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GUIDE / WATERPROOF-CONNECTOR

防水コネクタとは?屋外の設備や工場の機械で使う防水コネクタの種類(丸形・中継形・角形・電源プラグ形)と⁠、保護等級(IP67・IP68)・極数・電流の選び方

屋外の設備や工場の機械の配線を、水やほこりが入らないようにつなぐ防水コネクタの4つの種類、IP65・IP67・IP68の違い、結合方式と結線方式、ケーブル外径の合わせ方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

防水コネクタは、屋外や水のかかる場所で、電線や機器を水が入らないようにつなぐコネクタです。形と使う場所で、機械・FA向けの丸形、屋外や中継に使う小形の丸形・中継形、電源と信号をまとめる角形、コンセントと同じ刃の電源プラグ形に分かれます。選ぶときは「極数と電流」「保護等級(IP67・IP68など)」「ケーブルの外径」の3つを先に決めます。

防水コネクタとは

防水コネクタは、屋外の設備や工場の機械の配線を、Oリングやガスケットで口をふさいで、水やほこりが入らないようにつなぐコネクタです。防水型コネクタ・防水プラグとも呼びます。配線を直結せずにコネクタでつなぐので、機器の交換や保守のときに外して付け替えられます。

比較ページには、メーカーが自社で作るか自社グループの製品として売る防水コネクタを、型番かシリーズの単位で載せています。USB専用品、コネクタ付きの完成ハーネス、自動車の車内用、家庭用の延長コードは載せていません。

4つの種類

  • 丸形(機械・FA向け)は⁠、ねじやバヨネットで締める丸形です。例は多治見無線電機のER04、ヒロセ電機のLF、日本航空電子工業のJL05、フジクラのCE01とCE05です
  • 丸形・中継形(屋外・小形)は⁠、屋外の照明やケーブルどうしの中継に使う小形のものです。例はヒロセ電機のHR41、日本圧着端子製造のZWP、アンフェノールジャパンのeco mate、ワイドミュラーのM20です
  • 角形(多極・ヘビーデューティ)は⁠、電源と信号を1つのハウジングにまとめ、レバーでロックします。例はアンフェノールジャパンのC146と日本航空電子工業のKN01です
  • 電源プラグ形は、コンセントと同じ刃の形のまま防水にしたプラグとコネクタボディです。例はアメリカン電機の防水形コードコネクタボディ 4324RW ⁠⁠です

保護等級(IP)の読み方

  • IPコードはJIS C 0920で決まっている保護等級です
  • IP65は、粉塵と全方向からの噴流水から守られる等級です。アメリカン電機の4324RWは、防水プラグ4322RWとつなぐとIP65になります
  • IP67とIP68は、水に沈めても入らない等級です。ヒロセ電機のHR41では、IP67は水深1mに30分間、IP68は水深2mに14日間置いて確かめています
  • 同じIP68でも、試験の条件はメーカーごとに違います。多治見無線電機のER04のIP68は、圧力200KPaで1分間の試験です
  • 日本圧着端子製造のZWPのIPX7は、JIS C 0920の保護等級7です

結合方式と結線方式

  • ねじで締める型は、多治見無線電機のER04やアンフェノールジャパンのeco mateです。eco mateのねじカップリングは振動に強い作りです
  • バヨネットは差して回すだけでロックでき、フジクラのCE01は音でかん合が分かります
  • 角形はレバーでロックし、日本航空電子工業のKN01はレバーを倒すだけで軽くかん合します
  • 現場で結線するなら圧着かねじ止めが楽です。ヒロセ電機のHR41は、JIS C 9711に合った汎用の圧着工具で結線できます

ケーブル外径と防水

  • 防水コネクタは、決まった外径のケーブルで口をふさぎます。多治見無線電機のER04-P12F6.8は、ケーブル外径6.0〜6.5mm用です
  • ヒロセ電機は、ケーブルの構造や仕様で防水性能が変わるので、事前に確かめるよう案内しています
  • アンフェノールジャパンのeco mateは、ケーブル径6〜12.5mmを1つの型名で受けられます
  • かん合したあと、ケーブルを軽く引いて外れないか確かめます

抜いたときの防水

  • 多くの防水コネクタは、かん合したときだけ防水です。多治見無線電機のER04のIP68も、かん合時の値です
  • 抜いたままの口は、キャップや防水カバーでふさぎます。アメリカン電機は、未使用時の口に被せる防水カバーを別売りしています

値段

  • 今回載せた製品で、値段を公式に出しているものはありません。極数・ケーブル外径・数量を伝えて、販売店かメーカーに見積もりを取ります
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