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ポンプ・ファン・コンプレッサーの三相モーターで、始動の衝撃や始動電流に困っている、設備・電気・購買の担当の方へ

ソフトスタータのメーカー2社比較【2026年】

ソフトスタータは、モーターにかける電圧を
ゆっくり上げて、始動の衝撃を抑える始動器です。

ABOUT

ソフトスタータとは

比較表を見る ↓

ソフトスタータとは、サイリスタで電圧を少しずつ上げて、
三相誘導電動機を滑らかに始動させる減電圧始動器です。
始動が終わるとバイパスに切り替わり、
運転中の熱ロスが出ません。

製品の特長

  • 電圧を無段階で上げる(サイリスタの位相制御)
  • 止めるときもゆっくり下げられる(ソフトストップ)
  • 始動が終わるとバイパスで運転する(本体は休止する)

使うメリット

  • 機械の衝撃が減る(ベルト・ギア・チェーンの傷みを抑える)
  • ウォーターハンマを抑えられる(ポンプの停止時)
  • 高調波の対策がいらない(インバーターと違う点)

選ぶときに注意すること

  1. 回転数は変えられない。速度を変えるならインバーターを使う
  2. 必要な電流は流れる。電源容量が足りないときは電流を抑えられる始動器をメーカーに相談する
  3. 電光工業のα-Beatは制御盤の中に取り付ける屋内用で、防爆エリアでは使えない
  4. 短い時間に始動と停止を繰り返すと、異常発熱することがある
  5. 旧型からの更新は3線式と6線式の違いを先に確かめる

※仕様は各メーカーの公式資料による。公開価格は2社とも見当たらなかった。セブンは公式サイトの更新が2020年で止まっており、販売中か未確認。

LIST

ソフトスタータの比較表

ソフトスタータ4製品の比較
製品・メーカーコスト製品の強み仕様公式ページ

低圧ソフトスタータ(200V・400V)

3製品
株式会社セブンソフトスタータ SSL-⁠αⅡ200V・400Vの中容量モーター口コミを書く要見積

コンパクト設計で設定も簡単な、低圧のシリーズです。200Vは18.5〜45kW、400Vは30〜90kWのモーターに使います。公式サイトの更新は2020年が最後で、販売中か未確認です。

種類
低圧ソフトスタータ(200V・400V)
適用電圧
200V、400V
適用電動機
200Vは18.5〜45kW、400Vは30〜90kW
制御方式
サイリスタ位相制御
バイパス
バイパス用電磁接触器で運転
始動と停止の機能
ソフトストップ、キックスタート、ハンチングジャンプ
販売の状況
販売中か未確認
記載なし
定格電流・保護・始動時間の範囲・外形寸法・質量・生産
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
電光工業株式会社ソフトスタータ α-Beat SDS-4015B400V級15kWのモーター口コミを書く要見積

バイパス回路を本体に入れた、小さい容量の型です。バイパス用の接触器を外に足さずに、400V級15kWのモーターを始動できます。始動時間は0〜100秒で決められ、キックやソフトストップも使えます。

種類
低圧ソフトスタータ(200V・400V)
適用電圧
400V、440V
適用電動機
15kW
定格電流
32A
制御方式
サイリスタ位相制御
バイパス
内蔵
始動と停止の機能
ソフトスタート、ソフトストップ、キック、ステップアップ
保護
電源欠相、入力電源未供給、装置温度異常
始動時間の範囲
始動時間0〜100秒
外形寸法
幅142mm、高さ248mm、奥行137mm
質量
約3kg
記載なし
生産・販売の状況
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)
電光工業株式会社ソフトスタータ α-Beat SDS-4075400V級55〜75kWのモーター口コミを書く要見積

外付けの接触器でバイパスする型です。始動が終わると商用に切り替わるので運転中の熱ロスが無く、冷却ファンもいりません。定格電流は145Aで、400V級の55〜75kWのモーターに使います。

種類
低圧ソフトスタータ(200V・400V)
適用電圧
400V、440V
適用電動機
55〜75kW
定格電流
145A
制御方式
サイリスタ位相制御
バイパス
外部接触器でバイパス
始動と停止の機能
ソフトスタート、ソフトストップ、キック、ステップアップ
保護
電源欠相、入力電源未供給、装置温度異常
始動時間の範囲
始動時間0〜100秒
外形寸法
幅216mm、高さ340mm、奥行184mm
質量
約8kg
記載なし
生産・販売の状況
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

高圧ソフトスタータ(3kV・6kV)

1製品
株式会社セブン高圧ソフトスタータ HVS3kV・6kVの大容量モーター口コミを書く要見積

3kVと6kVの高圧モーターに使える、受注生産のシリーズです。3kVは375kWから、6kVは750kWからで、運転条件はタッチパネルで決めます。公式サイトの更新は2020年が最後で、販売中か未確認です。

