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コンクリートに機器や鉄骨を留める設備・建築の施工と購買の担当の方へ

アンカーボルトのメーカー10社比較【⁠2026年⁠】

アンカーボルトは、コンクリートに機器や鉄骨を
留めるために埋め込むボルトです。

ABOUT

アンカーボルトとは

比較表を見る ↓

コンクリートに機器・設備架台・鉄骨・手すりを
留めるためのボルトです。
固まったコンクリートに穴をあけて留める「あと施工アンカー」と、
打つ前に埋め込む「先付け」のアンカーボルトがあります。

製品の特長

  • あと施工アンカーは金属系と接着系に分かれる(金属系は打込み式と締付け式)
  • 下穴の径と深さは製品ごとに決まっている(M12なら穴径12〜14.5mm)
  • あと施工アンカー自体にJIS規格は無い(品質はJCAAの製品認証や国の強度指定で確かめる)

使うメリット

  • 固まったコンクリートに後から付けられる(設備の入れ替えや耐震補強に使える)
  • 打込み式は芯棒の打ち込みだけで留まる(芯棒が頭まで入れば施工完了)
  • 接着系は穴の壁全体で留まる(重い機器や差し筋に使う)

選ぶときに注意すること

  1. 引張の強さが「最大」か「許容」か、コンクリートの強さ(Fc)がいくつの値かを見る
  2. 埋め込み長さと穿孔深さは違う。仕上げのモルタルの厚みを足して穴をあける
  3. 接着系は固まるまで荷重をかけない。カプセルの値段にボルトは入っていないことが多い
  4. 構造に効く所に使うなら、強度指定や認証の範囲で使えるかを設計者に確かめる

※分類と施工手順は日本建設あと施工アンカー協会(JCAA)と国土技術政策総合研究所の資料、強度指定は国土交通省の技術的助言による。寸法・強さ・値段は各メーカーの公式の製品ページ・カタログ・オンラインストアによる。

LIST

アンカーボルトの比較表

コストは、値段を公開している製品どうしで比べています。値段を出していない製品は「要見積」。

CSV

アンカーボルト12製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

打込み式

3製品
岡部株式会社ネールアンカー Cタイプ軽い器具をハンマーだけで留める所口コミを書く要見積

芯棒をハンマーで本体の頭部まで打ち込むだけで広がる芯棒打込み式で、JCAAの製品認証(タイプB)を取っています。M12・全長60mmは穴径12.7mm・穴深さ35mmで、許容引張荷重は1.07kN(Fc21)です。荷重は小さめなので、重い機器や鉄骨の固定には全長の長い品番か別の方式を選びます。

アンカーの方式
打込み式
アンカーの形
芯棒打込み式の金属拡張アンカー
呼び径
M6〜M20
穴・埋込み
穴径12.7mm、穴深さ35mm(C-1260、全長60mm)
引張の強さ
許容引張荷重 1.07kN(Fc21、M12×全長60mm)
材質
スチール(Cタイプ・DCタイプ)
評価・認定
JCAA製品認証(タイプB)
施工の道具
ハンマー(芯棒を本体頭部まで打ち込む)
記載なし
主な使い道
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
サンコーテクノ株式会社オールアンカー Cタイプ手すり・設備架台の取付け口コミを書く195円(C-1270・M12×70・1本・税抜)

芯棒を打ち込むだけで広がり、芯棒が本体の頭まで入れば施工完了と目で分かります。M12のC-1270は標準価格195円で、取付物の上から直接穿孔して打ち込めます。最大引張荷重17.1kNはFc21でのカタログ値で、許容荷重ではありません。

アンカーの方式
打込み式
アンカーの形
芯棒打込み式
呼び径
M6〜M20、W5/16〜W1/2
穴・埋込み
穿孔径12.7mm、穿孔深さ62mm以上、埋込み50mm(⁠C-1270⁠)
引張の強さ
最大引張荷重 17.1kN(⁠M12・埋込み50mm・Fc21)
材質
スチール(三価クロメート処理)
評価・認定
JCAA認証品(ミリねじ)
施工の道具
アンカーハンマー、専用ハンドホルダー、専用打込機
主な使い道
手すり、フェンス支柱、ブラケット、設備架台、ラックの固定
公式ページへ詳細・仕様
ユニカ株式会社ルーティアンカー Cタイプ(スチール)器材の上から穿孔する機具取付け口コミを書く要見積

ねじ径と本体の径が同じなので、器材の上から穿孔してガタツキなく留められます。M12のC-1270は埋込み45mm以上で最大引張荷重15.9kN(当社実測)です。価格はサイトとカタログに載っておらず、販売店で確かめます。

