口コミを書く
GUIDE / NIBBLER

ニブラとは?解体用圧砕機の種類(大割機・小割機・鉄骨カッター)の違いと、適合ショベル・開口幅・破砕力の選び方

油圧ショベルに付けてコンクリートの建物を壊し、鉄骨を切るニブラ(圧砕機)の3つの種類、大割機と小割機の違い、付けられるショベルのクラス、旋回方式と油圧配管、刃の手入れを、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

ニブラは、油圧ショベルに付けて、コンクリートを挟んで砕く解体用の圧砕機です。圧砕機・クラッシャーとも呼びます。柱や梁を最初に壊す大割機、ガラを細かく割って鉄筋と分ける小割機、鉄骨を切る鉄骨カッターに分かれます。選ぶときは「付けるショベルのクラス」「何を壊すか」「旋回と配管」の3つを先に決めます。

ニブラとは

ニブラは、油圧ショベルのアームの先に付けて、2枚のアームでコンクリートを挟んで砕く解体用のアタッチメントです。叩いて壊すブレーカと違い、挟んで壊すので音と振動が小さく済みます。多くの型が鉄筋を切る刃を付けていて、壊しながら鉄筋も切れます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るニブラを、各社の20t前後クラスの代表の型の単位で載せています。油圧ブレーカ、据え置きのジョークラッシャー、グラップル、販売店やレンタル会社が扱う他社製品は載せていません。

3つの種類

  • 大割機は、建物の柱・梁・壁・基礎を最初に壊す、開口幅の大きい型です。例はタグチ工業のD-212、オカダアイヨンのTS-WD1100V、日本ニューマチック工業のSV250です
  • 小割機は、大割で出たガラを細かく割り、鉄筋と分ける型です。例はオカダアイヨンのOSC-200B、古河ロックドリルのVs22Ⅴ、日本ニューマチック工業のG175、坂戸工作所のMAGNUM1300vです
  • 鉄骨カッターは、鉄骨や鉄筋を刃で切る型です。例はタグチ工業のDX-202、古河ロックドリルのVc22Ⅱ、坂戸工作所のSDS150v SLCです

大割機と小割機の違い

  • 大割機は開口幅が大きく、太い柱や梁を挟めます。タグチ工業のD-212は開口幅1,300mm、日本ニューマチック工業のSV250は1,200mmです
  • 小割機は開口幅を抑え、ガラを細かく割ることと鉄筋を外すことに向けた作りです。オカダアイヨンのOSC-200Bは開口幅870mmで、刃長150mmの鉄筋カッターを付けています
  • 解体現場では、大割機で壊したあとに小割機へ付け替えて、ガラと鉄筋を分けます

付けられるショベルのクラス

  • 型ごとに付けられるクラスが決まっています。タグチ工業のD大割機は、3〜100tクラスまでそろえています
  • 20tクラスの例では、タグチ工業のD-212は20〜22t、オカダアイヨンのTS-WD1100Vは18〜25t、古河ロックドリルのVs22Ⅴは19〜25tです
  • 坂戸工作所は、適合ショベルをバケット容量で示しています。MAGNUM1300vは、0.45m³級と0.7m³級のどちらにも付けられます
  • 日本ニューマチック工業は、取り付けるショベルのアタッチメント装着可能質量を確かめるよう案内しています

旋回方式と油圧配管

  • フリー旋回は本体が自由に回る型、油圧旋回はレバーで向きを合わせる型です
  • タグチ工業のASタイプは、2本配管のショベルならオートマ旋回、5本配管なら全旋回に切り替えて使えます
  • タグチ工業のDXカッターのSタイプは、2往復の油圧配管が必要です

鉄骨カッターの見方

  • 見るのは、適合ショベル、開口幅、切断力です
  • タグチ工業のDX-202は、先端切断力1,000kNで最大開口幅835mmです
  • 坂戸工作所のSDS150v SLCは、切断力120tです。穴をあけてから切るので、H形鋼やタンクを潰さずに切れます
  • 古河ロックドリルのVc22Ⅱは、コンクリートの破砕から鋼材の切断までこなす多機能型です

刃とツースの手入れ

  • 刃は面を替えて使い回せる型が多くあります。タグチ工業のDXカッターは、先端ブレードを2面、根元側を4面使えます
  • 減った刃やツースは交換します。部品の値段と交換の手間は、見積もりのときに聞いておきます

値段

  • このページに載せたニブラは、どれも公式サイトに値段を出していません。付けるショベルのメーカー・型式・クラスと、壊す物を伝えて見積もりを取ります
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