種類
高圧ソフトスタータ(3kV・6kV)
適用電圧
3kV、6kV
適用電動機
3kVは375kWから、6kVは750kWから
制御方式
サイリスタ位相制御
バイパス
バイパス運転機能
始動と停止の機能
ソフトストップ、キックスタート、ハンチングジャンプ
保護
異常電流による瞬時遮断、モータ電流の連続監視
生産
受注生産
販売の状況
販売中か未確認
記載なし
定格電流・始動時間の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ詳細・仕様カタログ(PDF)

低圧ソフトスタータ(200V・400V)3製品

株式会社セブン

ソフトスタータ SSL-⁠αⅡ

200V・400Vの中容量モーター

コンパクト設計で設定も簡単な、低圧のシリーズです。200Vは18.5〜45kW、400Vは30〜90kWのモーターに使います。公式サイトの更新は2020年が最後で、販売中か未確認です。

コスト要見積

種類
低圧ソフトスタータ(200V・400V)
適用電圧
200V、400V
適用電動機
200Vは18.5〜45kW、400Vは30〜90kW
制御方式
サイリスタ位相制御
バイパス
バイパス用電磁接触器で運転
始動と停止の機能
ソフトストップ、キックスタート、ハンチングジャンプ
販売の状況
販売中か未確認
記載なし
定格電流・保護・始動時間の範囲・外形寸法・質量・生産
公式ページへ
電光工業株式会社

ソフトスタータ α-Beat SDS-4015B

400V級15kWのモーター

バイパス回路を本体に入れた、小さい容量の型です。バイパス用の接触器を外に足さずに、400V級15kWのモーターを始動できます。始動時間は0〜100秒で決められ、キックやソフトストップも使えます。

コスト要見積

種類
低圧ソフトスタータ(200V・400V)
適用電圧
400V、440V
適用電動機
15kW
定格電流
32A
制御方式
サイリスタ位相制御
バイパス
内蔵
始動と停止の機能
ソフトスタート、ソフトストップ、キック、ステップアップ
保護
電源欠相、入力電源未供給、装置温度異常
始動時間の範囲
始動時間0〜100秒
外形寸法
幅142mm、高さ248mm、奥行137mm
質量
約3kg
記載なし
生産・販売の状況
公式ページへ
電光工業株式会社

ソフトスタータ α-Beat SDS-4075

400V級55〜75kWのモーター

外付けの接触器でバイパスする型です。始動が終わると商用に切り替わるので運転中の熱ロスが無く、冷却ファンもいりません。定格電流は145Aで、400V級の55〜75kWのモーターに使います。

コスト要見積

種類
低圧ソフトスタータ(200V・400V)
適用電圧
400V、440V
適用電動機
55〜75kW
定格電流
145A
制御方式
サイリスタ位相制御
バイパス
外部接触器でバイパス
始動と停止の機能
ソフトスタート、ソフトストップ、キック、ステップアップ
保護
電源欠相、入力電源未供給、装置温度異常
始動時間の範囲
始動時間0〜100秒
外形寸法
幅216mm、高さ340mm、奥行184mm
質量
約8kg
記載なし
生産・販売の状況
公式ページへ

高圧ソフトスタータ(3kV・6kV)1製品

株式会社セブン

高圧ソフトスタータ HVS

3kV・6kVの大容量モーター

3kVと6kVの高圧モーターに使える、受注生産のシリーズです。3kVは375kWから、6kVは750kWからで、運転条件はタッチパネルで決めます。公式サイトの更新は2020年が最後で、販売中か未確認です。

コスト要見積

種類
高圧ソフトスタータ(3kV・6kV)
適用電圧
3kV、6kV
適用電動機
3kVは375kWから、6kVは750kWから
制御方式
サイリスタ位相制御
バイパス
バイパス運転機能
始動と停止の機能
ソフトストップ、キックスタート、ハンチングジャンプ
保護
異常電流による瞬時遮断、モータ電流の連続監視
生産
受注生産
販売の状況
販売中か未確認
記載なし
定格電流・始動時間の範囲・外形寸法・質量
公式ページへ
Q&A

ソフトスタータ選びで、よくある疑問

購買担当の疑問ソフトスタータの価格は、いくら?

電光工業とセブンの公式資料には、型番ごとの公開価格が載っていません。容量と電圧を決めて、メーカーに見積もりを取ります。このページの4製品はどれも要見積です。

設備担当の疑問ソフトスタータの種類と違いは?

使うモーターの電圧で、低圧と高圧に分かれます。電光工業のα-Beatは200V級と400V級、セブンのSSL-αⅡは200Vと400Vの低圧です。セブンのHVSは3kVと6kVの高圧で、受注生産です。

設備担当の疑問インバーターとソフトスタータの違いは?

インバーターは回転数を変えられますが、ソフトスタータは始動と停止だけを滑らかにします。セブンの資料では、インバーターの熱ロスは消費電力の5%程度で、ソフトスタータは始動後にバイパスへ切り替わるので熱ロスが極小です。回転数を変えないポンプやファンならソフトスタータで足ります。

工場長の疑問スターデルタとの違いは?