アンカーの方式
打込み式
アンカーの形
芯棒打込み式
呼び径
M6〜M20
穴・埋込み
穿孔径12.7mm、穿孔深さ 取付物厚+52mm以上、埋込み45mm以上(C-1270・M12)
引張の強さ
最大引張荷重 15.9kN(C-1270・M12・当社実測)
材質
スチール(三価クロメート処理)
評価・認定
JCAA認証製品(※印の型番)
施工の道具
ハンマー(ナットをセットしてから打込み)
主な使い道
電気・衛生・冷暖房工事、看板・椅子・機械設置などの機具の取付け
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

締付け式

3製品
日本パワーファスニング株式会社ダイナボルト取付物の上から差して締める固定口コミを書く要見積

取付物の上から差し込み、ナットを所定のトルクで締めてテーパーボルトで広げる締付け式です。4N57はFc21の社内試験で最大荷重23.7kN(⁠5本の平均)でした。呼び径はM表記ではなく4N・5Nで、価格は公開されていません。

アンカーの方式
締付け式
アンカーの形
トルク管理型テーパーボルト式アンカー
呼び径
4N・5N
穴・埋込み
下穴径13.5mm、下穴深さ50mm、埋込み39mm(4N57)
引張の強さ
最大荷重 23.7kN(⁠4N57・Fc21・社内試験の平均値)
材質
鋼(三価クロメート)
施工の道具
トルクで締付け(⁠4N57は37.2N・m)
記載なし
評価・認定・主な使い道
公式ページへ詳細・仕様
日本ヒルティ株式会社HST3 ウェッジ式アンカーひび割れを想定する所の鉄骨・手すり留め口コミを書く459円(⁠1本、直営オンライン)

ひび割れを想定したコンクリートで使える、欧州技術認証 ETA-98/0001 のウェッジ式アンカーです。M12は有効埋込み長を50mmと70mmから選べ、70mmなら基準引張耐力 NRk は25kNです。値はヒルティの欧州基準の表で、日本の許容荷重とは出し方が違います。

アンカーの方式
締付け式
アンカーの形
締付け式のウェッジ式アンカー(おねじ)
呼び径
M8〜M24
穴・埋込み
穴径12mm
引張の強さ
基準引張耐力 NRk 25kN(有効埋込み長70mm、ひび割れなし)
材質
炭素鋼の亜鉛めっき、ステンレス鋼A4のHST3-Rもあり
評価・認定
欧州技術認証 ETA-98/0001
施工の道具
ハンマー、トルクレンチ、ダストポンプ
主な使い道
ベースプレート、手すり、ファサード、機器、ラックの留め付け
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
フィッシャージャパン株式会社ボルトアンカー FAZ IIひび割れコンクリートへの機械・階段留め口コミを書く要見積

締付トルクでコーンボルトを引き込み、拡張スリーブを孔壁へ広げるボルトアンカーで、ひび割れコンクリートに対応します。M12は有効埋込み長70mmで、ひび割れなしの許容引張荷重が10.5kNです。値は欧州基準の表で、国内の販売価格は公式に出ていません。

アンカーの方式
締付け式
アンカーの形
締付け式のボルトアンカー(⁠コーンボルトで拡張スリーブを広げる)
呼び径
M8〜M16ほか
穴・埋込み
穴径12mm、最小穿孔深さ110mm(FAZ II 12/20)
引張の強さ
許容引張荷重 10.5kN(有効埋込み長70mm、ひび割れなし)
材質
亜鉛めっき鋼(gvz)、ステンレス鋼(R)
評価・認定
欧州技術認証 ETA-05/0069、ICC-ES ESR-2948
施工の道具
トルクレンチ、連続施工は取付けツールFABS
主な使い道
階段、ケーブルトレー、機械類の設置
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

接着系

4製品
エヌパット株式会社パーフィクス レジンプレミックス径の違うアンカー筋を1本で打つ所口コミを書く要見積

カートリッジ1本で径や穿孔深さの違うアンカー筋に使える注入方式で、主剤のビニルエステル樹脂は耐アルカリ性に優れます。M12なら穴径14mm・深さ100mmで、カートリッジ1本あたり40本施工でき、長期許容引張強度は11.3kNです。公式ページにはコンクリート強度の条件と価格が無いので、採用前にカタログで確かめます。

