水力発電用水車とは?フランシス・カプラン・バルブ・ペルトン・ポンプ水車の種類と違い、落差と流量・出力での選び方
ダム・

この
水力発電用水車は、
水力発電用水車とは
水力発電用水車は、
水車は
水車の種類と違い
- フランシス
水車は、 羽根車の 周りから 水が入り、 軸の向きに 抜けて 回ります。 低落差から 高落差まで使え、 東芝の 解説では 日本国内の 水車の 70%を 占めます。 - カプラン水車は、
羽根の 角度を 変えられる プロペラ形の 水車です。 低い落差で 大量の 水を流す発電所に 使います。 - バルブ水車は、
水が管の中をまっすぐ 流れる 水車で、 カプラン水車より さらに 低い落差に 使います。 - ペルトン水車は、
ノズルから 吹き出した 水をバケットに 当てて回します。 高い落差で 水の少ない 発電所に 使います。 - ポンプ水車は、
発電と 揚水を 1台で こなす揚水発電所の 水車です。 国内の ものは ほとんどが フランシス ポンプ 水車です。
立軸と横軸
水車の
ポンプ水車と可変速
揚水発電所では、
- 東芝は、
1990年に 世界で 初めて 可変速揚水発電 システムを 実用化しました。 長翼と 短翼を 交互に 並べた スプリッタランナで、 高落差化と 高効率化を 進めています。 - 日立三菱水力は、
葛野川発電所に 412MWの フランシス 形ポンプ水車を、 奥多々 良木発電所に 310MWの 可変速機を 納めています。
一緒に決める機器
水車だけでは
- 入口弁は、
水車の 運転と 停止の ときに 水を止める 弁です。 高落差には 球形弁、 中・低落差には 複葉弁を 使います。 - 調速機は、
負荷が 変わっても 水車の 回転速度を 一定に 保つ装置です。 - 水車発電機は、
水車の 回転を 電気に 変えます。 回転速度によって形が 1台ずつ 変わります。 - 監視制御装置は、
遠方の 制御所からの 指令で 水車と 発電機を 動かします。 日本の ほとんどの 水力発電所は 無人で 動いています。
選び方
選ぶときは、
- 落差を
確かめます。 高い落差で 水が少なければ ペルトン水車、 低い落差で 水が多ければ カプラン水車や バルブ水車、 その間なら フランシス 水車です。 - 流量と、
季節での 変わり方を 確かめます。 流量が 大きく 変わる 川なら、 羽根の 角度を 変えられる カプラン水車が 合います。 - 出力の
大きさで、 立軸か 横軸かが 決まります。 - 揚水を
するなら、 ポンプ水車と 可変速機を 比べます。 - 小さな
出力の 発電所なら、 富士電機の マイクロチューブラ 水車のような 小規模向けの 水車を 相談します。 富士電機は 数kWから 数十万kW級まで 水車と 発電機を そろえています。
更新と手入れ
水車の
- 古い
水車は、 今の流況に 合わせた 羽根車に 替えると 出力が 上がることがあります。 富士電機は、 水車の 更新で合計 2,300kWの 出力を 上げた 例を出しています。 - 日立三菱水力は、
発電電動機を 定速機から 可変速機へ 替える 更新も 手がけています。