スターデルタはデルタへ切り替えるときに大きな電流が流れます。ソフトスタータは電圧を滑らかに上げるので、この切り替えの電流と機械の衝撃が出ません。セブンはスターデルタの欠点を解消するために開発したと説明しています。

設備担当の疑問ソフトスタータで始動電流は下がる?

電光工業は、α-Beatは機械の衝撃を緩和するもので、動くために必要な電流は流れると説明しています。始動時間が長いほど始動電流は小さくなります。セブンの資料には、集塵機で始動ピーク電力が約半分に下がった事例があります。

施設管理の疑問何kWのモーターまで使える?

電光工業のα-Beatは、200V級が7.5〜75kW、400V級が15〜150kWです。セブンのSSL-αⅡは200Vが18.5〜45kW、400Vが30〜90kWです。セブンのHFSは400Vで800kWまであり、HVSは3kVで375kWから、6kVで750kWからです。

設備担当の疑問バイパスの内蔵と外付けの違いは?

内蔵は本体の中でバイパスし、外付けは別の接触器でバイパスします。電光工業のSDS型は型式の末尾がBなら内蔵で、SDS-4015Bが内蔵、SDS-4075が外付けです。セブンのHFSは内蔵の型を選べます。

経営者の疑問発電機の容量は小さくできる?

セブンの資料では、37kWのモーターの発電機容量はソフトスタータで66kVA、スターデルタで154.3kVAです。7.5kWなら13.4kVAと22.3kVAです。非常用の発電機を小さくしたいときに効きます。

施設管理の疑問ウォーターハンマは防げる?

ソフトストップで電圧をゆっくり下げると、ポンプの停止時のウォーターハンマを抑えられます。電光工業もセブンも、荷崩れを防ぐ使い方を案内しています。

設備担当の疑問始動時間は何秒に決める?

電光工業のα-Beatは0〜100秒の範囲で決めます。セブンの用途例では、ポンプが5〜15秒、一般ファンが3〜20秒、破砕機が10〜40秒です。

施設管理の疑問置く場所の条件は?

電光工業のα-Beatは、標高1000m以下の屋内で制御盤の中に取り付けます。周囲の温度は-10〜50℃で、非防爆構造なので防爆エリアでは使えません。

工場長の疑問古いソフトスタータを更新するときの注意は?

電光工業の新しいSDS型は3線式です。旧型の6線式は廃番なので、そのまま交換できません。LES型とLFS型も廃番です。

TYPES

ソフトスタータの種類の違い

低圧ソフトスタータ(200V・400V)

200V級・400V級の三相モーターに使う型です。制御盤の中に取り付け、始動時間やキックを本体で決めます。小さい容量はバイパス回路を内蔵する型があり、大きい容量は外付けの接触器でバイパスします。

向いている使い方

  • ポンプのウォーターハンマを抑える
  • ファンのベルト切れを減らす
  • スターデルタから更新する

根拠:(200V 7.5kw以下 400V 15kw以下はバイパス回路内臓)(出典2)

この種類の3製品を表で見る

高圧ソフトスタータ(3kV・6kV)

3kV・6kVの大きなモーターに使う型です。セブンのHVSは受注生産で、運転条件をタッチパネルで決めます。異常電流を瞬時に遮断し、モーターの電流を監視し続けます。

向いている使い方

  • 375kW以上の3kVのモーター
  • 750kW以上の6kVのモーター
  • 電圧降下を抑えたい大型の設備

根拠:3kV:375kW~ 6kV:750kW~ 三相誘導電動機ソフトスタータ(出典4)

この種類の1製品を表で見る
MAKERS

ソフトスタータの主なメーカー2社

株式会社セブン

コンパクト設計で設定も簡単な、低圧のシリーズです。

北海道

電光工業株式会社

バイパス回路を本体に入れた、小さい容量の型です。

東京都

出典
  1. 電光工業 α-Beat(ソフトスタータ)
  2. 電光工業 α-Beat plus カタログ
  3. 電光工業 α-Beat 取扱説明書 SDS型
  4. セブン Seven Soft Starter Series 製品概要資料
  5. セブン 会社概要
掲載基準

三相誘導電動機を、サイリスタの位相制御で電圧を上げて始動させるソフトスタータ(低圧・高圧)のうち、日本の会社が自社のブランドで案内する型番を載せました。インバーターは比較ページ inverter に分けています。古い型の電光工業 ACS・LES・LFS は廃番なので除きました。除いた会社は、富士電機機器制御(ATSシリーズはシュナイダーエレクトリック製品の販売)、リックス(ダンフォス製品の販売)、橋本産業(SS型の製造元を公式で確かめられなかった)、エコン(公式サイトに認証がかかり仕様を確かめられなかった)、ABB・ダンフォス・ロックウェル・シーメンス(日本語の公式ページか仕様を取得できず、日本法人の案内を確かめられなかった)⁠で⁠す⁠。セブンは公式サイトの更新が2020年で止まっており、販売中か未確認です。

ソフトスタータを作っているメーカーの方へ:掲載・訂正のご依頼(掲載は無料です)

CITE

引用

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