アンカーの方式
接着系
アンカーの形
ビニルエステル樹脂系の注入方式の接着系アンカー
呼び径
M8〜M24(異形鉄筋にも対応)
穴・埋込み
穴径14mm、穴深さ100mm(M12)
引張の強さ
長期許容引張強度 11.3kN(⁠M12、コンクリート強度の記載なし)
材質
ビニルエステル樹脂(主剤)
施工の道具
ブロアーまたは吸引と専用ブラシで孔内清掃、樹脂を注入
主な使い道
各種サイズのアンカー筋の定着
記載なし
評価・認定
公式ページへ詳細・仕様
サンコーテクノ株式会社ARケミカルセッター APアンカー耐震補強・差筋の固着口コミを書く488円(AP-12・カプセル1本・税抜)

樹脂入りのガラス管カプセルを孔に入れ、ボルトを回転・打撃で埋め込んで固着させる接着系です。M12用のAP-12はカプセル1本488円で、短期許容引張荷重は20.6kNです。硬化するまではボルトを動かさずに養生します。

アンカーの方式
接着系
アンカーの形
カプセル方式の接着系(回転・打撃型)
呼び径
M8〜M36
穴・埋込み
穿孔径14.5mm、穿孔深さ100mm(AP-12・M12)
引張の強さ
短期許容引張荷重 20.6kN、長期 13.7kN(⁠M12・メーカー計算値)
材質
エポキシアクリレート樹脂(⁠ビニルエステル樹脂⁠)⁠、ガラス管
評価・認定
JCAA認証品、SHASE-S規格品
施工の道具
回転・打撃で埋め込むアタッチメント(CA)
主な使い道
耐震補強のブレース取付け、増改築の差筋、防音壁の取付け
公式ページへ詳細・仕様
日本デコラックス株式会社ケミカルアンカー Rタイプ耐震補強と機器・看板の取付け口コミを書く要見積

アンカー筋を電気ドリルの回転で埋め込めるので、ハンマードリルの打撃が要らず音が出にくいです。M12用のR-12Nは穿孔径14.5mm・埋込深さ100mmで、短期許容引張強度は17.0kNです。許容強度は設計指針による計算値で、アンカーの配置によって下がります。

アンカーの方式
接着系
アンカーの形
カプセル方式の接着系(ガラス管入り)
呼び径
R-8N〜R-36N(M8〜M36)
穴・埋込み
穿孔径14.5mm、埋込深さ100mm(⁠R-12N⁠)
引張の強さ
最大引張強度 70kN、短期許容引張強度 17.0kN(R-12N・M12)
材質
変性ビニルエステル樹脂(スチレン不使用)
評価・認定
JCAA製品認証 第22-0004号
施工の道具
電気ドリル(回転施工)、ハンマードリル(回転打撃施工)
主な使い道
耐震補強、看板・設備・機器の取付け、ガードレール取付け
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
日本ヒルティ株式会社HVU2 カプセル方式アンカー防護柵・機械の重い留め付け口コミを書く291円(カプセル1個、直営オンライン)

ガラスではなくフォイルのカプセルなので、運ぶときや入れるときに割れません。M12は穴径14mm・穿孔長110mmで、HAS-U 5.8との組み合わせの基準引張耐力 NRk は約42kNです。カプセルの値段にアンカーボルトは入っていないので、ボルト代は別にかかります。

アンカーの方式
接着系
アンカーの形
カプセル方式の接着系(⁠フォイルカプセル)
呼び径
M8〜M30
穴・埋込み
穴径14mm、穿孔長110mm
引張の強さ
基準引張耐力 NRk 約42kN(HAS-U 5.8、ひび割れなし)
材質
全ねじボルトHAS-Uは亜鉛めっき鋼(強度区分5.8・8.8)
評価・認定
欧州技術認証 ETA-16/0515
施工の道具
ハンマードリル、付属のセッティングツール
主な使い道
ラック・防護柵・フェンスなど鋼構造物や機械の留め付け
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

埋込み式(先付け)

2製品
センクシア株式会社ハイベースNEO-R工法S造の露出柱脚を基礎に定着口コミを書く要見積

ベースプレート・アンカーボルト・定着板を1社でそろえる露出型柱脚工法で、アンカーボルトは伸び能力を有する高強度のHAB材です。エコタイプのアンカーボルトはM24〜M48で、固定治具は直径56mmまで標準化されています。コンクリートを打つ前に据え付けるS造の柱脚専用で、設備機器の後付け固定には使いません。

