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GUIDE / LONG-RANGE-WIRELESS-LAN

長距離無線LANとは?Wi-Fi HaLow(IEEE 802.11ah)と5GHz帯ブリッジの種類と選び方

工場・農地・プラントで1km前後から数km先をつなぐ長距離無線LANの種類、通信距離・接続台数・速度・防水の見方、Duty比10%の制限を、公式の仕様で説明します。

2026年11月6日更新

この記事の答え

長距離無線LANは、1km前後から数km先まで電波を届ける業務用の無線LAN機器です。多くの機器をつなぐなら920MHz帯のWi-Fi HaLow(IEEE 802.11ah)、2地点を速く結ぶなら5GHz帯の屋外ブリッジを選びます。

長距離無線LANとは

長距離無線LANは、配線の届かない離れた場所を無線でつなぐ業務用の機器です。920MHz帯を使うWi-Fi HaLow(IEEE 802.11ah)と、5GHz帯の指向性アンテナで2地点を結ぶ屋外ブリッジがあります。

比較ページには、日本法人のある会社が自社ブランドで案内している機器を、型番の単位で載せました。

種類の違い

  • 920MHz帯の親機は、子機や端末をまとめてつなぎます。AP-100AH(JP)は半径1kmを受け持ち、子機を647台までつなげます。
  • 920MHz帯の子機とコンバータは、有線LANの機器を無線に変えます。BR-100AH(JP)は有線LAN機器を16台まで無線化できます。
  • 5GHz帯の屋外ブリッジは、向かい合う地点を結びます。EAP215-Bridge KITは最大5km、Beam Bridge 5 UR KITは最大8kmです。

選び方

選ぶときは「届かせる距離」「つなぐ台数」「送るデータの量」の3つを先に決めます。

  • センサーやカメラを広い敷地で多くつなぐなら、920MHz帯の親機を選びます。SGA1000は子局を498台までつなげます。
  • 離れた建物の間で大きなデータを送るなら、5GHz帯のブリッジを選びます。Beam Bridge 5 UR KITの速度は最大867Mbpsです。
  • 屋外に本体のまま付けるなら、防水の等級を見ます。ACERA 331はIP55、EAP215-Bridge KITはIP65です。
  • 電源が取れない場所なら、ソーラーパネルとバッテリーで動くACERA 331を見ます。

使うときに気をつけること

  • 日本のIEEE 802.11ahは、送信時間が1時間あたり累計360秒、Duty比10%までに決められています。
  • 電波がきれいな環境なら、1Mbps程度は続けて送れます。
  • 公式の距離は最大の数字です。ACERA 332Pの最大約1.5kmも、アンテナの高さや周りの環境で短くなります。
  • 5GHz帯の機種は、国内で屋外に使えるかを買う前にメーカーへ確かめます。
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