧弁は圧縮空気の力で動くので、駆動に使った空気を捨てます
  • ブースタコンプレッサはモーターで動きます
  • アネスト岩田のカタログでは、空気駆動型の増圧機器からの置き換えで消費エネルギーが約70%減る例を出しています
  • 日立産機によると、工場の吐出圧力を0.7MPaから0.5MPaに下げると、理論動力は約18%下がります

使う前に確かめること

  • 窒素に使うときは、窒素で使える型かを確かめます。日立産機の NOBB-7.5H は窒素用で、空気に使うと製品仕様が変わります
  • オイルフリーでも、吸い込む気体に油があれば混じります。吸込み側のフィルタも見ます
  • 明治機械製作所の解説では、圧縮装置内で温度35度のとき圧力5MPa以下の圧縮ガス(空気・第1種ガス)は高圧ガスの適用除外です。実際の扱いは導入前にメーカーと確かめます
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