アンカーの方式
埋込み式(先付け)
アンカーの形
露出型柱脚のアンカーボルト(⁠ベースプレート・ナット・座金・定着板とセット)
呼び径
M24〜M48(⁠エコタイプ⁠)
穴・埋込み
M24の定着長さ400mm、全長550mm(EBX・EMX型式)
材質
HAB材(大臣認定の高強度アンカーボルト)、降伏比0.7以下
評価・認定
BCJ評定-ST0059(⁠エコタイプ⁠)、BCJ評定-ST0058(Gタイプ・偏心タイプ)
施工の道具
アンカーボルト固定治具(直径56mmまで標準化)
主な使い道
S造の柱脚(⁠オフィスビル、病院、データセンター、倉庫・物流施設など)
記載なし
引張の強さ
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
東京鐵鋼株式会社スマートベース工法柱型の配筋が混むS造の柱脚口コミを書く要見積

アンカーボルトにねじ節鉄筋SD490を使い、柱脚部の主筋を兼ねさせるので柱型の配筋が減ります。アンカーボルトは基礎の最下部から建てるため、大がかりな仮設フレームが要らず小型の固定金物で据え付けられます。施工は東京鉄鋼から技術指導を受けた作業者が行う工法で、材工一式と材工分離を選べます。

アンカーの方式
埋込み式(先付け)
アンカーの形
ねじ節鉄筋をアンカーボルトにし、定着金物プレートナットで定着する露出型柱脚
呼び径
D22〜D41(⁠ネジテツコンSD490)
穴・埋込み
定着長さ15db以上(db=ねじ節鉄筋の径)
材質
ねじ節鉄筋SD490(⁠ネジテツコン⁠)
評価・認定
GBRC 性能証明 第04-07号(改3)、アンカーボルト用セット MBLT-0077
施工の道具
小型のアンカーボルト固定金物(大がかりな仮設フレーム不要)
主な使い道
鉄骨造(CFT造を含む)の柱脚
記載なし
引張の強さ
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

打込み式3製品

岡部株式会社

ネールアンカー Cタイプ

軽い器具をハンマーだけで留める所

芯棒をハンマーで本体の頭部まで打ち込むだけで広がる芯棒打込み式で、JCAAの製品認証(タイプB)を取っています。M12・全長60mmは穴径12.7mm・穴深さ35mmで、許容引張荷重は1.07kN(Fc21)です。荷重は小さめなので、重い機器や鉄骨の固定には全長の長い品番か別の方式を選びます。

コスト要見積

アンカーの方式
打込み式
アンカーの形
芯棒打込み式の金属拡張アンカー
呼び径
M6〜M20
穴・埋込み
穴径12.7mm、穴深さ35mm(C-1260、全長60mm)
引張の強さ
許容引張荷重 1.07kN(Fc21、M12×全長60mm)
材質
スチール(Cタイプ・DCタイプ)
評価・認定
JCAA製品認証(タイプB)
施工の道具
ハンマー(芯棒を本体頭部まで打ち込む)
記載なし
主な使い道
公式ページへ
サンコーテクノ株式会社

オールアンカー Cタイプ

手すり・設備架台の取付け

芯棒を打ち込むだけで広がり、芯棒が本体の頭まで入れば施工完了と目で分かります。M12のC-1270は標準価格195円で、取付物の上から直接穿孔して打ち込めます。最大引張荷重17.1kNはFc21でのカタログ値で、許容荷重ではありません。

コスト195円(C-1270・M12×70・1本・税抜)

アンカーの方式
打込み式
アンカーの形
芯棒打込み式
呼び径
M6〜M20、W5/16〜W1/2
穴・埋込み
穿孔径12.7mm、穿孔深さ62mm以上、埋込み50mm(⁠C-1270⁠)
引張の強さ
最大引張荷重 17.1kN(⁠M12・埋込み50mm・Fc21)
材質
スチール(三価クロメート処理)
評価・認定
JCAA認証品(ミリねじ)
施工の道具
アンカーハンマー、専用ハンドホルダー、専用打込機
主な使い道
手すり、フェンス支柱、ブラケット、設備架台、ラックの固定
公式ページへ
ユニカ株式会社

ルーティアンカー Cタイプ(スチール)

器材の上から穿孔する機具取付け

ねじ径と本体の径が同じなので、器材の上から穿孔してガタツキなく留められます。M12のC-1270は埋込み45mm以上で最大引張荷重15.9kN(当社実測)です。価格はサイトとカタログに載っておらず、販売店で確かめます。

コスト要見積

アンカーの方式
打込み式
アンカーの形
芯棒打込み式
呼び径
M6〜M20
穴・埋込み
穿孔径12.7mm、穿孔深さ 取付物厚+52mm以上、埋込み45mm以上(C-1270・M12)
引張の強さ
最大引張荷重 15.9kN(C-1270・M12・当社実測)
材質
スチール(三価クロメート処理)
評価・認定
JCAA認証製品(※印の型番)
施工の道具
ハンマー(ナットをセットしてから打込み)
主な使い道
電気・衛生・冷暖房工事、看板・椅子・機械設置などの機具の取付け
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締付け式3製品

