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GUIDE / YUATSU-SHOVEL

油圧ショベルとは?ミニショベル・中型・大型の違いと、質量・バケット容量・掘削深さ・旋回のタイプ・価格の選び方

土を掘ってダンプに積み込む油圧ショベル(バックホー)の大きさの区分、後方超小旋回と標準機の違い、運転質量と機体質量の読み方、資格、出力とバケット容量の見方、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月29日更新

この記事の答え

油圧ショベルは、油圧で動く腕の先のバケットで土を掘り、上の車体を回して積み込む建設機械です。バックホーとも呼びます。大きさで、質量6t未満のミニショベル、道路や造成で使う中型、採石や大きな造成で使う大型に分かれます。選ぶときは「現場の広さ(旋回のタイプ)」「掘る深さ」「運ぶ手段と資格に関わる質量」の3つを先に決めます。

油圧ショベルとは

油圧ショベルは、ブームとアームの先に付けたバケットで土を掘り、上の車体を回してダンプなどへ積み込む建設機械です。足回りはクローラ(履帯)が多く、宅地の外構から大きな造成・採石まで使います。

比較ページには、日本のメーカーと、日本法人が国内で売る自社グループのブランドの油圧ショベルを、代表の型式の単位で載せています。中古・レンタル、ホイール式、解体専用機、鉱山向けの超大型機は載せていません。

3つの大きさ

  • ミニショベルは、質量6t未満の小さな型です。竹内製作所は、製品質量6t未満のものをミニショベルとしています。表では、竹内製作所のTB230が運転重量2,875kg、コベルコ建機のSK30SR-7が機械質量3,260kgです
  • 中型は、道路や造成など土木工事の中心になる大きさです。日立建機のZX75US-7は運転質量8,280kg、住友建機のSH200-8は21,000kgです
  • 大型は、大きな造成や採石で使う型です。コマツのPC350-11は機械質量34,100kg、日立建機のZX470-7は運転質量48.1tです
  • 6t・30tの境目は、比較ページのための整理です。メーカーで共通の決まりではありません

旋回のタイプ

  • 後方超小旋回は、上の車体を回しても後ろがはみ出しにくい型です。コベルコ建機は、SK30SR-7を「後方はみ出しゼロ」と案内しています
  • クボタのU-30-6αは、後方小旋回タイプのミニバックホーです
  • コマツのPC30UUC-6は、前も後ろも小さく回る超小旋回型です
  • 住友建機のSH200-8とSH350HD-8は、標準機として案内されています
  • 壁ぎわや道路の片側で使うなら、後端旋回半径も比べます。日立建機のZX75US-7は1,390mm、住友建機のSH200-8は2,830mmです

質量と資格

  • 質量は、運転質量・機械質量・機体質量と、メーカーで書き方が違います。コベルコ建機のSK30SR-7のキャノピ仕様は、機械質量3,260kg、機体質量2,420kgです
  • 運転の資格は機体質量で分かれます。3t未満は車両系建設機械運転特別教育、3t以上は車両系建設機械運転技能講習です
  • ブレーカ作業には、車両系建設機械(解体用)運転技能講習の修了証が必要です
  • 公道を走る免許や、運ぶトラックの手配は別に確かめます

出力とバケット容量の読み方

  • 出力は、ネット・グロス、ファンのありなしで数字が変わります。コベルコ建機のSK135SR-7は、ファン付きで80.7kW、ファン無しで86.0kWです
  • コマツのPC350-11の192kWは、ネットの値です
  • バケット容量は、新JISと旧JISで数字が変わります。コベルコ建機のSK135SR-7の標準バケットは、新JISで0.50m³、旧JISで0.45m³です
  • 掘れる深さは、クボタのU-30-6αが2,820mm、加藤製作所のHD512-9が5,590mm、日立建機のZX470-7が7,770mmです。アームの長さで変わるので、アームの種類も見ます

住宅地と電動のショベル

  • 住宅地の近くでは、国の低騒音の指定を見ます。加藤製作所のHD512-9は国土交通省の超低騒音型です
  • 日立建機は2024年9月から、バッテリー駆動式ショベルのZX55U-6EB・ZE85・ZE135を国内で先行販売しています
  • ZX55U-6EBは運転質量5.3t、バッテリー容量39.4kWhです。充電設備と充電の時間を先に決めます

値段

  • 値段を公式に出しているのは日立建機の2機種で、ZX75US-7は1,070万円、ZX470-7は5,180万円です。どちらも標準小売価格で、税別・工場裸渡しです
  • ほかの掲載機種は、バケット・配管・キャブなどの仕様を伝えて見積もりを取ります
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