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GUIDE / SPEAKER-UNIT

スピーカーユニットとは?機器・車載・放送設備に組み込むスピーカーユニットの種類(コーン型・マイクロスピーカー・ホーン用ドライバー)と、インピーダンス・音圧・価格の選び方

機器や放送設備に組み込むスピーカーユニットの3つの種類、インピーダンスとアンプのつなぎ方、出力音圧レベルと最低共振周波数の見方、車載用と防水型、ホーン用ドライバーユニットの値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

スピーカーユニットは、機器や放送設備に組み込んで音を出す、スピーカーの中身の部品です。ドライバーとも呼びます。形と使い方で、声から音楽まで鳴らすコーン型、機器に組み込むマイクロスピーカー、ホーンの根元に付けるドライバーユニットに分かれます。選ぶときは「どの機器に組むか」「アンプのつなぎ方」「どれだけの音を出すか」の3つを先に決めます。

スピーカーユニットとは

スピーカーユニットは、箱やホーンに入れる前の、音を出す部品そのものです。電気の信号でコーンや振動板を動かし、音にします。家電や端末、車、構内放送のホーンスピーカーの中に入っています。

比較ページには、日本の会社が自社で作るスピーカーユニットを、型番の単位で載せています。天井スピーカーや拡声器のような完成品、ブザー、家庭用のオーディオ用ユニットは載せていません。

3つの種類

  • コーン型は、紙などのコーンを動かして鳴らします。例はフォスター電機の汎用スピーカー054115(直径50mm)と、北日本音響のF00210D1(口径100mm)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • マイクロスピーカーは、機器の基板やケースに組み込む小さな型です。例はフォスター電機のSAL-40A、ホシデンのHDR9270とHDR9440-013110、北日本音響のF01203H0です
  • ホーン用ドライバーユニットは、ホーンの根元に付けて遠くまで声を届けます。例はユニペックスのP-600NTとP-300、TOAのTU-760とTU-760Mです

インピーダンスとアンプのつなぎ方

  • インピーダンスは、アンプの出力インピーダンスに合わせて選びます
  • 北日本音響のF00210D1は4Ω、フォスター電機の054115は8Ω、ユニペックスのP-300は16Ωです
  • 複数つなぐときは、合成インピーダンスがアンプの出力インピーダンスと等しくなるようにします
  • ハイインピーダンスのスピーカーはマッチングトランス付き、ローインピーダンスはトランスなしです
  • ローとハイのスピーカーを同じアンプにつなぐと、アンプが壊れます
  • ハイインピーダンスでは、スピーカーの定格入力の合計をアンプ出力以下にします

音圧と最低共振周波数の見方

  • 出力音圧レベルは、数字が大きいほど大きな音が出ます。ただし測る距離や条件で値が変わります
  • ユニペックスのP-600NTは1W・1mで112dB、フォスター電機のSAL-40Aは10cmで94dB以上、ホシデンのHDR9270は背面容積5ccで71.5dBです
  • 最低共振周波数(fo)は、低い音がどこまで出るかを表す値です
  • 北日本音響のF00210D1は110Hz、フォスター電機の054115は230Hz、ホシデンのHDR9440-013110は780Hzです
  • カタログの周波数特性は、JISの標準密閉箱に付けて1W・1mで測った値です。機器に組み込むと、バッフルやグリル、キャビネットの作りで変わります

車載用と防水型

  • 車載用は、車の中の高い温度と低い温度に耐える型です。フォスター電機のSAL-40Aは、動作温度が-40〜+105℃です
  • ホシデンのHDR9440-013110は、直径40mmのユニットを直径48mmのバッフルに付けた車載用です
  • 防水型では、ホシデンのHDR9270がIPX5とIPX8の等級を持ちます
  • フォスター電機の洗浄不可品は、半田槽でのディップ半田に使えません

ホーン用ドライバーユニットの値段

  • 値段を公式に出しているのは、ユニペックスとTOAのホーン用ドライバーユニットです
  • ユニペックスのP-300は15,000円、TOAのTU-760は22,300円、TU-760Mは29,100円、ユニペックスのP-600NTは32,000円です(どれも税抜)
  • ホーンは別に買います。TOAのTU-760に合うレフレックスホーンTH-750は16,300円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ユニペックスのP-600NTは、日本消防検定協会の認定品です
  • マイクロスピーカーとコーン型は値段を公式に出しておらず、見積もりで決まります

選び方のまとめ

  • 機器に組み込んで声や音楽を鳴らすなら、コーン型かマイクロスピーカーから選びます
  • 車や水がかかる機器なら、使える温度と防水の等級を先に見ます
  • 屋外や構内の放送なら、ホーン用ドライバーユニットとホーンを組み合わせます
  • 定格入力を超えて長く鳴らすと、ボイスコイルやエッジが壊れます。アンプの出力と定格入力をそろえます
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