日本パワーファスニング株式会社

ダイナボルト

取付物の上から差して締める固定

取付物の上から差し込み、ナットを所定のトルクで締めてテーパーボルトで広げる締付け式です。4N57はFc21の社内試験で最大荷重23.7kN(⁠5本の平均)でした。呼び径はM表記ではなく4N・5Nで、価格は公開されていません。

コスト要見積

アンカーの方式
締付け式
アンカーの形
トルク管理型テーパーボルト式アンカー
呼び径
4N・5N
穴・埋込み
下穴径13.5mm、下穴深さ50mm、埋込み39mm(4N57)
引張の強さ
最大荷重 23.7kN(⁠4N57・Fc21・社内試験の平均値)
材質
鋼(三価クロメート)
施工の道具
トルクで締付け(⁠4N57は37.2N・m)
記載なし
評価・認定・主な使い道
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日本ヒルティ株式会社

HST3 ウェッジ式アンカー

ひび割れを想定する所の鉄骨・手すり留め

ひび割れを想定したコンクリートで使える、欧州技術認証 ETA-98/0001 のウェッジ式アンカーです。M12は有効埋込み長を50mmと70mmから選べ、70mmなら基準引張耐力 NRk は25kNです。値はヒルティの欧州基準の表で、日本の許容荷重とは出し方が違います。

コスト459円(⁠1本、直営オンライン)

アンカーの方式
締付け式
アンカーの形
締付け式のウェッジ式アンカー(おねじ)
呼び径
M8〜M24
穴・埋込み
穴径12mm
引張の強さ
基準引張耐力 NRk 25kN(有効埋込み長70mm、ひび割れなし)
材質
炭素鋼の亜鉛めっき、ステンレス鋼A4のHST3-Rもあり
評価・認定
欧州技術認証 ETA-98/0001
施工の道具
ハンマー、トルクレンチ、ダストポンプ
主な使い道
ベースプレート、手すり、ファサード、機器、ラックの留め付け
公式ページへ
フィッシャージャパン株式会社

ボルトアンカー FAZ II

ひび割れコンクリートへの機械・階段留め

締付トルクでコーンボルトを引き込み、拡張スリーブを孔壁へ広げるボルトアンカーで、ひび割れコンクリートに対応します。M12は有効埋込み長70mmで、ひび割れなしの許容引張荷重が10.5kNです。値は欧州基準の表で、国内の販売価格は公式に出ていません。

コスト要見積

アンカーの方式
締付け式
アンカーの形
締付け式のボルトアンカー(⁠コーンボルトで拡張スリーブを広げる)
呼び径
M8〜M16ほか
穴・埋込み
穴径12mm、最小穿孔深さ110mm(FAZ II 12/20)
引張の強さ
許容引張荷重 10.5kN(有効埋込み長70mm、ひび割れなし)
材質
亜鉛めっき鋼(gvz)、ステンレス鋼(R)
評価・認定
欧州技術認証 ETA-05/0069、ICC-ES ESR-2948
施工の道具
トルクレンチ、連続施工は取付けツールFABS
主な使い道
階段、ケーブルトレー、機械類の設置
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接着系4製品

エヌパット株式会社

パーフィクス レジンプレミックス

径の違うアンカー筋を1本で打つ所

カートリッジ1本で径や穿孔深さの違うアンカー筋に使える注入方式で、主剤のビニルエステル樹脂は耐アルカリ性に優れます。M12なら穴径14mm・深さ100mmで、カートリッジ1本あたり40本施工でき、長期許容引張強度は11.3kNです。公式ページにはコンクリート強度の条件と価格が無いので、採用前にカタログで確かめます。

コスト要見積

アンカーの方式
接着系
アンカーの形
ビニルエステル樹脂系の注入方式の接着系アンカー
呼び径
M8〜M24(異形鉄筋にも対応)
穴・埋込み
穴径14mm、穴深さ100mm(M12)
引張の強さ
長期許容引張強度 11.3kN(⁠M12、コンクリート強度の記載なし)
材質
ビニルエステル樹脂(主剤)
施工の道具
ブロアーまたは吸引と専用ブラシで孔内清掃、樹脂を注入
主な使い道
各種サイズのアンカー筋の定着
記載なし
評価・認定
公式ページへ
サンコーテクノ株式会社

