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GUIDE / SOFT-STARTER

ソフトスタータとは?三相モーターの始動の衝撃を抑えるソフトスタータの種類(低圧・高圧)と、容量・バイパス・価格の選び方

サイリスタで電圧をゆっくり上げるソフトスタータの低圧と高圧の種類、インバーターやスターデルタとの違い、適用容量とバイパスの見方を、公式資料で確かめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

ソフトスタータは、モーターにかける電圧をゆっくり上げて、始動の衝撃を抑える始動器です。使うモーターの電圧で、200V・400Vの低圧の型と、3kV・6kVの高圧の型に分かれます。回転数を変えないポンプやファンなら、インバーターでなくソフトスタータで足ります。

ソフトスタータとは

ソフトスタータは、サイリスタの位相制御で電圧を少しずつ上げ、三相誘導電動機を滑らかに始動させる始動器です。減電圧始動器の一つです。始動が終わるとバイパスに切り替わるので、運転中の熱ロスが出ません。

比較ページには、日本の会社が自社のブランドで案内するソフトスタータを、型番の単位で載せています。海外ブランドを売るだけの製品とインバーターは除きました。

2つの種類

  • 低圧ソフトスタータ:200V級と400V級のモーターに使います。例は電光工業の SDS-4015B と SDS-4075、セブンの SSL-αⅡ です
  • 高圧ソフトスタータ:3kVと6kVのモーターに使います。例はセブンの HVS で、受注生産です

適用容量

  • 電光工業の α-Beat は、200V級が7.5〜75kW、400V級が15〜150kWです
  • セブンの SSL-αⅡ は、200Vが18.5〜45kW、400Vが30〜90kWです
  • セブンの HFS は、200Vが2.2〜150kW、400Vが3.7〜800kWです
  • セブンの HVS は、3kVが375kWから、6kVが750kWからです

バイパスの内蔵と外付け

  • 電光工業の SDS 型は、型式の末尾が B なら内蔵、無ければ外付けです
  • 200V 7.5kW 以下と 400V 15kW 以下が内蔵です
  • セブンの HFS は、内蔵の型を選べます

インバーター・スターデルタとの違い

  • インバーターは回転数を変えられます。セブンの資料では熱ロスが消費電力の5%程度で、高調波にも注意します
  • スターデルタは、デルタへ切り替えるときに大きな電流が流れます
  • ソフトスタータは回転数を変えられません。始動と停止を滑らかにする機械です

選ぶときに確かめること

選ぶときは「モーターの電圧」「モーターの容量」「止め方」の3つを先に決めます。

  • 電圧で低圧か高圧かが決まります
  • 容量で型番が決まります。定格電流も見ます。SDS-4015B は32A、SDS-4075 は145Aです
  • ポンプのウォーターハンマやコンベアの荷崩れが困るなら、ソフトストップを使います
  • 電源容量が足りないときは、メーカーに相談します。電光工業は、α-Beat は機械の衝撃を緩和するもので、動くために必要な電流は流れると説明しています

価格

電光工業とセブンの公式資料には、型番ごとの公開価格が載っていません。容量と電圧を決めて、メーカーに見積もりを取ります。

販売の状況

セブンの公式サイトは更新が2020年で止まっています。SSL-αⅡ と HVS が今も販売中かは、確かめられていません。問い合わせで確かめてください。

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