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GUIDE / WIRELESS-POWER-SYSTEM

ワイヤレス給電システムとは?AGV・動く装置へ電気を送る3つの種類と、出力・給電距離・位置ずれの選び方

AGVやフォークリフト、動く産業装置へケーブルなしで電気を送るワイヤレス給電システム(非接触給電)の種類、出力・給電距離・位置ずれの許容の見方、高周波利用設備の申請、価格の出し方を、メーカーの公式資料でまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

ワイヤレス給電システムは、ケーブルや接点なしで機器へ電気を送る装置です。非接触給電とも呼びます。使い方で、止まって充電する型、動きながら給電する型、小電力の型に分かれます。選ぶときは、電池の電圧と電流、給電距離、止まる位置のずれを先に決めます。

ワイヤレス給電システムとは

ワイヤレス給電システムは、送電側と受電側を向かい合わせ、ケーブルや接点なしで電気を送る装置です。AGVやフォークリフトの電池の充電や、レールに沿って動く装置の給電に使います。

比較ページには、自社で作るメーカーの製品を、代表の型の単位で載せています。代理店が売る他社製品、スマートフォン向けの民生の充電器、EV用の充電器は載せていません。

3つの種類

  • 止まって充電する型は、決めた位置で止まる間に車両の電池へ充電します。D-Broad、RCS2000、AERO FACE がこの型です。
  • 動きながら給電する型は、レールやシートに沿って動く間ずっと電気を送ります。日本無線のレールタイプと EleTape がこの型です。
  • 小電力の型は、小さな機器の電池を数十Wで充電します。ビー・アンド・プラスの RVE-256-2 は80Wです。

選ぶときに見る点

選ぶときは「電池の電圧と電流」「給電距離」「止まる位置のずれ」の3つを先に決めます。

  • 電池の電圧と電流で、型番が決まります。AERO FACE の CON-G5520 は24Vの鉛蓄電池用で1kW、CON-G447-N は48Vの鉛蓄電池用で5kWです。
  • 給電距離は、RCS2000 が10~45mm、D-Broad がシリーズで最大40mm、RVE-256-2 が5~18mmです。距離で出力が変わる製品もあります。
  • 位置ずれの許容は、D-Broad が前後±10mm、RCS2000 がX軸方向±10mm・Y軸方向±20mmです。AGVの停止精度と比べます。
  • 電源は、RCS2000 と AERO FACE が三相のAC200V、D-Broad Mini が単相の200/230Vです。

高周波利用設備の申請

送電電力が50Wを超えると、高周波利用設備の設置許可申請が義務付けられます。ヘッズは AERO FACE について、9.9kHzの給電で申請が不要と公式に書いています。型番ごとにメーカーへ確かめ、申請の期間を導入の日程に入れます。

価格の出し方

比較表の製品に公開価格はありません。同じ構成と台数を伝えて、各社の見積を比べます。

手入れと注意

  • 接点がないので、接点の掃除や交換はありません。
  • コイルの間に金属の異物を置きません。
  • 鉛蓄電池とリチウムイオン電池で型番が分かれるので、電池を替えるときは受電側も見直します。
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