ARケミカルセッター APアンカー

耐震補強・差筋の固着

樹脂入りのガラス管カプセルを孔に入れ、ボルトを回転・打撃で埋め込んで固着させる接着系です。M12用のAP-12はカプセル1本488円で、短期許容引張荷重は20.6kNです。硬化するまではボルトを動かさずに養生します。

コスト488円(AP-12・カプセル1本・税抜)

アンカーの方式
接着系
アンカーの形
カプセル方式の接着系(回転・打撃型)
呼び径
M8〜M36
穴・埋込み
穿孔径14.5mm、穿孔深さ100mm(AP-12・M12)
引張の強さ
短期許容引張荷重 20.6kN、長期 13.7kN(⁠M12・メーカー計算値)
材質
エポキシアクリレート樹脂(⁠ビニルエステル樹脂⁠)⁠、ガラス管
評価・認定
JCAA認証品、SHASE-S規格品
施工の道具
回転・打撃で埋め込むアタッチメント(CA)
主な使い道
耐震補強のブレース取付け、増改築の差筋、防音壁の取付け
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日本デコラックス株式会社

ケミカルアンカー Rタイプ

耐震補強と機器・看板の取付け

アンカー筋を電気ドリルの回転で埋め込めるので、ハンマードリルの打撃が要らず音が出にくいです。M12用のR-12Nは穿孔径14.5mm・埋込深さ100mmで、短期許容引張強度は17.0kNです。許容強度は設計指針による計算値で、アンカーの配置によって下がります。

コスト要見積

アンカーの方式
接着系
アンカーの形
カプセル方式の接着系(ガラス管入り)
呼び径
R-8N〜R-36N(M8〜M36)
穴・埋込み
穿孔径14.5mm、埋込深さ100mm(⁠R-12N⁠)
引張の強さ
最大引張強度 70kN、短期許容引張強度 17.0kN(R-12N・M12)
材質
変性ビニルエステル樹脂(スチレン不使用)
評価・認定
JCAA製品認証 第22-0004号
施工の道具
電気ドリル(回転施工)、ハンマードリル(回転打撃施工)
主な使い道
耐震補強、看板・設備・機器の取付け、ガードレール取付け
公式ページへ
日本ヒルティ株式会社

HVU2 カプセル方式アンカー

防護柵・機械の重い留め付け

ガラスではなくフォイルのカプセルなので、運ぶときや入れるときに割れません。M12は穴径14mm・穿孔長110mmで、HAS-U 5.8との組み合わせの基準引張耐力 NRk は約42kNです。カプセルの値段にアンカーボルトは入っていないので、ボルト代は別にかかります。

コスト291円(カプセル1個、直営オンライン)

アンカーの方式
接着系
アンカーの形
カプセル方式の接着系(⁠フォイルカプセル)
呼び径
M8〜M30
穴・埋込み
穴径14mm、穿孔長110mm
引張の強さ
基準引張耐力 NRk 約42kN(HAS-U 5.8、ひび割れなし)
材質
全ねじボルトHAS-Uは亜鉛めっき鋼(強度区分5.8・8.8)
評価・認定
欧州技術認証 ETA-16/0515
施工の道具
ハンマードリル、付属のセッティングツール
主な使い道
ラック・防護柵・フェンスなど鋼構造物や機械の留め付け
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埋込み式(先付け)2製品

センクシア株式会社

ハイベースNEO-R工法

S造の露出柱脚を基礎に定着

ベースプレート・アンカーボルト・定着板を1社でそろえる露出型柱脚工法で、アンカーボルトは伸び能力を有する高強度のHAB材です。エコタイプのアンカーボルトはM24〜M48で、固定治具は直径56mmまで標準化されています。コンクリートを打つ前に据え付けるS造の柱脚専用で、設備機器の後付け固定には使いません。

コスト要見積

アンカーの方式
埋込み式(先付け)
アンカーの形
露出型柱脚のアンカーボルト(⁠ベースプレート・ナット・座金・定着板とセット)
呼び径
M24〜M48(⁠エコタイプ⁠)
穴・埋込み
M24の定着長さ400mm、全長550mm(EBX・EMX型式)
材質
HAB材(大臣認定の高強度アンカーボルト)、降伏比0.7以下
評価・認定
BCJ評定-ST0059(⁠エコタイプ⁠)、BCJ評定-ST0058(Gタイプ・偏心タイプ)
施工の道具
アンカーボルト固定治具(直径56mmまで標準化)
主な使い道
S造の柱脚(⁠オフィスビル、病院、データセンター、倉庫・物流施設など)
記載なし
引張の強さ
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東京鐵鋼株式会社

