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GUIDE / KASETSU-FENCE

仮囲い(仮設フェンス)⁠と⁠は⁠?種類の違いと、高さの決まり・組み方・寸法の見方

工事現場・イベント・災害現場で使う仮囲い・仮設フェンスについて、鋼板の仮囲い(フラットパネル・万能鋼板)・メッシュのガードフェンス・樹脂のフェンスの違い、建築基準法施行令と国土交通省の要綱が決める高さ、単管への組み方と控え、寸法と値段の比べ方を、法令と国の資料、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月13日更新

この記事の答え

仮囲いは、工事の間だけ現場のまわりに立てて、人が入らないようにし、現場の外と内を分ける囲いです。建物の工事の外周なら高さ1.8m以上の鋼板の仮囲い、区画や立入禁止ならメッシュのガードフェンス、軽く運んで並べるなら樹脂のフェンスを選びます。「何の工事か(高さの決まりがあるか)⁠」「何年・何か月立てておくか」「地面に単管を打てるか」の3つを先に決めると、選ぶ製品が絞れます。

仮囲いとは

工事の間だけ現場のまわりに立てる囲いです。仮設フェンス・工事用フェンスとも呼びます。現場に人が入らないようにし、ほこりや物が外へ出ないようにします。鋼板を並べた高い囲いから、置いて連結するガードフェンス、樹脂の軽いフェンスまであります。

比較ページには、メーカーが自社で作るか自社の製品として売り、公式サイトで仕様を確かめられた製品を、1社1〜2製品に絞って載せています。常設のネットフェンスや目隠しフェンス、防音パネルが主役の製品、レンタル・設置サービスだけのもの、中古品、代理店が売る他社製品は載せていません。工事の音を減らす囲いは防音パネルの比較⁠にあります。

3つの種類

鋼板の仮囲い(フラットパネル・万能鋼板)

  • 幅500mm前後・高さ3,000mmなどの鋼板を、単管の下地に金具で留めて並べます
  • 表面が平らなフラットパネルと、波形の万能鋼板(安全鋼板)があります
  • フラットパネルは社名や工事案内、デザインのシートを貼れます
  • このページの例:ゲート工業の安全鋼板とフラットパネル鋼板、カワモリ産業のMAガードパネル、日本機電のNKタウンキャンバス、日本セイフティーのアドフラット ホワイト

メッシュのガードフェンス・ネット

  • パイプの枠にメッシュや板を付けた1,800×1,800mmほどのフェンスを、置いて連結します
  • 足元はブロックや石台で押さえ、強風で飛ばないよう金具で留めます
  • 網なので風が抜けます。支柱にネットを張る仮囲いネットもあります
  • このページの例:日本機電のNKフェンスバリケード、日本セイフティーのリバーシブルガードフェンス、トーグ安全工業の角型ガードフェンス、トウメイ保安のカラーガードフェンス、キョーワの仮囲いネット

樹脂のフェンス

  • ポリエチレンやPPで作った軽いフェンスで、1人で運んで並べられます
  • つないで並べたり、脚で自立させたりします。イベントの人の整理にも使います
  • このページの例:カワモリ産業のプラスチックフェンス(3.6kg)、八木熊のKYフェンスバリ(7kg)とKYフェンス

高さの決まり

  • 建築基準法施行令136条の2の20:木造で高さ13m・軒の高さ9mを超える建物や、木造以外で二階建て以上の建物の工事では、工事の間、現場のまわりに地盤面から高さ1.8m以上の板塀その他これに類する仮囲いを立てます(e‑Gov法令検索)
  • 国土交通省の建設工事公衆災害防止対策要綱(建築工事等編):作業場のまわりに高さ1.8m(特に必要がある場合は3m)以上の仮囲いを立て、強風などで倒れない十分に安全な構造にします。出入口の扉は引戸か内開きにします(国土交通省)
  • メッシュのガードフェンスで外周の決まりを満たせるかは、工事の条件と「これに類する仮囲い」に当たるかで決まります。迷うときは、確認を受けた建築主事や指定確認検査機関に聞きます

組み方と控え

  • 打ち込んだ単管に建地と横地を組み、鋼板を金具で留めます。日本セイフティーのアドフラットは、Jフックを単管にまたがせてボルトで締めます
  • 日本セイフティーのカタログは、控えは必ず入れ、建地と同じ間隔で入れるよう案内しています
  • 単管(捨てパイプ)を打ち込めない場所では、H形鋼などで仮囲いが倒れないようにします
  • ガードフェンスは、トーグ安全工業が石台・H鋼取付サポート・連結ジョイント・自在クランプなどで留めるよう案内しています

寸法と値段の見方

  • 表の鋼板の仮囲いは、幅500〜540mm・高さ3,000mmの1枚で、重さは17.1〜18.3kgです。カワモリ産業などは、製品ページで図面を出しています
  • 値段を出しているのはゲート工業だけで、高さ3.0m・厚み1.2mmの安全鋼板が1枚3,970円、フラットパネル鋼板が5,750円です(どちらも税別・送料別、合計20枚から)
  • ほかのメーカーは、延長(m)と高さ、扉の数を伝えて見積もりを取ります。リースで借りられる製品もあります(日本機電のNKタウンキャンバスなど)

選ぶときの注意

  • 建物の工事の外周は、まず高さ1.8m以上の決まりに合うものを選ぶ
  • 鋼板の仮囲いは控えを入れる。単管を打てない所はH形鋼などで倒れないようにする
  • 風の強い場所は、網で風が抜けるガードフェンスやネットを選ぶ
  • 通販の値段は、枚数の条件と送料を確かめる
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