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GUIDE / BOLLARD

ボラード(車止め)⁠と⁠は⁠?固定式・上下式・弾性・自動昇降の違いと、太さ・価格・耐衝撃(HB種)の選び方

工場・駐車場・施設の出入口や道路の歩道に立てるボラード(車止め・バリカー)の4つの方式(固定式・弾性・上下式と脱着式・自動昇降式⁠)の違い、よく使う太さ76.3mmの価格、交差点向けのH型ボラード(HB種・HC種)を⁠、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月24日更新

この記事の答え

ボラード(車止め)は⁠、通路や出入口に立てて、車が入らないようにする柱です。基礎に埋めて動かさない固定式、ゴムや樹脂でたわむ弾性の柱、手で上げ下げ・取り外しをする上下式・脱着式・置き型、空圧で柱を自動で出し入れするライジングボラードの4つがあります。通す車があるか、車の突入まで止めたいか、当たったときに人や車を傷めたくないかで選びます。

ボラード(車止め)⁠と⁠⁠⁠⁠は

ボラードは、歩道・広場・工場の構内通路・建物の入口に立てて、車の進入を止める柱です。車止めポール・バリカーとも呼びます。バリカーは、帝金が地中に収納できる車止めにつけた名前(バリケード⁠とカーを合わせた造語)⁠で⁠す⁠。港で船をつなぐ係船柱(ビット)もボラードと呼びますが、別の物です。

比較ページには、メーカーが公式サイトで今案内している車止めを、各社の代表の型で載せています。

4つの方式の違い

固定式

柱を基礎に埋めるか、地面に打ち込んで立てます。いちばん安く、車を一切通さない所に使います。

  • 太さ76.3mm・高さ850mmの鋼管の柱が多い(サンポールのFPA-8U-F00、帝金のS53-⁠A⁠)
  • スチールは塗装で色を選べ、ステンレスはさびにくい
  • 基礎を打たない打込み式(新光工業のスカットSP)や⁠、石に似せた擬石のデザインの柱(サカヱ)⁠も⁠あ⁠⁠⁠⁠る

弾性・⁠⁠⁠樹脂

ゴムや樹脂(ポリマー・ポリエチレン)の柱で、ぶつかるとたわみ、元の形に戻ります。

  • 工場・倉庫ではフォークリフトから扉や機械を守る(A-SAFE、ボープラン⁠、Troax)
  • 歩道や駐車場では、人や車が当たっても傷めにくい(日進ゴム、篠田ゴム)

上下式・脱着式・置き型

ふだんは車を止め、通す時だけ柱を下げる・外す・動かす方式です。

  • 上下式は柱を地中に下げ、上げて南京錠やワンタッチ錠で止める(サンポール、帝金、中部コーポレーション、カネソウ、伊藤鉄工⁠)
  • チェーンを柱の中にしまえる埋没式(ユニオン)
  • 置くだけで工事のいらない型(ヒガノ⁠のムーブボラード、傳來工房のボラードコレクション⁠)

自動昇降式(ライジングボラード)

空圧や油圧で、柱を地中から自動で出し入れします。入退場の信号や操作盤で動かします。

  • 英田エンジニアリングの空圧式は、車重2tの車両の50km/hや15km/hでの衝突に耐える型がある
  • 横浜電子のライジングボラードONIは空圧で動かし、部品をすべて国産品でそろえている

交差点の耐衝撃ボラード(H型ボラード)

道路の交差点や歩行者だまりには、車の衝突に耐える耐衝撃型を使います。2021年3月のボラード設置便覧で、HB種・HC種という種別が決められました。

  • サンポールのインパクトボラードはHB種で、車両1.8t・45km/hに対応
  • 積水樹脂のBSK-114は、車両1.17t・40.0km/hの実車衝突試験で進入防止を確かめている
  • 帝金のハイパーボラードはH型ボラードで、杭基礎ごと土に埋める型がある

値段

値段を公式に出している会社が多い製品です。同じ固定式・太さ76.3mm・高さ850mmの1本では、次のとおりです。

  • サンポールのFPA-8U-F00(スチール)⁠:9,500円
  • 帝金のS53-A(ステンレス)⁠:26,100円(税別)
  • 中部コーポレーションのAJE8(ステンレス)⁠:54,800円

選ぶときに確かめること

  • 車を通すことがあるか:あれば上下式・脱着式・自動昇降式、無ければ固定式
  • 車の突入まで止めたいか:交差点や重要施設はHB種などの耐衝撃型か自動昇降式
  • 当たったときに傷めたくないか:工場の通路や歩道はゴム・樹脂の弾性の柱
  • 基礎の工事ができるか:できなければ打込み式・置き型・床にアンカーで留める型
  • 見た目:建物まわりはステンレス、公園や広場はアルミや擬石のデザインの柱
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