スマートベース工法

柱型の配筋が混むS造の柱脚

アンカーボルトにねじ節鉄筋SD490を使い、柱脚部の主筋を兼ねさせるので柱型の配筋が減ります。アンカーボルトは基礎の最下部から建てるため、大がかりな仮設フレームが要らず小型の固定金物で据え付けられます。施工は東京鉄鋼から技術指導を受けた作業者が行う工法で、材工一式と材工分離を選べます。

コスト要見積

アンカーの方式
埋込み式(先付け)
アンカーの形
ねじ節鉄筋をアンカーボルトにし、定着金物プレートナットで定着する露出型柱脚
呼び径
D22〜D41(⁠ネジテツコンSD490)
穴・埋込み
定着長さ15db以上(db=ねじ節鉄筋の径)
材質
ねじ節鉄筋SD490(⁠ネジテツコン⁠)
評価・認定
GBRC 性能証明 第04-07号(改3)、アンカーボルト用セット MBLT-0077
施工の道具
小型のアンカーボルト固定金物(大がかりな仮設フレーム不要)
主な使い道
鉄骨造(CFT造を含む)の柱脚
記載なし
引張の強さ
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Q&A

アンカーボルト選びで、よくある疑問

購買担当の疑問アンカーボルトの値段は、いくら?

M12の値段を公式に出しているのは4製品です。打込み式のオールアンカーC-1270が195円(税抜)、締付け式のヒルティHST3が459円(⁠1本・直営オンライン)でした。接着系のカプセルはAPアンカーのAP-12が488円、HVU2が291円で、どちらもボルトは別です。

設備担当の疑問あと施工アンカーの種類と違いは?

穴の中で先を広げて留める金属系と、樹脂を固めて留める接着系に分かれます。金属系は、ハンマーで打ち込む打込み式(⁠オールアンカー・ルーティアンカー・ネールアンカー)と、ナットを締めて広げる締付け式(HST3・FAZ II・ダイナボルト)です。接着系には、カプセル方式(APアンカー・ケミカルアンカー・HVU2⁠)⁠と注入方式(⁠パーフィクス レジンプレミックス)⁠があります。

設備担当の疑問アンカーボルトの打ち方(施工方法)は?

JCAAの手順では、墨出し、穿孔、孔内清掃と穿孔深さの確認、固着、自主検査の順です。金属系は固着でアンカーを入れて広げ、接着系は固着のあとに固まるまで養生します。打込み式のオールアンカーは、芯棒が本体の頭まで入れば施工完了です。

設備担当の疑問アンカーボルトのサイズ表で、M12の下穴の径は?

製品で違います。芯棒打込み式のオールアンカーC-1270とルーティアンカーC-1270は穴径12.7mm、締付け式のHST3とFAZ IIは12mm、接着系のHVU2とパーフィクス レジンプレミックスは14mm、APアンカーのAP-12は14.5mmです。必ずその製品の施工表の径で穴をあけます。

施設管理の疑問埋め込み長さと穿孔深さは同じ?

同じではありません。埋め込み長さはコンクリートに入るアンカーの長さで、穿孔深さは表面から穴の底までの深さです。床をモルタルで仕上げているなら、仕上げの厚みを足した深さまで穴をあけます。

工場長の疑問許容引抜荷重表はどう読む?

壊れるまで引いた「最大」と、設計に使う「許容」を分けて読みます。同じM12でも、オールアンカーC-1270の最大引張荷重は17.1kN、ネールアンカーの全長60mmの許容引張荷重は1.07kN(どちらもFc21)です。接着系のAPアンカーAP-12は短期許容引張荷重20.6kNです。

施設管理の疑問設備機器の耐震で、アンカーボルトはどう決める?

機器の重さと設計用標準震度から地震の力を出し、アンカーボルト1本にかかる引抜力を、短期許容引抜荷重と比べて本数と太さを決めます。機器メーカーの耐震強度検討書は「建築設備耐震設計・施工指針」の2014年度版を参照しています。ボルトが足りても、床の厚さとへりあきが足りるかも確かめます。

工場長の疑問ひび割れたコンクリートに使える?

欧州の技術認証でひび割れたコンクリートに使えると示したアンカーがあります。ヒルティのHST3(ETA-98/0001)⁠とフィッシャーのFAZ II(ETA-05/0069)です。FAZ IIのM12は、許容引張荷重がひび割れなしで10.5kNです。

購買担当の疑問アンカーボルトに規格はある?

あと施工アンカー自体にはJIS規格がありません。品質は、JCAAの製品認証(⁠オールアンカー・APアンカー・ケミカルアンカー・ネールアンカーなど)や、国土交通大臣の強度指定で確かめます。強度指定は2022年3月31日の告示改正で、補強だけでなく構造耐力上主要な部分の接合にも広がりました。

経営者の疑問先付けのアンカーボルトとの違いは?

先付けは、コンクリートを打つ前に型枠の中に据え付けて一緒に固めます。鉄骨造の柱脚では工法ごと選び、センクシアのハイベースNEO-R工法はM24〜M48(M24の定着長さ400mm)、東京鐵鋼のスマートベース工法はねじ節鉄筋のD22〜D41です。後から機器を付けるなら、あと施工アンカーを使います。

総務の疑問施工に資格は要る?

あと施工アンカーの施工に公的資格はありません。JCAAが民間の資格制度を設け、施工と管理に携わる技術者の知識と技能を認定しています。発注の仕様書で有資格者の施工を求める現場があるので、施工会社に確かめます。

TYPES

アンカーボルトのアンカーの方式の違い

ボタンを押すと、表がそのアンカーの方式の製品だけになります。

打込み式

固まったコンクリートに穴をあけてアンカーを入れ、芯棒や本体をハンマーで打ち込んで先を広げ、穴の壁に留めます。芯棒が頭まで入れば施工が終わりで、締付けの道具は使いません。

向いている使い方

  • 手すり・ブラケット・設備架台を留める
  • 取付物の上から穴をあけて打ち込む
  • 道具をハンマーだけで済ませたい

根拠:金属拡張アンカーは、穴の中で拡張部が開き、孔壁に機械的に留まる(⁠出典1⁠)

このアンカーの方式の3製品を表で見る

締付け式

アンカーを穴に入れてナットを締めると、ボルトが引き上がってスリーブやウェッジが広がり、穴の壁に留まります。決まったトルクまで締めて、効いているかを確かめます。

向いている使い方

  • 鉄骨のベースプレートや機器を留める
  • ひび割れを想定するコンクリートで使う
  • 締付けトルクで施工を管理したい

根拠:金属系アンカーは、打込み方式と締付け方式に分かれる(⁠出典2⁠)

このアンカーの方式の3製品を表で見る

接着系

穴に入れた樹脂が化学反応で固まり、アンカー筋やボルトを留めます。ガラスやフォイルのカプセルを入れて回して埋め込むカプセル方式と、カートリッジから樹脂を注入する注入方式があります。

向いている使い方

  • 耐震補強のブレースや差し筋を付ける
  • 重い機器や防護柵を強く留める
  • 鉄筋のアンカー筋を定着する

根拠:接着系アンカーは、孔に充填した接着剤が化学反応で固まり、定着部を固着する(⁠出典1⁠)

このアンカーの方式の4製品を表で見る

埋込み式(先付け)

コンクリートを打つ前に、アンカーボルトを型枠の中に立てて据え付け、コンクリートごと固めます。鉄骨の柱を基礎に留める露出型柱脚では、ベースプレートや定着板とセットの工法として選びます。

向いている使い方

  • 鉄骨造の柱を基礎に定着する
  • 新しく打つ基礎にボルトを先に入れる
  • 太いアンカーボルトで大きな力を受ける

根拠:母材コンクリートを打ち込む前に所定の位置に置いておくものが先付アンカー(⁠出典1⁠)

このアンカーの方式の2製品を表で見る

この比較表のデータ:CSV・JSON(出典を明記すれば引用できます)

掲載基準と並び順

掲載基準:建設・設備工事で、コンクリートに機器・設備架台・鉄骨・手すり・配管の支持材を留めるアンカーのうち、打込み式と締付け式の金属拡張アンカー、接着系アンカー(カプセル方式・注入方式)、コンクリートを打つ前に埋め込む柱脚のアンカーボルトで、日本法人のあるメーカーが自社で作るか自社ブランドとして売り、公式サイトで今案内している製品。各社の代表製品を1つとして載せています。家庭用・DIY用だけの製品、ALC・石膏ボード・中空壁用のアンカー、木造住宅の土台用のアンカーボルト、ボルト・ナット単体だけの製品、中古品、代理店が売る他社製品は除いています。寸法・強さ・値段は、呼び径M12(無ければ近い呼び径)の型番の公式の値を載せ、値段は1本(カプセルは1個)あたりで並べています。

並び順:アンカーの方式ごとに分け、その中はメーカー名の五十音順です。おすすめ順ではなく、掲載料で順番は変えません。

アンカーボルトを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

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